久々に心が震えた30

2012-09-16 21:26:47 | 2012年夏アニメ関連

P.A.WORKS久々となるオリジナルアニメ「TARI TARI」…1話の時点で良く出来ていましたが、2話から早速化けた気がします。

Taritari22Taritari23Taritari24Taritari25アニメなどでは御法度と言われる言葉同士のかぶりを使ってきた大胆な手法も意外でしたが、後半のまさかのアクシデントにより合唱部が出場できるかどうかのシーン以降が秀逸でした。

Taritari26Taritari27Taritari28Taritari29あきらめようとしていた来夏を紗羽が後押しして一緒に出場するところ、「もう次は無いんだよ!?」の一言、そして2人だけで歌おうとするところに和奏が助太刀するタイミングの良さ、極めつけはなんといっても「心の旋律」を歌うところでしょう。

Taritari30Taritari31Taritari32Taritari33歌で有名な声優は数多くいますが、この瀬戸麻沙美と早見沙織の組み合わせはかなり珍しいです。早見沙織は結構前から知る人ぞ知るといったかんじでしたが、瀬戸麻沙美は「ちはやふる」で一気に知名度を上げた若手だったはず。人選が非常に素晴らしかったです。

そしてそのまま流れるようにエンディングに行く演出も見事!作画、話の展開、演出、音楽が全てかみ合った回でした。これは近年まれに見る青春アニメかもしれません。


2012年夏アニメ「カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~」第1話の感想文

2012-09-15 22:14:48 | 2012年夏アニメ関連

iPhone5の情報を見つつローカルアニメも視聴していきます。今回は「カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

KanpiKanpi1_2Kanpi2Kanpi3「カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~」…集英社スーパーダッシュ文庫から刊行されている丈月城のライトノベル「カンピオーネ!」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。

Kanpi4Kanpi5Kanpi6Kanpi7舞台はイタリアのようで、そこに謎の石板を届けに行った主人公の草薙護堂の元に謎の金髪美少女が現れ、石板を奪おうとしたら今度は急に人が誰もいなくなり、まつろわぬ神とやらが現れ、金髪美少女は魔法陣出して剣出して戦い、謎の少年が急に現れたり…と、序盤から怒濤の展開でした。ちなみにほとんど説明が無かったので訳が分かりません。後半で魔女ルクレツィアが石板については少し説明していましたが、それでも説明が足りないくらいです。

Kanpi8Kanpi9Kanpi10Kanpi11しかしキャラ萌えアニメとしてはなかなか優秀です。ヒロインのエリカが終始エロかったしドレス着たり下着姿で寝たりしてたし、ルクレツィアもエロい格好してたので女性キャラは良かったです。主人公はとりあえずおまけみたいなもので特徴はありませんでしたが、最後でちょっとカッコいいようなことをしてたのでもしかしたらこれから化けるのかもしれません。

Kanpi12Kanpi13Kanpi14Kanpi15それにしても設定がとにかく分かりません。原作を知っているなら分かるのかもしれませんが、後半でもお構いなしに超展開は続き、神王メルカルトと軍神ウルスラグナの戦いが始まったと思ったら十の化身とか言い出すし、黄金の剣とか出てくるし、最後に主人公が石板かざしたら黄金の剣を奪い取った?と思ったらゲートオブバビロンが発動して、マダオ…ではなく立木文彦のナレーションが始まり終わり…。とにかく頭に???が出っぱなしでした。1話に詰め込みすぎて原作未読者を完全に置いてきぼりにしていたと思います。

作画は良かったです。下着シーンにも規制は無かったし、乃木坂レベルのあざといボディではないところも高評価です。バトルシーンも結構頑張っていました。BGMはラストは盛り上がっていて良かったですが、1話はオープニングもエンディングもありませんでした。

総評

Kanpi161話の全体的な感想としては、訳が分からなかったけれどヒロインはエロかったです。設定が先走りすぎて視聴者を置いてけぼりにする点においては典型的な駄目アニメでした。キャラクターやバトルシーンはそこそこ良かったので原作を知っている人なら楽しめるかもしれませんが、アニメから入るとついていけませんでした。

1話の個人的評価としては、作画は良かったしエロかったですが、訳が分からなすぎてついていけなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。2話以降で分かりやすい解説がついてくれることに期待したいです。


2012年夏アニメ「うぽって!!」第1話の感想文

2012-09-13 23:22:27 | 2012年夏アニメ関連

さすがローカルアニメ、当たり外れもでかい。今回は「うぽって!!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

