2014年秋アニメ「寄生獣 セイの格率」第1話の感想文

2015-12-28 17:03:33 | 2014年秋アニメ関連

年の瀬が近いですが、編集中だったのがあったので上げておきます。今回は2014年の秋アニメ「寄生獣 セイの格率」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「寄生獣 セイの格率」…月刊アフタヌーンで連載されていた、岩明均の漫画「寄生獣」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。アニメ化される原作が枯渇していると言われる現代で実に20年以上アニメ化されていなかった名作でしたが、売れづらい雰囲気のアニメのせいか今までアニメ化されていない作品でした。

序盤からいきなり惨殺シーンだったためインパクトは絶大でした。序盤だけで無く終始肉片や流血シーンが多く、地方でもモザイクがかかりそうなほどグロいシーンがありましたが、規制が一切無しなのはさすが日テレ深夜アニメといったところです。

放映前から平松伸二のキャラクターデザインは相当叩かれていましたが、アニメで実際に動くと個人的にはそれほど気になりませんでした。原作が20年前なので設備やテクノロジーも大分変わっているのを改変しているのも個人的には良かったです。逆に公衆電話や辞書を使っていたりしたら今では気になっていたかもしれません。

平野綾がミギー役で声優出演しているというのも意外ですが結構合っているようにも聞こえたし声優陣も堅実に揃えてきていて良かったです。原作の人気も高いし、どう話を進めてくるのか期待したいところでした。

作画は普通です。キャラクター作画はちょっと古くさい感じがしますが安定していたし悪くはなかったです。BGMも良く、特に不安を煽るシーンでのBGMの盛り上げ方が上手く、主題歌もオープニングが日テレ深夜アニメではおなじみのFear, and Loathing in Las Vegasでしたがシャウトっぷりが作品に合っていました。

総評

1話の全体的な感想としては、過去の名作を現代風に合わせてあって面白かったです。原作の持つ不気味さをアニメで上手く表現していたし、スマートフォンやネット検索など原作に影響が出ない程度に改変しているところや、原作とはかなり違うキャラクターデザインなど意見が割れそうな部分も多かったですが今時のアニメには珍しいインパクトの強い作品でした。

1話の個人的評価としては、十分続きが気になる話だったし雰囲気も緊迫していて面白かったので永久保存版のAランクです。日テレ深夜アニメらしい作りなので終始安定してそうでした。

 



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