2014年(のアニメ)を振り返る3

2014-12-31 22:02:01 | アニメ

それではいよいよ2014年アニメランキングのベスト3、第3位は9年ぶりの続編で、2014年アニメの中でも屈指のミステリアスな雰囲気を出していたこの作品でした。

第3位「蟲師 続章」

2014 年4月から12月まで放映、アニメ制作はアートランドです。序盤こそ原作力不足気味でスケジュールもカツカツのようでしたが後半以降昔どおりに戻り、ハッ ピーエンドだけでなく考えさせられる終わり方の数々、当時表現不可能と言われた蟲の演出を9年前と変わらず見事に表した映像及び音響と、物語の空気を見事 に映像作品として表現した傑作でした。

続いて第2位は、2014年最大の話題作にもなったこの作品で、アニメが終わった現在でもまだまだ熱が冷めないこの作品でした。

第2位「ラブライブ!2」

2014年4月から6月まで放映、アニメ制作はサンライズです。2期は失速する法則を見事に打ち破り1期の伏線を見事に生かす心揺さぶる演出の数々、そしてアイドルアニメながらスポ根もので分かりやすい構成、動きまくりのライブシーンに加えBGM及び楽曲も素晴らしく、キャラクターの魅力を十二分に引き出すシナリ オも相まってアイドルアニメの枠を越えた見事な作品でした。最終回さえ無ければ文句無しで1位だったところだけ惜しかったです。

そして2014年高崎の超個人的主観によるアニメランキング、今年の1位は往年の人気シリーズの新作でありながら斬新な話で、ガンプラ世代が大盛り上がりだったこの作品でした。

第1位 「ガンダムビルドファイターズ(1期)」

2013年10月から2014年3月まで放映、アニメ制作はサンライズです。歴代ガンダム作品とは全く違うガンプラ同士を戦わせるという話ですが、だからこそできる世代を超えた斬新な戦いの数々、そして遊びだからこそ夢中になれるというテーマが根幹にあるところ、そして何より久しく忘れていた「次はどんなのが出てくるんだろう」というワクワクする感情を思い出させてくれた傑作でした。所々にスタッフの遊び心が隠されていたところも良かったです。

以上で高崎の超個人的主観による2014年アニメランキングは終了となります。続いては2014年ベストオープニング・エンディング大賞です。

2014年アニメで最も素晴らしかったオープニングは

Love Live! School Idol Project Op. 2

「ラ ブライブ!2」より「それは僕たちの奇跡」です。1期よりさらに進化したCGと手描きの融合に加え楽曲も良かったですが、何より所々カットインで入っているメンバーの描写がBDやCDのジャケットが元ネタになっているという、分かる人には分かる憎い演出が光っていました。

続いてベストエンディング大賞は

SAOⅡED[Startear]春奈るな

「ソードアート・オンライン2」より前期ED「Startear」です。後半のシノンの一回転ジャンプこそ意味不明ですが、色鉛筆で描いたような淡い描写が印象的で春奈るなの歌も素晴らしく丁寧に作られたエンディングでした。

続いてベストキャラクター賞に移ります。まずは男性部門から。

第1位

「ピ ンポン THE ANIMATION」よりペコこと星野裕です。最初のうちこそダメ人間に成り下がっていましたが、スマイルにとってのヒーローであり続けようとしてからの変貌ぶりが印象的でした。並み居る強豪達との戦いでついに決勝戦まで上り詰め、それからも活躍し続ける姿が格好良かったです。ヒーローとは顔では決まりま せんでした。

第2位

「は じめの一歩 Rising」より鴨川会長です。原作でも人気のエピソードがついにアニメ化されていましたが、戦後で物が無い時代にボクシングではなく拳闘で必死に生きた男達として描かれていて、ほとんど誰も知らない鴨川会長の鉄拳の由来や、その生き様が格好良かったです。

第3位

「弱虫ペダル」より御堂筋翔です。こちらはカッコイイというより個性が強いという意味でランクインしてきました。口も性格も悪いですが三年生でさえ従えるその圧倒的な実力と存在感により弱虫ペダルの中心人物の一人に食い込んでいました。厨っぽいカスタムロードバイクも良い感じです。

続いては女性部門です。

第1位

「ガンダムビルドファイターズ」よりアイラ・ユルキアイネンです。当初はクール系でおとなしめな印象でしたが、いざ大会に参加となると会場を抜け出し買い食いしまくるというその予想外のキャラクター性、そしてレイジと会話していくにつれ次第にデレていくところと、ガンプラの腕だけでなく萌えまで兼ね備えたオールラウンダーでした。

第2位

「ラブライブ!2」より星空凜です。2期で最も株を上げたヒロインの一人で、1期では控えめにしていたのが2期でついに表舞台に出てきたかんじでした。今まで自分のことを可愛いと思っていなかったのが、イベントの一言とその後赤くなりながらスカートに履き替える演出が素晴らしかったです。

第3位

「ディーふらぐ!」より高尾部長です。おとなしいキャラでありながら巨乳とお約束を備えつつも、一番の魅力はなんといってもこのすぐテンパったり半泣きになるメンタルの弱さでしょう。非常にいじられキャラとしての地位を確立しており、必殺高尾斬はご褒美です。

以上をもちまして、2014年高崎の超個人的主観によるアニメランキングは全て終了となります。今年も数多くの話題作や地雷が誕生し盛り上がっていました が、来年も早速話題作があるようで盛り上がりそうです。そして今回のランキングの作成においては友人の協力無くしてはできなかったのでこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

2015年もアニメ三昧な日々になりそうですがよろしくお願いいたします。

2014年(のアニメ)を振り返る 完



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