2011年春アニメが始まり続けているので最終回と並行して進めています。今回はテレビ東京で放映されていた2期もの「テガミバチREVERSE」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「テガミバチREVERSE」…ジャンプスクエアで連載されている浅田弘幸の漫画「テガミバチ」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はスタジオぴえろです。今回の1話は1期の最終話の続きで、ノワールに心弾銃で撃たれたところの続きから始まり2期から暗躍してくる反政府組織リバースが登場してきてニッチが失踪するところから始まっていました。
もともと1期のときから微妙なシナリオで女性キャラ以外見所が無いアニメでしたが、2期になりいよいよ物語の核心に触れ完結すると思いきや…序盤は相変わらずの手紙を届ける話が続いていて話はあまり進んでいませんでした。そんな中ニッチの故郷ブルーノーツ・ブルースに到着したときはニッチの過去が明らかになったり、ゴーシュことノワールがなぜああなったのか分かったのは良かったです。
ただし物語の核心の一つだった人の心で輝き続ける人工太陽の謎や、人体実験を繰り返したりアンバーグラウンドの人間をまともに扱っていない首都アカツキのことがまるで無かったかのように無視され続け、結局今回の2期は三行にまとめると
反政府組織リバースが暗躍、ガイチュウカベルネ復活
↓
ラグ達テガミバチがそれを阻止、ラグ一撃でカベルネ倒す
↓
僕たちテガミバチの配達人生はこれからだ! 完
といった感じでとても1期2期合わせて50話も放映したとは思えない内容の薄さでした。これ、1期2期合わせて24話でも十分行けた気がします。
しかし1期からの伝統で相変わらず女性キャラは非常に良く、しかも2期ではアリアの出番も多かったし、1期のキャラも通しで登場していたためここは良かったです。あと前期後期共にエンディングは演出が良く、前期ではゴーシュのシルエットからノワールに変わる演出が良かったし、後期ではラグとニッチが今までの話で登場した色々な道を歩きながら家に帰る演出が印象的でした。
総評
全体的な感想としては、合計4クールで50話近く放映したのに結局これだけしか話が進まなかったというのが驚きな作品でした。これなら2クールで十分収まりそうな気がします。せめてもうちょっと物語の核心を明かして欲しいところでした。
個人的評価としては、話の内容としては面白くありませんでしたが女性キャラ、中でも今回はアリアがエロかったのでそこのところを評価して視聴継続のBランクでした。