UpotteUpotte1Upotte2Upotte3「うぽって!!」…月刊少年エースで連載されている天王寺キツネの漫画「うぽって!!」のアニメ化作品で、アニメ制作はXEBECです。この作品は春にニコ動で先行配信されていたようですが、今期からローカル局で放送開始となっていました。

Upotte4Upotte5Upotte6Upotte7序盤から各国の女子中学生が集まっているみたいで、ずいぶん国際的と感じましたが、実際は女子中学生ではなく銃?どうやら実銃の擬人化もののようで、学生達にはそれぞれ各国の名銃の名前がつけられていました。しかし見た目はただの学生だし、授業で銃を撃っているし設定が良く分かりません。

Upotte8Upotte9Upotte10Upotte11そんな学校に新しく赴任してきた人間の先生がメインキャラのようでしたが、なぜか顔が暗かったです。あの演出が意味不明でした。まるでモブキャラのようだったし、それに加え個性もほとんど無かったし後半入院してたし存在感どころか存在価値すらありませんでした。

Upotte12Upotte13Upotte14Upotte15作中では銃についての説明などもあり、銃に関しては良くできていたと思います。アメリカのM16の3点バーストについての説明や、先生が銃を構えたときの姿勢についての解説、授業で銃を撃ったときの銃声や反動もちゃんと描かれていたし、そのあたりは良かったと思います。そういう意味でも銃撃戦とかに気合いを入れれば面白くなりそうな気はしました。

Upotte16Upotte17Upotte18Upotte19しかし実際のところはXEBECアニメらしい媚びた萌えアニメでした。パンチラもあり、風呂シーンもあり、おっぱい揉むシーンもありとあざといです。しかも絵柄が「そふてにっ」とほとんど変わらないので正直あまり可愛さを感じません。太もも妙にデカいし、個人的にはかなり受け付けませんでした。

作画は普通でした。銃及びそれを構えるシーンは良くできています。薬莢はCGで描かれていてそれなりでした。BGMは全く印象に残らず、オープニングもイマイチでしたがエンディングはそこそこ良かったです。

総評

Upotte201話の全体的な感想としては、劣化した「そふてにっ」みたいでつまらなかったです。銃撃シーンでの薬莢の飛ぶところや発射音、姿勢についての説明などは良かったですが、それに対し過剰なまでの萌え演出が浮きすぎてあざとすぎます。しかもキャラクターがふとましくてエロさを感じませんでした。あと先生の存在感が無さ過ぎです。序盤目のほうが真っ暗だったし、なんてエロゲ?なかんじでした。

1話の個人的評価としては、盛り上がりもないしキャラクターは印象に残らないし萌えアニメとしても全然ダメだったので視聴打ち切り予定のCランクです。戦闘シーンがマッドハウスアニメみたいに本格的になったら化けるかもしれませんが、XEBEC制作だと期待できない気がします。


2012年夏アニメ「アルカナ・ファミリア」第1話の感想文

2012-09-12 23:41:53 | 2012年夏アニメ関連

続けてローカルアニメを消化していきます。今回は「アルカナ・ファミリア」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

ArcanaArcana1Arcana2Arcana3「アルカナ・ファミリア」…COMFORTから発売されたPSP用ゲーム「アルカナ・ファミリア La storia della Arcana Famiglia」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。原作は乙女ゲーらしいですが、知名度がなさ過ぎたため、放映前は全く話題に上がらず未知数でした。

Arcana4Arcana5Arcana6Arcana7冒頭からいきなり事件発生かと思いきや、イケメンの男達が刀や銃を使い次々と犯罪者達を倒していたので、これは腐女子向け作品のようでした。しかしさすがに登場人物全員が男性というわけではなく、赤髪ツインテールのフェリチータやママなど女性キャラも少なからず登場していました。中でもフェリチータは黒スーツにミニスカに黒のニーソックスと非常にあざとくて良かったです。

Arcana8Arcana9Arcana10Arcana11作中で特殊能力らしいアルカナ能力とやらの説明をしていたので能力バトルものでもあるようでした。しかしこれは何語?タロットカードに対応した能力らしいですが、格好良すぎて何言ってるか分かりませんでした。ちょっと厨二をこじらせてしまったようです。

