昨日の尖閣諸島周辺での日本と台湾の放水戦、テレビでご覧になった方も多いだろう。
台湾の漁船約40隻と、台湾で日本でいう海上保安庁の巡視船12隻が日本の領海に一時侵入した。
政府の尖閣諸島国有化への抗議活動が活発化しているが、台湾船の領海侵入は今回が初めてだ。
彼ら(台湾漁船)は漁獲量が減少することに対して抗議行動を行ったというが、日台の放水の応酬は大いに驚かされた。
民間レベルでは日本と台湾はこれまで友好的だったが、これまでの友好ムードを一掃してしまうのではないだろうかなどと懸念を抱いた。
おりしも昨日は中国と韓国が外交ルートで交渉したなどというニュースが伝えられていたが、尖閣、竹島問題で日本包囲網が張り巡らされている。
けさ、こんな記事を発見した。http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/yomiuri-20120925-01226/1.htm (読売新聞)
両国の歴史認識が大きく異なっているのは事実だ。
一方的に自国の利益だけを主張しあっても、この問題は解決の糸口を見出すことはないだろう。
日常からこつこつと積み上げてきた歴史認識を、きっちり外交の場で出し、それをきっかけに事態を一日も早く打開しない限りこの問題の進展は望めそうもない。
地球は狭い。今の時代、イデオロギーを乗り越え国と国が助け合っていくことが大切なはずなのに・・・
それをリードしていくのは、まずは政治家だと思うのだが。。。。