2010年夏アニメ第1話の感想文その9

2010-07-22 02:52:32 | 2010年夏アニメ関連

 続いてローカル局アニメを制覇していきます。今回は「みつどもえ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Mitudomoe Mitudomoe1 「みつどもえ」…週刊少年チャンピオンで連載されている桜井のりおの漫画「みつどもえ」のアニメ化作品で、アニメ制作はブリッジです。ここ数年色々な制作会社の名前を見ましたがブリッジという会社は今まで一度も見たことがなかったので果たしてどれほどのものかと思いつつ第1話を視聴してみました。

オープニングからずいぶん電波入ってたので最初から不安要素が強かったです。そして矢部先生が赴任した直後にいきなりクラシックの「レクイエム」が流れてバトルが始まって少々唖然としてしまいました。これはひょっとしてギャグでやっているのか?なんでもバスケットの説明シーンがフルCGで棒読みだったのも妙に気色悪かったです。

Mitudomoe2 Mitudomoe3 丸井三姉妹の説明を見る限りかなり個性的なメンツのようで仲も悪そうです。やってる行為がかなり強烈だったのでギャグのテンポが良ければ面白そうだったんですが、スローモーションの演出やツッコミ役みつばの「ねーよ!」は良かったと思うんだけどそれ以外はどうも…あと下ネタのギャグが多めだったので見る人を選びそうです。そしてひとはの本の中身は一体何が描かれているんだろう。

後半のチクビ祭りはかなり悪ノリしていてお約束ながらすごいことになっていましたが最後はちゃんと?終わらせたのでそれなりに良かったと思います。

1話の総評

Mitudomoe4 1話の全体的な感想としては、小学校を舞台にした下ネタ作品は…すいませんが個人的にはイマイチ受け付けませんでした。作画は可もなく不可もなくでしたが似たような他作品と比較すると「はなまる幼稚園」のように先生が魅力的なわけでもなく、「今日の5の2」のようにクラスメイトそれぞれに個性があったわけでもなかったです。

基本的に3つ子姉妹がメインでしたが相当にクセが強くツボにはまれば面白いのかもしれませんがはまらないとどうも…せめてギャグのテンポが良ければ良かったんですが小学生が下ネタギャグを連発しているのは個人的には視聴に耐えられません。少なくともこれを見ながら思わず笑ってしまうような展開は無かったです。しかし三姉妹のクセの強さは何度も見て慣れてくると案外楽しめそうな予感は感じました。


2010年夏アニメ第1話の感想文その8

2010-07-21 03:12:00 | 2010年夏アニメ関連

 今日からいよいよローカル局アニメも制覇していきます。今回は2010年夏アニメの大本命と呼ばれていた「ストライクウィッチーズ2」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Strike1 Strike2 「ストライクウィッチーズ2」…島田フミカネ原作・角川書店企画の航空機擬人化企画のアニメ化作品で、アニメ制作は1期のGONZOから代わり2期はAICスピリッツです。

2008年アニメ流行語大賞候補「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」などの名言を残しさらにGONZO作品歴代1位となるDVD売り上げ13000枚超えを達成しGONZOの最高傑作とも言われたこの作品、その後2期は発表されていたけどGONZOの経営不振と上場廃止により制作は中止かと思われましたが、制作協力していたAICが制作を引き継ぎ監督およびスタッフは1期と同じという完全態勢で復活したため前人気は極めて高く2010年夏アニメの大本命と言われていました。

Strike3 Strike4 ちなみに自分は1期は1話しか見ていなかったのであまり詳しいことは分からず、とりあえずどれほどのものかと思い1話を視聴してみたんですが…最初からある程度1期の説明をしてくれたのであらすじは分かりやすかったです。そして敵となるネウロイにも色々裏がありそうで面白くなりそうな予感を感じました。

そして始まるオープニング…これは普通に格好良くてかなり出来は良かったです。1期を軽くしか知らない自分でも良いと思ったくらいだから1期で信者になった方々にはたまらないものがあったんじゃないでしょうか。現に最速で放映されたテレビ埼玉の実況は祭り状態になっていました。