Arcana12Arcana13Arcana14Arcana15序盤で犯罪を解決していたので、犯罪者と戦う作品かと思っていましたが、中盤からファミリーの後継者を決めるために開催される「アルカナ・デュエロ」とやらで全員が戦うという話になっていたので、なんか後継者争いがメインになりそうです。1クールアニメならこの決闘で終わりそうなので1話の時点ですでに話の展開が読めそうでなんか拍子抜けです。アニメ制作がJ.C.STAFFだし全く印象に残らず消えていきそうでした。

作画はイマイチです。女性キャラは良かったですが原作絵に比べるとかなり線が少なくて緻密さがありませんでした。バトルシーンも動いてなかったし背景もショボかったです。BGMも作中ほとんどなく盛り上がりも皆無で、主題歌も印象に残らずエンディングのキャラクターソングもうまいとは言い難かったです。

総評

Arcana161話の全体的な感想としては、おそらくこれは駄目なJ.Cだと思います。最初に自警団として街の犯罪を解決していたのに、後半でお家騒動になっていたのでこのまま後継者が決まって最終回になりそうな予感がします。女性向け作品らしく男キャラが多めなため、その中にポツンといるフェリチータが際だっているため萌えアニメとしては見られそうですがシナリオには期待できなさそうでした。

1話の個人的評価としては、なんか見ていてありきたりの展開で終わりそうな予感がプンプンしていたので視聴打ち切り予定のCランクです。

EDの原作絵をみる限り、J.C.STAFFではなく「黒執事」の実績があるA-1Picturesあたりが制作すれば化けたかもしれません。


2012年夏アニメ「人類は衰退しました」第1話の感想文

2012-09-09 23:32:47 | 2012年夏アニメ関連

今回もローカルアニメを視聴しています。今回は「人類は衰退しました」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Zinrui1Zinrui2Zinrui3Zinrui4「人類は衰退しました」…ガガガ文庫より刊行されている田中ロミオのライトノベル「人類は衰退しました」のアニメ化作品で、アニメ制作はAIC ASTAです。評判の高い18禁ゲーム「CROSS†CHANNEL」のシナリオライターでもある田中ロミオ作品のアニメ化ということで一部では期待されているようでした。

Zinrui5Zinrui6Zinrui7Zinrui8主人公のわたしはどこかの調査員で、先生と言われていたので何か深い設定でもありそうですが、1話の時点では何も語られていなかったので気になるところではあります。妖精さんが人類の衰退した姿とも言われていたし、では今いる人間は何?と設定に関してはよく理解できないところが多かったです。このあたりはもう少し説明が欲しいところでした。

Zinrui9Zinrui10Zinrui11Zinrui12そして視聴していて感じたのはその独特の言い回しです。鳥を肉にするところでの自問自答や、デリカシーポイントについての独り言、会議のシーン、加工肉を目撃したときに他の女の子に対し行った隠蔽や脅迫など、言い回しが非常に面白かったです。これは「化物語」の阿良々木がよく行っていた独り言のシーンに雰囲気が似ていました。そのためこれらの独り言はアニメでも面白かったですが文章でじっくり読んでみたいと感じます。

Zinrui13Zinrui14Zinrui15Zinrui16謎のようせい社での合成パンなど、良く分からないところも多かったですが一体どのような結末になるのか気になる作品ではあると思います。独特の言い回しが面白いし3話までは様子を見て判断したいところでした。

作画は独特です。世界観や内容からして個性的なのでそれに合っていると感じました。主題歌は曲というより歌詞が作品に合っていてなかなか良かったです。エンディングとかどこかで聞いた声と思いましたが「あずまんが大王」のオープニングを歌っていた人だったようで納得です。

総評

Zinrui171話の全体的な感想としては、かなりクセの強い作品でしたが面白かったです。独特の言い回しが良かったのでアニメよりも小説とかで文章をじっくり読んでみたいと思いました。たしかに田中ロミオには固定ファンが多いと言われるのに納得といったかんじです。

1話の個人的評価としては、独り言のシーンの面白さに加え、妖精さん達の世界観が気になる話だったので視聴継続のBランクです。

ここ最近エロゲライターのアニメ進出が話題になっていますが、この作品もなかなか興味深い雰囲気でした。


2012年夏アニメ「ココロコネクト」第1話の感想文

2012-09-08 21:14:07 | 2012年夏アニメ関連

ローカルアニメを続けて視聴していきます。今回は「ココロコネクト」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

