
このあいだの鉄道の日の買い物の話です。
だからという訳ではないのですが近所のショップで中古を漁ってきましたがその中から少し不思議な話を。
今回見つけたのはマイクロの215系「ホリデー快速 ビューやまなし」の10連でした。
中古である事を考えるとまあ妥当な値段でした(これには落ちがありますが)総二階の電車と言うのはそれだけで結構珍しい存在ですがカラーリングの妙でしょうか、不思議と欧州調の垢抜けたデザインに見えるから不思議です。
実物も近所では週末辺りになると結構見かける車両なのですが眺めていると「そこだけヨーロッパ」みたいな感じで(笑)
モデルの表現もなかなか良い線を言っていると感じます。強いて不満を言えばメッキ丸出しのクーラーに少し違和感を感じるのとせっかく先頭車の1階部分が機械室で窓が無いなら思い切ってそこを動力車にしてくれればよかったのにと思うくらいでしょうか(実際は走行性確保のための止むを得ない処置と思います。動力は2号車ですが1階部分の窓から豪快に動力が見えるのがなんとも)
さてこの215系、先ほど持ち帰ってパッケージの中を覗くと何かが変です。
両数は確かに10両でしたし外見上のトラブルも見当たりません。
なので咄嗟には判りませんでした。

ところが線路に乗せる段階ではっとしました。この編成「2号車が2両ある」のです。
このセットの場合、2号車が動力車なので当然「動力車も2両」という事になります。
その代わりに3両目のサハがありませんでした。

まさかと思ってチェックしてみると2両とも走り出しました。但し、コンディションが異なるので2M運行は剣呑な気がしました。
強いて手を打つなら遅い方を前につけた動力車同士の二連で組み合わせるのが走行上は無難と思います。
まあ、動力車が2両あるとなればある意味お買い得な価格設定ではあったのですが。
説明書でも動力車は1両ですし、一体どういういきさつでこんな構成のセットなのか、メーカーがやったのか前ユーザーなのか。
何か謎が謎を呼ぶ構成ではあります。

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