Strike5_2 Strike6 オープニングが終わった直後から今度は飛行型ネウロイとウィッチーズの戦闘シーンがありましたが、これまた非常にカッコイイ空戦バトルでした。カメラアングルが妙にエロかったりするお約束を押さえつつ、ここまで気合いの入った空中戦は「マクロスFRONTIER」以来かもしれません。

この世界の女性の大半はスク水にセーラー服や軍服の下にパンツズボンをはいていたり、ウィッチが魔法を使うと耳や尻尾が生えますが、魔法を使ったときに起きる現象はちゃんと理由があるようなので慣れればあんま気になりませんでした。パンツズボンについては、あれは監督がそう言い切っているのでズボンなんでしょう。きっとそう!

Strike7 Strike8 もっさんこと坂本美緒の声優が千葉紗子から世戸さおりに変更された件については、放映前は心配されていましたがいざ放映されてみると案外違和感が無かったようで実況での評判は上々だったようです。そしてもっさんが常にマントを羽織っていたのが気になりました。

1話では再び欧州戦線へ向かうことになり、ネウロイに襲われたところで終わりましたが1期のレギュラーが次々と登場しつつ盛り上がってきていたので次回も面白くなりそうです。さすが今期の大本命といったところでネットでの評判もすこぶる好評でした。個人的にもかなり面白かったです。

1話の総評

Sakyousan 1話の全体的な感想としては、作画においては文句無し、戦闘シーンも格好良く盛り上げ方もうまかったしキャラクターも魅力的で完成度は非常に高くまさに期待通りの作品でした。これにBGMも良曲がついていたらさらに素晴らしい作品だったと思います。GONZOからAICに変わったことについて当初は少し心配されていましたが、戦闘シーンがGONZOのときより良かったため「GONZOはなんだったのか」とか言われていたのは少々悲しいものがありました。しかしさすが今期の大本命、非常に面白かったです。


2010年夏アニメ第1話の感想文その7

2010-07-20 04:04:09 | 2010年夏アニメ関連

 ちとスケジュールが遅れ気味でスパートをかけたいこの頃、今回はキー局最後の新番組アニメでTBS日曜5時アニメの新作「戦国BASARA弐」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Basara2 Basara3 「戦国BASARA弐」…カプコンの3Dアクションゲーム「戦国BASARA」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はproduction I.Gです。当時全く期待されてなかった1期が予想の遙か上を突き抜ける作品で2009年春アニメの中でも話題を集め、惜しまれつつも終了した直後に「2期決定!」の報に当時盛り上がっていましたが、あの衝撃が再び!ということで前人気はかなり高く2010年夏アニメの本命とも言われていました。しかし今回の2期では監督が代わっています。

Basara5 Basara4 冒頭でさっそく川中島の決戦が始まり上杉謙信対武田信玄、真田幸村対伊達政宗のバトルが展開されていましたが、やはりバトルは熱い!

そして音楽も壮大で1期から続く宿命の対決は短時間ながら見応え十分でした。

Basara7 Basara6 そして2期から初登場する豊臣秀吉と竹中半兵衛がお目見えしましたが、相変わらず濃い!なんか着ている服が特殊じゃね?とか素手でそんなこと出来るの?とかそういう野暮なことは聞かないのがこの作品の暗黙の了解です。1期は織田信長がラスボスでしたが2期はこの2人が重要なキャラになってそうです。とりあえず豊臣秀吉は某世紀末覇者にしか見えませんでした。

その後オープニングが始まったので今期はどのようなものか期待してたんですが…残念ながら今回は足軽ダンスは無しで普通でした。戦国BASARAだからどのような仕掛けがあるのか楽しみだったんですがこの辺はちょっと残念。

