光山鉄道管理局・アーカイブス

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マイクロのオロハネ10

2024-08-15 05:12:29 | 車両・客車・貨車
 先日入線した中古モデルから。

 この間訪れた中古ショップの店頭にあったマイクロエースのオロハネ10 500番台です。

 この客車、オロハネ10という妙に語呂のいい語感もあってわたしの記憶に残る客車ですが、生憎これが活躍しているところを見た事がなく、他の10系客車に比べると癖の強いデザインもあってこれまで注目していなかった客車ではありました。
 (いや、そもそも中古の出物を見掛けなかったですし奥やネットショップの中古は到底手が出ないお値段のものばかりでしたから)

 今回の出物は定価よりも幾分高価でしたがそれでも奥の相場よりはだいぶ格安だったのでどうにか買えるかなといったところでした。

 改めてモデルを眺めてみると車体の中央部の扉を境にA寝台とB寝台が区分けされた独特のデザインは10系はもとより国鉄の客車っぽさも希薄な印象で、むしろ欧州型の客車にごく近いイメージもあります(どうかすると1両の20M級というよりは2両の3軸客車に見えたりしてw)
 そのせいか欧州型の機関車につなげても意外と違和感がなかったりしてw

 ところでオロハネ10は元々山岳線列車の牽引定数の制限に対応するためにA寝台を車体の半分に振り分けているのだそうで、以前当ブログで紹介した急行三瓶にも組み込まれています。
 編成表を見るとオハネフの次位にオロハネが繋がれ、その後は普通客車(オハ47やナハ11など)が3,4両繋がる構成の様でしたから比較的短編成で寝台車を組み込んだ急行にはうってつけの車両といえそうです。
 その意味ではレイアウト向けというか手軽な運転を楽しむうえでは重宝する客車ではないでしょうか。


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