KokoroKokoro1Kokoro2Kokoro3「ココロコネクト」…ファミ通文庫から刊行されている庵田定夏のライトノベル「ココロコネクト」のアニメ化作品で、アニメ制作はSILVER LINK.です。挿絵を描いているのが「けいおん!」などで有名な堀口悠紀子だったため、アニメ制作も自身が所属している京都アニメーションかと思いきや、SILVER LINK.だったため放映前の人気はやや今ひとつだったようです。

Kokoro4Kokoro5Kokoro6Kokoro7学園ものらしい雰囲気に合わせて冒頭は朝の登校シーンから始まっていましたが、各キャラクターの行動に合わせて人物が切り替わる演出や、学校に近づくにつれてBGMが盛り上がっていくところなど細かいところで演出が際だっていたところが良かったです。次回予告から流れるようにエンディングに入る演出もあまり見たことが無く新鮮でした。総監督が大沼心なのが影響しているのかもしれません。

Kokoro8Kokoro9Kokoro10Kokoro11そして主要人物の一人伊織がソファーにだらしなく寝た瞬間に見え…半ズボンですか。ビリビリ以外で半ズボン着用キャラがいたとは。しかしこの作品のアニメ版キャラクターデザインは堀口由希子を神と崇める赤井俊文なのはなにか因縁めいたものを感じます。アイマスのときの赤井俊文は良い仕事をしていましたが今回はどうでしょう。あと背景が普通で見所が無かったのもちょっと残念でした。

Kokoro12Kokoro13Kokoro14Kokoro15いきなり何の脈絡もなく太一と伊織が入れ替わり、1話ではしばらくしたら元に戻っていましたが、一体なぜ入れ替わったのか、なぜこの組み合わせで入れ替わったのかなど気になるところは多く、訳が分からないとはいえ飽きる展開では無かったので1話のつかみは良かったと思います。

作画はそれなりです。悪くはないですがもう少しキャラクターと背景はがんばってほしいと思うところはありました。しかしそれを演出がカバーしているのは良かったです。BGMやオープニングのeufoniusの歌も好印象でした。

総評

Kokoro161話の全体的な感想としては、良い意味であまりラノベぽくなくてちょっと気になる展開だったし面白かったです。しかしやはり視聴していると、京アニ制作ならもっと人気が出ただろうと思わずにはいられません。視聴していて終始堀口悠紀子の絵なのに背景や作画の淡白さが気になってしまうのはアニメの見すぎによる弊害を感じました。

1話の個人的評価としては、作画は別として気になる展開だったしこれから面白くなりそうな予感も感じたので視聴継続のBランクです。

しかしこの作品においては面白さという意味ではなく、偽オーディション事件やtwitterにおける炎上などにより悪い意味で夏アニメで一番脚光を浴びているかもしれません。


久々に心が震えた29

2012-09-05 02:41:25 | 2012年夏アニメ関連

これぞまさに中二!今週の「ソードアート・オンライン」9話はそんなかんじでした。

Swordart22Swordart23Swordart24Swordart25久々となるボス戦でボスが登場するシーンの演出は、まさにゲームらしくて良かったですが、ボス戦でキリトが二刀流を使うシーンの演出が特に秀逸でした。

Swordart26Swordart27Swordart28Swordart29今までキリトが片手剣なのに盾を持たなかった理由やスキル選択までの時間稼ぎをアスナ達に頼む細かい設定、バトルの作画も頑張っていたしBGMの盛り上げ方もうまく、全てが見事にかみ合った素晴らしいシーンでした。

Swordart30Swordart31Swordart32Swordart33そしてアスナとのフラグが最高潮に達していると思われているときに、今度は血盟騎士団のトップが登場してきて面白くなってきました。正直圏内事件とかは面白くなかったのでステマオンラインとも呼ばれていましたが、今回で評価を改めざるを得ません。

しかし「スターバーストストリーム」とか必殺技編み出してるし、二刀流最強ということを証明してしまったし、これでまたネトゲにも厨二病患者が増大してしまうかもしれません。罪なアニメやで…。


2012年夏アニメ「TARI TARI」第1話の感想文

2012-09-02 23:03:20 | 2012年夏アニメ関連

続いてローカルアニメを視聴していきます。今回は2012年夏アニメの中でも注目作だったオリジナルアニメ「TARI TARI」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Taritari1Taritari2Taritari3Taritari4_2「TARI TARI」…アニメ制作会社P.A.WORKS制作のオリジナルアニメで、アニメ制作はP.A.WORKSです。ご当地もののオリジナルアニメを作らせたら非常に素晴らしい実績を残し続けるこの会社、去年は「花咲くいろは」のヒットが印象的でしたが今回は江ノ島を舞台にしたオリジナルアニメを制作したようです。