Basara8 毎回恒例ともなっている真田幸村と武田信玄のやりとりはパワーアップしていて一安心?でした。1期の殴り合いに加え今回はジャイアントスイングまで加わっていましたが、殴られつついつの間にかケガが治っているのは戦国BASARAだからということで問題ありません。

今回の2期は1期と同じく1クールらしいので展開が早く、さっそく竹中半兵衛が動き出したところで終わってしまいましたが、2話以降果たして伊達政宗はどう出るのか、そして独自に西へ行くことになった真田幸村がどのような活躍をするのか楽しみです。1期のときのような絶大なインパクトこそありませんでしたがなんだかんだで戦国BASARA、先が気になる展開で次回も期待しています。

1話の総評

Basara9 1話の全体的な感想としては、ついにあの衝撃が再び!といったかんじで期待されていた今作、たしかに面白かったんですが、監督が代わったせいかあの1期第1話の

「Are you ready!? guys!」 「year!!」

や足軽ダンスといった衝撃は感じられなかったため、面白いけど、まぁこんなもんか…といったかんじでした。そのため実況では1期を見てなかった人達からは「お?結構面白いじゃん」といった意見が多かったですが1期を見ていた人達は「うーん…面白いんだけどインパクトが」と意見が分かれていました。

 それを抜きにしてもやはり戦国BASARA、キャラクターも面白いしアニメの完成度の高さは平均以上のものを感じたので2話以降も期待しています。関東では平均視聴率が5.3%だったし(前番組、鋼の錬金術師第1話の平均視聴率は1.6%)数字でも好調のようです。


2010年夏アニメ第1話の感想文その6

2010-07-18 23:00:13 | 2010年夏アニメ関連

 夏の新アニメは春に比べ最初の人気はそれなりですが後から盛り上がってくる作品が多いようです。そんな中今回も意欲的な作品を出し続けるフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「屍鬼」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Siki Siki1 「屍鬼」…小野不由美のホラー小説「屍鬼」のアニメ化作品で、アニメ制作は童夢です。フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作でホラーゲーム「SIREN」にも影響を与えたこの作品、さらに春のノイタミナ作品2つが高い評価を受けているため知名度や話題性こそ低めでしたが知る人には期待されていたこの作品、果たしてどのようなものかと第1話を視聴してみました。

いきなり死体発見シーンのようなところから始まり続いて物語の舞台となる外場村での出来事が描かれていましたが、まず冒頭で登場した清水恵がエロかったです。都会に憧れる女子高生という設定や暗い雰囲気を持ち土葬の習慣がいまだに残っている村に、突如建築された洋館…などなどどこかで見たことがある設定と思ってしまいますが、逆にこの作品こそがそれらの作品の原点だったみたいです。

Siki2 Siki3 そして村で起きた謎の変死事件について警察や医者が調べていましたが、死体のシーンが結構グロかったです。あとメインの登場人物はもちろん、その他一般人や死人一人一人にまでちゃんと名前と共に紹介されていたのが印象的でした。

Siki5 Siki6 作画は…一見すると藤崎竜の絵とは全く気づきませんでした。漫画版の表紙を見る限りだと藤崎竜ぽい絵柄だったんですがアニメ版はちょっと雰囲気が違い萌え系寄りな印象を受けました。そのため怖い作品なんですが女性キャラはエロかったです。その分グロシーンとのギャップも激しかったですが…。

1話は怖いというより謎が多かったためよく分からなかったですが全く先が読めない展開に加え結構衝撃的なシーンもあり思わず先が気になる感じで良かったです。アクションシーンは皆無ですがホラー系が好きならば原作の人気も高いようだし楽しめるんじゃないでしょうか。

1話の総評

Siki4 1話の全体的な感想としては、ライトノベルではなくホラー小説のアニメ化というあたりノイタミナ枠らしい作品だと感じたこの作品、死体が結構グロくて見る人を選びそうでした。あの洋館で何があったのか、そして外場村で何が起きているのかといった真相は気になるところなのでこれは視聴継続して結末を見てみたいところです。

作画は1話なだけに良好でしたが個人的にはもっと藤崎竜独特の雰囲気が欲しかったところです。しかし「ひぐらしのなく頃」にやSIRENに多大な影響を与えたほどの作品、ノイタミナ枠では非常に珍しい2クール作品だし気合いも入っていそうです。


お願いします!

