春は1年続く作品も次々と入れ替わります。今回は「レディ ジュエルペット」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「レディ ジュエルペット」…サンリオとセガトイズのキャラクター商品「ジュエルペット」のアニメ化第6作品目で、アニメ制作はスタジオコメットとZEXCSです。
いきなり舞台がジュエルランドになってしまう強引な展開は歴代でも良くありましたが、気になるのはやはり今期のジュエルペット達の性格はどうなっているのかでした。ルビーは相変わらずの落ちこぼれ設定でしたが、一番衝撃だったのは見下した発言をしていたオパールでした。ジュエルペットの声優が人間キャラの声優も兼ねるのは相変わらずで、今期も沢城みゆきや豊崎愛生が何役もがんばっていました。
そしてキャラクターデザインは歴代でも上位に入るほど良かったです。かつて上位だったてぃんくるやサンシャインに勝るとも劣らない可愛いデザインは素晴らしく、しかも何人かはおっぱいまでパワーアップしていたため文句無しでした。あえて言うならかろんが猛烈に棒だったので、どこのタレント引っ張ってきたのかと思うレベルです。
魔法のアイテムマジカルレターペンの前の所持者の声が聞こえる展開は良かったですが全体的な話としてはあまり面白いとは感じず、しかも監督が微妙なアニメ作品ばかりで有名な川崎逸朗なので正直面白くなるとは思えないのが実に惜しい。もしかしたら化けるかもしれないけれど1話の時点ではそうは感じませんでした。
作画は良好ですが所々気になる部分はありました。ジュエルペット作品はときおり作画が非常に危うい回があるのでこれから先どうなるのかは不安です。BGMは非常に良く、結婚式や無人島でのBGMが特に良かったです。主題歌はエンディングがサンリオ作品らしい狂気に満ちていて、2Dと実写のダンスが融合した衝撃的な作りでした。
総評
1話の全体的な感想としては、サンリオ作品特有の狂気をあまり感じないマイルドな子供向け作品で無難な出来でした。歴代ジュエルペット作品でも上位に入るほどキャラクターは可愛かったですがあまりにも無難すぎるところと、監督が川崎逸朗なので期待できなさそうなど不安要素もありました。
1話の個人的評価としては、子供向けとしては悪くはなかったですが面白いとは感じなかったので残念ながら視聴打ち切り予定のCランクです。
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