2010年冬・アニメ最終回の感想文その12

2010-05-24 03:14:17 | 2009年秋アニメ関連

 今回もハイペースで視聴していきます。今回はローカル局で放送された「乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪」の最終話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。今回も前回に続き最後に総評がありますので、結論だけ見たいならそちらで十分かもしれません。

Nogizakaharuka Nogizakaharuka1 「乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪」…電撃文庫から刊行されている、五十嵐雄策のライトノベル「乃木坂春香の秘密」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はディオメディアです。2008年の1期から1年後に第2期が始まったこの作品、1話からいきなり温泉回でしかも東京MX放送以外で規制が入りまくり、1話の時点で評判はかなり悪かったです。

それでも作品としてのテンポが良ければ全然気にならなかったんですが、この作品は…かなりキツイですね。

Nogizakaharuka2 Nogizakaharuka3 超名門お嬢様な乃木坂春香の秘密を知ってしまった主人公の綾瀬裕人と、乃木坂春香のイチャイチャぶりが延々と続く作品ですが、とにかくお色気描写が多い!乳揺れパンチラはもちろんのこと、偶然の事故で押し倒したり、キスしそうな展開になったらまず間違いなく電話が鳴ったり誰かが乱入したりと、ラッキースケベと寸止めのオンパレードで先の展開が分かりやすすぎて面白味も盛り上がりもありませんでした。これはこういうのを楽しむ作品なんでしょうか。

Nogizakaharuka4 Nogizakaharuka5 それ以外では天王寺冬華の声優が釘宮理恵だったつながりで、手乗りタイガーやシャナの称号が作品中に出てきたり、妹回では「みっかみかにしてあげる♪」など他作品のパロディも至る所に見受けられました。それらのパロディはさりげない程度でしたが、この作品で一番面白かったのは乃木坂玄冬の声優だった立木文彦で、良い意味で悪ノリしてて碇ゲンドウのパロディまでやっていて主人公達よりイイ味を出していました。

Nogizakaharuka6 Nogizakaharuka7 他にも、文句を言いながらも綾瀬優人を応援していたアイドルの姫宮みらんとか脇役は結構良かったと思いましたが、逆に不快なキャラも何人かいて、中でも中盤から登場したスリーピースプロダクションのマネージャー2人組は今作で最も嫌われたキャラクターでした。この2人が開き直った10話は特に実況でも評判が悪く自分も見ていてかなり不愉快になりました。なんでアニメみて不快にならなきゃいけないのか…。

なんだかんだでお約束な展開でしたが最後も温泉回再びで規制が入りまくり、すごい強引な展開に加えラストでもキス寸前にメイド隊が乱入して結局最初から最後まで全く綾瀬優人と乃木坂春香の仲は進展しないまま終わってしまいました。

総評

Nogizakaharuka8 全体的な感想としては、ラッキースケベと寸止めのオンパレードでどこを楽しめばいいのか自分にはサッパリ分かりませんでした。作画もあまり良くなかったし18禁エロアニメに見えてしまったのでここもマイナスポイントで、せめてもうちょっとテンポが良ければ面白かったかもしれません。結局何も進展しないまま終わったので3期も十分できそうですが個人的にはもうこれ以上続けなくてもいいんじゃないでしょうか。でも立木文彦と井上喜久子が演じていた乃木坂夫婦は良かったと思います。


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