2010-07-17 14:34:42 | 2010年夏アニメ関連

原作をプレイしていないので情報をwikipediaで調べていると、主人公が通称「変態紳士」と書いてあることに疑問を感じていた「アマガミSS」。第1話と第2話では主人公は別にこれといった特徴が無くて普通のギャルゲーの主人公ぽいな…などと思っていましたが

Amagami9 Amagami10 3話で本性現しやがった…!これはたしかに変態紳士と呼ばれても仕方ありません。何この異常性癖!おかげで自分含め原作を知らない方々からはすさまじいツッコミが入りまくり実況は大荒れでした。やっぱりアニメは1話で判断すると危険ですね。これらのシーン、あまりにも恥ずかしすぎるため収録の際は主人公たち以外全員がスタジオから退避してしまったそうです。これは4話以降も実に楽しみ。

Amagami7 Amagami8 ←当時の実況


どういうことか

2010-07-14 14:07:24 | 2010年夏アニメ関連

第1話が面白い作品は、序盤は面白かったけどそこから降下していく作品(「夏のあらし!」「戦場のヴァルキュリア」など)や1話の面白さからそのまま高みへ行ってしまう作品(今だと「けいおん!!」)がありますが、どうやら現在「世紀末オカルト学院」は後者のようです。

Okaruto8 Okaruto7 1話も面白かったけど2話も変わらず面白く、これ本当に「アニメノチカラ」?と失礼ながら思ってしまいました。設定の説明も分かりやすかったしギャグのテンポも面白く、マヤの顔芸が予想外すぎます。

極めつけは1999年をネタにしていることで、3話の次回予告で今度は「Be Together」が流れながら

「ツンデレ…?そんな言葉は1999年には無い!」

ということで1999年の時代について実況では熱い議論が交わされていて盛り上がっていました。当時はテレホーダイが主流でメイド喫茶さえ無くPS版「To Heart」がヒットを記録してKeyのデビュー作「Kanon」が猛威を振るった時代でした。


2010年夏アニメ第1話の感想文その5

2010-07-12 11:11:15 | 2010年夏アニメ関連

 アニメといえば深夜というかんじですがゴールデンタイムのアニメも新しいのが始まったりしています。今回は「デジモンクロスウォーズ」「スティッチ! ~ずっと最高のトモダチ~」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Digimon Digimon1 「デジモンクロスウォーズ」…バンダイが制作した携帯育成玩具シリーズ「デジタルモンスター」のアニメ化第6作品目で、アニメ制作は東映アニメーションです。

冒頭の音楽が妙に壮大な中

「デジクロース!」×3

という謎な展開な夢から始まりましたが、なんかモンスターというよりロボが多いかんじでした。主人公のユウキはお人好しな性格なため色々な助っ人をしていてその流れでデジモンも助けようとして異世界に飛ばされ、そこでデジモンクロスローダーを受け取ってシャウトモンと一緒に戦ってデジモンキングを目指す展開のようです。

デジモン作品といえば忘れてはならないのが和田光司の主題歌ですが今回は主題歌を歌ってない模様です。そしてシリーズ構成と脚本が現在「仮面ライダーW」も担当している三条陸なのでこれからどういう展開を見せるかは気になるところですが、デジモンシリーズは全シリーズ見てないので個人的には最初の4話くらいだけ見てもう見なさそうです。

Stitch Stitch1 「スティッチ! ~ずっと最高のトモダチ~」…ウォルト・ディズニー・カンパニー原作のキャラクターシリーズ「スティッチ!」のアニメ第3期作品で、アニメ制作は1~2期のマッドハウスから変わり3期はシンエイ動画です。

