光山鉄道管理局・アーカイブス

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マイクロのEF59(1号機)

2017-02-26 05:57:32 | 車両・電気機関車
 昨年暮れに入線させていたNゲージロコから。

 物はマイクロのEF59 1号機です。
 EF59は以前にも同じマイクロ製品を入線させていますが、わざわざ2両目に手を出したのは
 「プロトタイプが違うから」というのに尽きます。

 瀬野八の後押し専門機関車であるEF59は形式名こそ同じなものの、種車がEF56とEF53の二種類があり外見上は「同じ形式名なのが信じられない」という特徴があります(笑)
 つまり前に入線させていたのがEF56ベースだったのに対して今回のはEF53が基になっています。

 しかも、この1号機は末期にはPS22パンタを搭載するという異色ぶり。
 PS22という下枠交差形パンタと言われて連想されるのはほぼ例外なく新型電機、昭和ひとケタ生まれのEF53にこれが載っている姿というのは違和感というか一種の異形感すら感じます。
 気のせいか避雷器も妙に近代的に見えますし。

 同じ瀬野八対応の改造をされたC52と同じ様な異形の匂いを感じさせるのが今回の1号機と思います。
 見るからに年季を重ねた古兵という感じで個人的には好きです。
 そして前面には見事なゼブラ模様。
 如何にも機能を特化した専用機と言った趣です。

 走行性はまあ、いつものマイクロの機関車という所です。
 今気が付いたのですが、完成品のラインナップを見る限り瀬野八補機のNゲージモデルはほぼマイクロの独壇場ですね。
 これまで私が入線させたのもすべてマイクロでしたがこの種のロコのモデル化が体質的に似あうメーカーだと思います。

 それにしても瀬野八といい碓氷峠といい、用途を特化した機関車というのはどれをとっても個性の塊ですね。
 大抵の機関車が汎用性重視でマニア以外には見分けがつかないのと異なりこれらの機関車はどれをとってもすぐ分かる。
 例えは何ですがパトカーや救急車に近い魅力があります。


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