2010年秋アニメ考察

2010-09-30 18:57:35 | 2010年秋アニメ関連

2010akianime_2 2010akianime1_2 2010akianime2_2 2010akianime3_2 すでに2作品ほど新番組アニメが始まっていますが、いよいよ某笑顔動画で「2010年-秋-アニメ新番組ラインナップ紹介」も投稿され今週から2010年秋アニメ…すなわち2010年最後の新作アニメが始まろうとしています。というわけで今回も個人的見解も加えつつ注目作をピックアップしてみたいと思います。

Index1_2 今回の2010年秋アニメで最も注目されている本命作品といえば、やはり「とある魔術の禁書目録Ⅱ」でしょうか。科学と魔術を絶妙にブレンドしたバトルものアニメの2期作品で、1期も面白かったしスピンオフ作品「とある科学の超電磁砲」もヒットを記録しているし今回もJ.C.STAFFの本気が見られそうです。

Stardriver1_2 続いてこちらはアニメ紳士の間では前人気が非常に高い作品「STAR DRIVER 輝きのタクト」も見逃せません。2006年のSランクアニメ「桜蘭高校ホスト部」で監督を務めた五十嵐卓哉氏、脚本を務めた榎戸洋司氏、そしてアニメ制作はボンズと最強クラスの布陣が再び結集した今作、個人的にも大本命で銀河美少年には嫌でも期待してしまいます。綺羅星!

Soranootosimono10 続いて期待度が高く個人的に注目している作品としては「そらのおとしもの f(フォルテ)」があります。1期の空飛ぶパンツで伝説を残したあの作品の2期、いよいよ新キャラのアストレアも登場するようで1期では謎に包まれていた空の世界について明らかになるのかもしれません。

Orenoimouto そして2010年秋アニメで最も宣伝含めアニプレックスが猛烈にアピールしている作品「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は嫌でも注目してしまいます。この作品は個人的に名前は知っていますが面白さとなるとどれほどのものか…作画だけ見ると良さそうですが萌えアニメと思われるので正直お腹いっぱいな気も…果たしてどれほどのものか見届けてみるつもりです。

続いては放送局別に注目作をピックアップして見ていきたいと思います。

Bakuman まずは天下の国営放送NHKから意外や意外の新番組「バクマン。」が始まります。子供向けのアニメならまだしもジャンプ作品、さらにアニメ制作はJ.C.STAFFと正直NHKアニメとは思えない布陣です。小畑健の漫画をアニメ化させたらマッドハウスの作画は目を見張るほどのオーラを感じましたが果たしてJ.C.STAFFの場合どれほどの作画を見せてくれるか…そして原作の面白さをどこまで引き出せるか注目してます。

アニメにおいて現在地位を急上昇させているTBS、しかし今期は逆にアニメ枠を縮小させてきています。今期のTBSアニメの新作では「それでも町は廻っている」「咎狗の血」の2本と控えめの本数でした。前者は久々の新房監督×シャフトの新作で主役の声優は小見川千明です。後者は腐女子向けアニメで全くの未知数、しかし今年の腐女子向けアニメはひと味違う作品が多いのでもしかしたら化けるかもしれません。

フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作としては「海月姫 ~くらげひめ~」が始まります。クセのある作品が多めですが評価が極めて高い作品も多いノイタミナ作品の新作ということで期待していますが、少々気になるのはシリーズ構成が花田十揮氏ということでしょうか。

かつて深夜アニメでの地位を揺るぎないものにしていたテレビ東京、現在はTBSに水をあけられている状況が続いていますが今回は一気にアニメ枠拡大で攻勢に乗り出してきました。まずは「テガミバチ REVERSE」「荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ」「おとめ妖怪 ざくろ」「侵略!イカ娘」「神のみぞ知るセカイ」そして「FORTUNE ARTERIAL 赤い約束」…て多い!予想以上の本数を投入してきました。この中で個人的に注目しているのは「神のみぞ知るセカイ」ですね。少々クセの強い作品を作りますが評価も高いマングローブ制作でキャラクターデザインが渡辺明夫氏なのも見逃せません。

最後にローカル局で放送されるアニメで個人的に注目している作品は「もっと! とLOVEる」「スーパーロボット大戦 -ジ・インスペクター-」そして「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」そして「薄桜鬼 碧血録」あたりですね。とLOVEるはTBSで放映された当時の作品はとてつもない地雷に加え地上波規制でパンチラ皆無のすさまじい出来でしたがローカル局アニメになりどうなるか…しかしなぜ今になってとLOVEる?スーパーロボット大戦のほうも似たようなかんじでキー局で以前放映されていましたがここになって再びのアニメ化となりローカル局放映です。しかし絵柄だけ見るとどうしても古くさい印象しか受けないので少々心配。パンストのほうは久々となるGAINAX制作で相当クセの強そうなオリジナル作品なので視聴してみないとなんとも言えないですね。

 …このように秋アニメもなかなか個性派が揃ってきました。しかし今も昔も言われ続けていますがそろそろ萌えアニメもネタが尽きてきた感じがします。代わりに台頭してきたのが腐女子向けアニメですがこれからこの勢力図がどのように変化していくか要注目です。それでは今期も今週から始まる新作アニメラッシュ、可能な限りがんばります。