3期ではユウナとスティッチが沖縄ニュータウンに引っ越して、暗黒星団軍事がエイリアンを強奪してスティッチを狙って襲ってくるなどバトル展開が強めになっていて、さらにずいぶんと萌え要素が強くなった印象も受けました。個人的にはマッドハウス制作の前シリーズと比較すると動きも遅くなり日本向けに普通のアニメになった気がします。1話ではユウナとスティッチが誤解で喧嘩をしたけど最後には仲直りをするお約束の展開で、良くも悪くも子供向けな作品だったと思います。


2010年夏アニメ第1話の感想文その4

2010-07-11 22:32:36 | 2010年夏アニメ関連

 深夜アニメといえばテレビ東京のあのシリーズ「アニメノチカラ」を忘れてはいけません。今回は第3弾作品「世紀末オカルト学院」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Okaruto Okaruto1 「世紀末オカルト学院」…テレビ東京とアニプレックスが共同で立ち上げたオリジナルアニメ制作プロジェクト「アニメノチカラ」第3弾作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。「アニメノチカラ」発表時点で公開された3作品最後の作品で、前2作品が非常に微妙な結果を出しているためにもしかしたらこの作品で企画終了ではないかと言われています。果たして3度目の正直なるか!?ということで期待と不安が混じりつつ第1話を視聴してみました。

2012年に何かが起こったようですが語られたのは数分だけで、その直後1999年に時代がさかのぼり、作品の舞台となるヴェルトシュタイン学院に主人公マヤが転入してくるところから始まりましたが、教頭の鼻水シーンでいきなり吹きました。あとマヤが公式の絵とは違った印象のキャラだったので良い意味で予想外で面白かったです。学長の音声シーンで怒りのあまり眉動かしながら震えているシーンとか良い感じでした。父親の影響でオカルト好きになったけど、そのオカルトのせいで家庭が崩壊したため今は嫌いになったという設定は面白いと思います。

Okaruto2 Okaruto3 そして学長の精霊召喚の儀式で間違えたため蘇る死霊…ってエエエェェ…てっきりオカルトを全力で否定するような現実味のある作品かと思ってましたが否定のしようがないほどの怪現象が起きてしまったため意表を突かれました。しかしそれでも「これはやらせです!」と全力で否定しているマヤは面白かったです。

Okaruto4 Okaruto5 結局今回の死霊事件はマヤが自分で決着をつけていましたがそのシーンがインパクトがあり印象に残りました。そういう意味でも今回の「アニメノチカラ」は良い仕事をしたんじゃないでしょうか。教頭が何か企んでそうだし、2012年に何が起こったのかも気になるし1話でのつかみは上々だと思います。しかし一番インパクトがあったのは1話ラストのあの影ですが…!

作画はさすがのA-1Picturesといったところでしょうか。キャラクターデザインにおいても媚びたキャラでは無いけどマヤがエロいし良かったと思います。次回予告で1999年のヒット曲を流す演出も面白かったんですが、「アニメノチカラ」なのになんでエンディングは実写?と実況では言われていました。

1話の総評

Okaruto6 1話の全体的な感想としては、放映前は全力でオカルトを否定する微妙な作品かと思っていましたが、否定しようの無いほど次々と起こる怪現象の数々に主人公マヤのキャラクター性に加え紅の豚や未来人登場のときの影など笑える場面も多く、斧のシーンなどインパクトのある場面もあり印象に残ったため「アニメノチカラ」歴代3作品の中で一番面白かったです。舞台が1999年なのでこの年のヒットナンバーを歌うというありそうであまり無かった演出も興味深く2話も期待しています。

最初からこの作品を第1弾で放映していれば「アニメノチカラ」も多少変わっていたかもしれません。しかしこの作品、面白いけど売れなさそう…という雰囲気はマッドハウス制作アニメに近いものを感じました。