Taritari5Taritari6Taritari7Taritari8冒頭から謎の回想が入っていたのが気になりますが、そこから続く台所のシーンや登校シーンで目を見張るのはなんといっても背景の美しさです。P.A.WORKS制作アニメといえば、なんといっても地元を舞台にしたご当地アニメの数々が有名ですが今回もそれは健在のようです。ここまで背景が美しいのはここと京都アニメーションが抜きんでているんじゃないでしょうか。

Taritari9Taritari10Taritari11Taritari12声楽部とやらの練習で歌っている歌が「リフレクティア」だったのは衝撃でしたが、この声楽部が出場しようとしている合同音楽発表会が重要なイベントのようで、登場人物の一人宮本来夏がそれに独自で出場しようと、自分で合唱部を新たに作り参加するのが目的のようです。しかしまだ1話なのもありほとんど部員すら集まらない状況みたいなので、これからどうなるのか…というのが序盤の話の展開のようでした。キャラクターの目的が明確なのは分かりやすくて良かったと思います。少々惜しかったのは1話の時点ではキャラクターの名前がほとんど覚えられなかったことでしょうか。学校の説明は序盤でされていたため、2話以降での説明に期待したいところです。

Taritari13Taritari14Taritari15Taritari16音楽科の坂井和奏を誘うシーンでケンカになりかけていたので、これはあの岡田磨理脚本再び…?とちょっと構えてしまいましたが、どうやら岡田磨理は関わっていないようなので一安心です。なんだかんだでメインキャラのようだし、黒髪だしメガネかけてることもあったしきっと合唱部に入るんでしょう。

Taritari17Taritari18Taritari19Taritari20オリジナルアニメで、さらに1話ながらダレない展開だったのは見事です。それに彩りを加えていたのはBGMでした。明るめの話なのでテンポの良い曲が要所要所に流れていましたが、それが実に小気味よく作品を引き立てていました。このあたりも良い仕事をしていたと感じます。公園で歌うシーンなど恥ずかしいところもありながらも5人がたまたま集まったところで終わったので、これからこの5人が話のメインになるんでしょう。思わず続きが気になる終わり方でした。

作画は非常に良く文句無しです。今回の関口可奈味の絵は好き嫌いが分かれそうですが、自分はやはりtt時代のほうが…。と少々無粋なことも考えてしまいます。作中のBGMも素晴らしいですが主題歌も実に良くOPとED共に作品に合っていました。

総評

Taritari211話の全体的な感想としては、さすがP.A.WORKSといったかんじの見事な作品でした。キャラ作画こそ控えめですが作り込まれた背景、テンポの良い展開を演出するBGMに主題歌も良く実に丁寧な作品で、この制作会社らしいと感じました。

1話の個人的評価としては、圧倒的な面白さこそありませんが全体的に非常に高い水準で丁寧に作られていて面白かったので永久保存版のAランクです。続きが気になる展開だったしこれからにも期待です。


2012年夏アニメ「ソードアート・オンライン」第1話の感想文

2012-09-01 23:42:56 | 2012年夏アニメ関連

ローカルアニメを片っ端から消化しているところです。今回は「ソードアート・オンライン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Swordart2Swordart3Swordart4Swordart5「ソードアート・オンライン」…電撃文庫から刊行されている川原礫のライトノベル「ソードアート・オンライン」のアニメ化作品で、アニメ制作はA-1 Picturesです。放映前からアニプレックスが猛烈に宣伝していたし、雑誌でも期待度ナンバーワンとか言われていて前人気は非常に高く2012年夏アニメの本命と言われていました。

Swordart6Swordart7Swordart8Swordart9舞台は近未来のようで、そこで発売されたオンラインゲーム「ソードアート・オンライン」が物語のメインのようです。完全にゲームの中に入り込めるシステムが完成しているというのが、ありがちながら未来といったかんじでした。雰囲気としては「.hack」を思い出します。

Swordart10Swordart11Swordart12Swordart13ご飯なのでログアウトしようとしたり、βテスト版があったり、狩り場が枯れるなどといったオンラインゲームならではの単語や行動が散りばめられているのでオンラインゲームを知っている人なら馴染みやすいかもしれません。戦い方もゲームぽいし、ゲームの世界は魔法はないけれどファンタジーそのものなので分かりやすいのも良かったです。

