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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

モジュールのプランニング

2008-06-10 22:19:36 | モジュール.1

 今回のモジュール製作で考えた条件として一般の人の目に触れる運転会での使用を前提としている事が先ず考えられました。
 それらの人達はモジュールの風景も楽しむでしょうが、それと同じ位に長編成の列車群が行き交う様を楽しむのではないかと考えました。今回のフォーマットでは接続部分が規格に合致していればその範囲内でカーブを組む事も可能なようでしたが、初めての製作という事もあって線路配置については基本をいじらずに直線のみで構成する事としました。
 全長900㎜は20メートル級車輌に換算して7~8両分の長さに相当します。この幅一杯に直線が敷かれれば編成としての列車を格好良く見せる事が出来そうでした。

 次にシーナリィですが、最初の計画では線路のすぐ脇を台地としてその上にビル街を配し、その前の通りに路面電車線を並べようと考えました。この時点ではTOMIXの自動運転ユニットの使用を前提に直線の行ったり来たりプラスポイントの自動操作によって本線を跨ぐ橋の上にも電車を走らせようかと考えました。

 しかし、このプランは線路配置に無理がある事や造りが大掛かりになることから初めてのモジュール製作としてはかなり手に余りそうな感じがしてきた事から一旦白紙に戻しました。
 初めての作なのでまずは単純でも風景をきちんと作る方を優先させようと考え直した訳です。

 こうして再び配置しなおした物が上の写真です。
「都市近郊の普通の沿線風景」をモチーフに平地の町並みと台地状の丘を組み合わせる方向で製作する事としました。
(続く)
 

無題

2008-06-10 21:57:14 | その他
このブログを開設して以来、取り上げる話題は殆どがレイアウトか鉄道模型関連のものばかりでそのほかの話題、殊に時事関連の話はする事がなかったのですが、今回だけはご勘弁いただきたいと思います。

 一昨日の秋葉原での集団殺傷事件を私が知ったのは一昨夜、先日分のこの日記をアップした直後でした。

 テレビに映し出される光景の痛ましさには言葉がありませんでした。

 その惨状の背景。
 そこには私自身が年に何度かとはいえ、私自身も鉄道模型をはじめ色々な物を買いに出かける度に見慣れた秋葉原の町並みがありました。

 余りに不条理な光景。

 現場となった場所は私が電車で秋葉原へ来た時には必ず通行するポイントだった様です。
 その直前まで「いつもの秋葉原」だった場所が数分のうちに惨劇の場と変わってしまった姿。

 何かが少し違っていたら自分もそこにいたかもしれない。
 犠牲者と自分とを分けた物は本当に「単なる偶然」に過ぎないかもしれない。

 テレビの映像なのに心底怖かった。
 普段ニュースで見かける事故や事件の現場のどれよりもその光景が恐ろしく感じられました。
 勿論犯人への憤りや犠牲者の痛ましさも強く感じました。
 しかし、お恥ずかしい話ですがこの歳になるまでにこのような不条理さの恐怖を感じたのは初めてでした。

 他人事ではない。それなのに自分に何が出来るのか。
 

 最後になりましたが、この場を借りて犠牲者の皆様の御冥福をお祈り致します。