2010年夏アニメ第1話の感想文その3

2010-07-06 13:56:13 | 2010年夏アニメ関連

 テレビ東京深夜アニメが虫の息ですがそれに追い打ちをかけるようにTBSの猛攻は続きます。今回は2010年夏アニメの本命の1つだった「黒執事Ⅱ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kurosituzi1 Kurosituzi2 「黒執事Ⅱ」…月刊Gファンタジーで連載されている枢やなの漫画「黒執事」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はA-1Picturesです。あの衝撃的なラストから1年、あのような終わり方では2期は絶対無さそうと思っていましたが、アニメイベントで2期が発表され、同時に今回はアニメオリジナルキャラクターが主人公のオリジナル作品になっていたため今まで熱狂的だったファンが一斉に涙目になり、原作者に怒りのメールが殺到したというほどの腐女子人気を誇るこの作品…果たしてどうなるのかと思いながら第1話を視聴してみました。

Kurosituzi3 Kurosituzi4 いきなり裸シーンから始まるあたりさすがといったところでしょうか。そして今回の主人公アロイスはかなり性格が悪く、冒頭からグロい行為を行ったため実況では相当嫌われていました。おそらく腐女子の方々も怒っていたかもしれません。

そして今回の黒執事…クロードですがやはり完璧超人でした。仕事も完璧にこなしますがなによりカッコイイのにやっている事は間抜けに見えるあたり1期と変わりません。あの当時自分はこれを見て1期の視聴を途中でやめてしまいましたが、この作品はこういうものだと納得してしまえば全然気にならなく…というか一向にかまわん!…で、部屋の模様替えする前にクロードがタップダンスを踊った理由は一体…と思いましたが、細かい事は気にしません。

第1話を見ている限り主人公のアロイスには何やら空白の期間や過去があるようですが、それについてはあまり語られなかったので謎のままでした。そして正直Aパートはそれほど面白いという感じでは無かったしアロイスの性格が悪かったため評判は良くなかったです。しかしこの雰囲気を一変させたのがBパート以降でした。

Kurosituzi5 Kurosituzi6 結構衝撃的だったのであえて伏せておきますが、まさかあの展開になるとは…Bパートは一気に盛り上がって面白くなりました。それと同時に公式サイトの絵も変わり完全に制作者にしてやられたというかんじでしょうか。良い意味で予想を裏切り今の時点でキー局アニメでは一番面白いと思います。

作画に関しては文句無し、A-1Picturesの本気が伺える非常に緻密な作画で非の打ち所はありませんでした。主題歌も作品に合っていたと思うし男性声優陣も豪華だしあの展開ならば腐女子歓喜だったんではないでしょうか。

1話の総評

Kurosituzi7 1話の全体的な感想としては、アニメオリジナルでどうなることかと思いましたが全くの杞憂だったようで2話からも面白くなりそうでした。作画に関しても文句無し、音楽も作品に合っていたしあとはこれからの展開次第でしょうか。アロイスとクロードがこれからどのような行動を取っていくか要注目です。腐女子人気が猛烈に高い作品ですが男性が見てもそこそこ楽しめる作品だとは思います。そしてアロイス役が水樹奈々だったのは当時びっくりしましたが、あのおとなしい褐色メイド役が平野綾だったとは…全然分かりませんでした。


2010年夏アニメ第1話の感想文その2

2010-07-05 05:50:21 | 2010年夏アニメ関連

 続いて夏の新番組アニメをチェックしています。一昔前は深夜アニメといえばテレビ東京と言われるほど圧倒的強さを誇ったテレビ東京深夜アニメ枠でしたが、2009年春あたりから作品も地雷が増え始めアニメ枠も縮小、さらにANIPLEXとの共同プロジェクト「アニメノチカラ」もイマイチと現在TBSに思いっきり水をあけられている状況が続いています。果たしてテレビ東京が栄光を取り戻すことはあるのか!?ということで今回はテレビ東京深夜アニメの新作「伝説の勇者の伝説」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Denyuuden Denyuuden1 「伝説の勇者の伝説」…富士見ファンタジア文庫より刊行されている鏡貴也のライトノベル「伝説の勇者の伝説」のアニメ化作品で、アニメ制作はZEXCSです。原作は35巻まで出ているかなり歴史のある作品で、いよいよ満を持してのアニメ化のようだったのでちょっと期待…ですがZEXCS制作アニメの評価は低いのが多いためちょっと不安を感じつつ第1話を視聴してみました。