Swordart14Swordart15Swordart16Swordart17中盤から物語は一気に変わり、ただのオンラインゲームかと思いきやゲームでの死=現実での死で、ログアウト不可、クリアしないと帰れないという展開は脱出不可になったグリードアイランド状態でしたが話としての盛り上がりはなかなかでした。主人公が状況を理解しクリアするために次の村に向かうシーンでの音楽や背景の美しさも素晴らしかったです。

作画はかなり良かったです。A-1Picturesが本気を出してきている模様でキャラクターも良く描かれていたし背景もファンタジー世界らしい美しさを出していたし夕暮れの太陽の光も絶妙でした。BGMもファンタジーといったかんじで良かったし1話ではオープニングのみでしたがLisaの歌も作品に合っていたと思います。

総評

Swordart21Swordart201話の全体的な感想としては、王道ファンタジーのような作品でありながらオンラインゲームという現代のジャンルもミックスしてきてなかなか面白かったです。「.hack」をさらにゲームの世界寄りにした感じでしょうか。

1話の個人的評価としては、キャラクター及び背景もかなり力が入っていたし音楽も良く、1話の時点での盛り上げ方もうまかったので永久保存版のAランクです。

まさにファンタジー系のラノベといったかんじではありましたが、面白そうと思わせるのは見事だったと思います。しかし…こういうの見るとやっぱりナイト最強!にしか見えません。吟遊詩人なめんなオラアァ


2012年夏アニメ「DOG DAYS'」第1話の感想文

2012-08-31 20:55:10 | 2012年夏アニメ関連

今回からはローカルアニメをまとめていきます。今回はとちぎテレビでも絶賛放送中の「DOG DAYS'」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Dogdays2Dogdays3Dogdays4Dogdays5「DOG DAYS'」…「魔法少女リリカルなのは」シリーズで有名な都築真紀原作のオリジナルアニメ「DOG DAYS」の第2期作品で、アニメ制作は1期から引き続きセブン・アークスです。非常に豪華な声優陣で飾られたご都合主義アニメだった1期ですが、なのはファンに支えられ人気は高かった今作、ついに2期放映開始ということで前人気はそこそこ高かったようです。

Dogdays6Dogdays7Dogdays8Dogdays9前作の最終回で再び夏に帰ってくると言ったとおり夏休みに再びフロニャルドに召喚された主人公シンクでしたが、それに加え今回は主人公の師匠の七海に幼なじみのベッキーも参戦と、純粋にキャラクターが増えてボリュームアップしてきたかんじでした。1期のキャラがほぼ全て登場しているうえに、今回は新たな国家も参戦してきてさらにキャラクターは増えています。おかげで顔は覚えているけど名前が全く分からないキャラがほとんどです。

Dogdays10Dogdays11Dogdays12Dogdays13お約束の乳揺れや下着シーンなど媚びた演出も欠かしてきませんでしたが、主人公のシンクが筋の通った良いキャラなのであまりイラつかないのは見事です。主要キャラは意外と魅力的なのでこの辺は高評価です。

Dogdays14Dogdays15Dogdays16Dogdays17そしてこの作品といえば戦争!ということで早速1話から歓迎戦と称して戦争という名の風雲たけし城が開かれていましたが、とりあえず爆発!とりあえず魔法陣!でしたのでここは相変わらずでした。2話ではもうちょっとまともにバトルしてくれるんでしょうか。

1期のときは取って付けたようなシリアス展開がありましたが、2期でもそれはあるんでしょうか。この作品はほとんど暗い要素を排除しまくったご都合主義アニメなのでシリアス展開が浮きまくるためこのあたりのバランスは難しそうに見えます。つまらなくはないけれど、すごく面白くはならない作品だと思います。

作画は1話からして少々気になります。1期のライブシーンの作画の崩れっぷりは有名だったし、セブン・アークス制作なのでまたどこかの回で作画が怪しくなりそうです。主題歌は1期と同じく水樹奈々と堀江由衣でしたが、どちらも1期のときと比べて悪くはないけどイマイチに聞こえました。

総評

Dogdays181話の全体的な感想としては、2期の1話としては良い滑り出しだったと思います。シンクが再び勇者として戻ってくるシーンや1期おなじみのメンツが登場してきたときの盛り上がり、そして新たな勇者の登場などお約束ながらやはりこういう展開は面白かったです。相変わらずのヌルいご都合主義アニメなのは変わらないようですが、逆に開き直っているのでアリなのかもしれません。

1話の個人的評価としては、物語としては1期と同じかんじになりそうなのでそのまま視聴継続のBランクです。