2013年夏アニメ「義風堂々!!兼続と慶次」第1話の感想文

2013-07-10 05:45:55 | 2013年夏アニメ関連

今回はテレビ東京の新番組アニメ「義風堂々!!兼続と慶次」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

GihuuGihuu1Gihuu2Gihuu3「義風堂々!!兼続と慶次」…月刊コミックゼノンで連載されている、武村勇治の漫画「義風堂々!!兼続と慶次-前田慶次酒語り-」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオディーンです。総監督は原作者の原哲夫、シリーズ構成は今川泰宏などスタッフは豪華なようでした。

Gihuu4Gihuu5Gihuu6Gihuu7序盤の酒盛りシーンからすでに作画が怪しいのはご愛敬。やはり原哲夫の絵はアニメにすると途端にバランスが悪くなります。一番良かったのがOVAや初代だったように思いますが、それに輪をかけているのが演出でした。とにかく迫力がなくて、絵で迫力が出せない分オーラや虎とか不動明王とか桜吹雪などを駆使して迫力を出していましたが、どう見ても小手先でごまかしているようにしか見えません。直江兼続の声が浪川大輔なのも妙に爽やかで声にも迫力は感じられませんでした。

Gihuu8Gihuu9Gihuu10Gihuu11ただ序盤に「花の慶次~雲の彼方に~」の最終話の後の慶次が現れたのは非常に懐かしくて良かったです。初見で見ると面白くなさそうですが、過去の前田慶次作品を見ていたことのある人ならそこそこ楽しめそうでした。

Gihuu12Gihuu13Gihuu14Gihuu15でもさすがに慶次が琵琶のバチで男2人を斬り殺すのはなんともギャグにしか見えませんでした。流血のシーンもどうやったらあんな血の出かたをするのか謎です。そのため抽象的な演出も相まって納得のいかない箇所も少なからずありました。

作画はあまり良くないです。中途半端にデジタル作画な分一枚絵に迫力が感じられずアクションシーンも迫力がありませんでした。BGMは思いの外良く、慶次が琵琶を弾くシーンは一発ネタではなくちゃんと演奏していて良かったです。主題歌もそれほど悪くはなかったし、エンディングのデュエットは良好でした。

総評

Gihuu16_21話の全体的な感想としては、内容としては面白いと思うけれど迫力が全くなくてイマイチでした。作画を含め演出をもっと頑張れば良くなりそうなだけに残念です。ただ原作の花の慶次のその後が見られるという意味では貴重でした。

1話の個人的評価としては、やり方によっては面白くなりそうですが1話であの状況ならこの先化ける可能性はなさそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。原作を読めば十分な気がしました。


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