…いきなり車輪眼…もとい複写眼とかいう見た魔法すべてを解析できるとかいうチート性能な目を持っている主人公ライナに、圧倒的な強さを持つ大剣使いの美女フェリスのコンビが伝説の勇者の遺物を探す旅をしているという、まさに王道ファンタジーといった作品でした。

Denyuuden2 Denyuuden3 作画は良く、バトルシーンの動きは普通でしたがキャラクターは良く出来ていたと思います。フェリスはエロかったし男性キャラも多くあからさまに萌え路線に走ったキャラクターがいないのは好印象でした。

世界設定は茶屋のおばちゃんがある程度話してくれましたが、主人公コンビがどうやら王様と知り合いのようで、王様の愚痴を言っていたりしていましたがそのような過去がある描写が全く無かったので少々困惑しました。

Denyuuden4 Denyuuden5 続いて今度は妹を貴族に拉致された少年が王様を間違えて襲ったと思ったらあっさり解決したりして、どうもなんか…話が飛び飛びな印象を受けて話の筋がどうも見えてきませんでした。その直後再びライナとフェリスの話に戻りいよいよ勇者の遺物を探しに遺跡に入ったら今度はライナの幼なじみ?だか良く分からない女性キャラが登場して一方的に話を進めていったためまたしても困惑してしまいました。

Denyuuden6 Denyuuden7 そうこうしているうちに伝説の勇者の遺物とやらが暴走してどうしようかとかやっている間にフェリスが拾ったペンダントも勇者の遺物だったらしく空に消えていって山を吹き飛ばすほどの大爆発を起こして、その直後今度は王様とライナの回想が唐突に始まり「クダラナイ」で第1話は終了…と意味不明なほどに話の展開が飛び飛びでどうしようもありませんでした。

Denyuuden8 オープニングは普通でしたが問題はエンディングで、エンディング曲のCeuiの歌は非常に良かったんですがスタッフクレジットが全て英語で非常に見づらかったです。背景で描かれていたフェリスとかの格好がエロかったのは素晴らしかったんですがとにかく文字が見づらい!あれはちょっとエンディングの表示方法考えた人は屋上レベルでした。

1話の総評

Denyuuden9 1話の全体的な感想としては…作画は良好で、王道ファンタジーものとしては面白そうとは思いますが正直意味が分かりませんでした。それもそのはず、どうやら原作と違いアニメ版の1話は時系列シャッフルをして1巻を飛ばしたそうです。そのためいきなり途中から見させられた感じしかせず自分含め原作知らない人達は困惑しっぱなしでした。しかもなぜかエンディングが全て英語なため「これ格好良くね?」みたいな演出と思われますが見づらいので実況でも大不評でした。個人的にはエンディングのCeuiの歌とキャラクターの作画は良いと思いますがそれ以外はかなり期待はずれで、ネットでも現在2010年夏の新番組アニメで一番評価が悪い作品です。

 余談ですがこの作品、放映時間がTBSアニメと思いっきりかぶっていて、何を考えてるか知りませんがTBSアニメの「会長はメイド様!」とほとんど同じ時間に第1話をぶつけてきました。しかし1話とはいえ現在でも高い評価を受けているメイド様とまともにぶつかって勝てるはずもなく、この「伝説の勇者の伝説」第1話の視聴率は伝説級の0.2%だったそうです…しかも来週は「会長はメイド様!」に加え東京MX放送の「ストライクウィッチーズ2」の1話とも放送時間がかぶるためさらに恐ろしいことになりそうです。どうしてこんな時間帯に放映したのか…果たしてテレビ東京深夜アニメに未来があるのか非常に不安になります。