goo blog サービス終了のお知らせ 

2011年冬アニメ第1話の感想文その4

2011-01-11 02:29:30 | 2011年冬アニメ関連

 実況の流れに追い越されないように必死に視聴を続けています。今回は「GOSICK」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Gosick1 Gosick2 「GOSICK」…角川文庫から刊行されている桜庭一樹の推理小説「GOSICK」のアニメ化作品で、アニメ制作はボンズです。「DARKER THAN BLACK ~流星の双子~」以来1年ぶりとなるボンズ制作の深夜アニメで、PVを見る限り作画はかなり良さそうなので一部では期待されていた作品でした。

主人公の久城一弥が通称「黒い死神」などと呼ばれていていきなり頭を抱えそうになってしまいましたがここで視聴をやめたら後悔しそうなので視聴を続けていると、ついに登場してきたヒロインのヴィクトリカ…は金髪碧眼で黒いゴスロリ衣装を着ていたため、もし衣装が赤かったらまんま真紅にしか見えませんでした。

Gosick3 Gosick4 そして2回目にヴィクトリカが登場したときは退屈のあまり床をゴロンゴロンしていましたがその仕草は小動物のようで非常に良く、口調も個性的だったため良いキャラクターでした。「今日から俺は!」の誰かさんを思い出すような独創的な髪型をしていたグレヴィール刑事といいキャラクターの第一印象は良さげです。

Gosick5 Gosick6 この作品、前知識が全く無かったためキャラ萌えアニメなのかバトルアニメなのかさっぱり分かりませんでしたが、グレヴィール刑事が事件の話をし始めてそれをヴィクトリカが推理して結論を出したことで、この作品が推理ものぽいことに気づきました。コナンなどの長編アニメを除くと深夜アニメで推理ものというのは非常に珍しく、推理もの好きな自分には大好物です。事件の謎解きもちゃんと筋が通っていたし予想以上の面白さでした。

作画はさすがボンズ制作なだけあって見事。背景や人物に至るまで非常に細かく描かれていたし露骨な萌え描写も無く安定していました。オープニングのアールヌーヴォー調の絵柄も非常に良く、ボンズ制作アニメの主題歌はオサレで終わるかカッコイイかと極端に分かれますがこの作品に至っては好印象でした。

総評

Gosick7 1話の全体的な感想としては、キャラ萌えアニメというよりも推理ものとして非常に面白そうでした。「うみねこのなく頃に」のような魔女による意味不明な超展開も無く推理は正統派で、2話以降の豪華客船の話も気になるところです。

1話の個人的評価としては、全体的にバランスが取れていて面白そうだったし、作画も非常に良かったので永久保存版のAランクです。あとはこの後の推理シーンや話の展開次第で十分上が狙える気がしました。2クール作品みたいだし期待したいところです。


2011年冬アニメ第1話の感想文その3

2011-01-09 23:15:59 | 2011年冬アニメ関連

 そこそこ冬アニメが出そろった感じがしますが、果たして冬の覇権を握るのはどのアニメになるのやら。今回は「夢喰いメリー」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Merry Merry1 「夢喰いメリー」…まんがタイムきららフォワードで連載されている、牛木義隆の漫画「夢喰いメリー」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。まんがタイム系のアニメ作品は全体的に評価が高い作品が多く、しかも制作がJ.C.STAFFなので作画も期待できそうということで前評判は高めでした。

冒頭から早速メリーらしき人物が登場してきましたが、いきなりヘソ出しエロい!というのが第一印象でした。その直後いきなり夢の世界で主人公の藤原夢路が猫に襲われる展開になっていたので、やはり夢がこの作品では重要みたいです。

Merry2_2 Merry3 主人公はなんか特殊な能力を持っているようで、指で輪っかを作って相手を見ると相手がその後見る夢がなんとなく分かるというのは厨ぽくて斬新でした。同居している幼なじみの女の子がいるというのもお約束で、俳句ばかり書いている親友といいキャラクターはイマイチ外している感じがします。メリーは個性が強いのですぐ印象に残りましたが他のキャラクターは少々残念でした。

Merry4 Merry5 中盤以降はメリーがメインに登場してきて話が展開していましたが、メリーは素晴らしい!キャラクターも立っていたし何よりエロい!そしてなぜかヘソのシーンが強調されていて、会話シーンなのにヘソだけ写していたりしてスタッフのこだわりを感じました。エンディングまでもヘソのシーンがあるし、どんだけ好きなんだと思わず突っ込んでしまうほどです。だがそれがいい。

Merry6 Merry7 後半はボス猫が登場してきてメリーと戦っていましたが、バトル描写ももっさりしていましたがよく動いていて予想以上です。メリーが現実の世界に来てしまった謎や1話ラストに出てきた謎の少女といい気になるところで終わったので2話以降も期待させる出来でした。

作画においてはバトルシーンも含めかなり良好で、「とある魔術の禁書目録Ⅱ」の作画が怪しくなっているのはこちらの「夢喰いメリー」に注力しているためという噂が流れているのも仕方ないかもしれません。話の作りも良かったですが個人的にはこの作品の音楽にも注目していました。無音のシーン含めBGMも作品に合っていて良い感じで、エンディングのキャラクターソングぽい歌も良好でした。最後の提供のgifアニメも「おとめ妖怪 ざくろ」からの伝統を引き継いでいて面白かったです。

総評

Merry8 1話の全体的な感想としては、メリーたんヘソ出しエロい!メリーたんヘソ出し萌え!というわけでメリー目当てで十分視聴できるほどでした。話も若干気になる展開だったし音楽も良好なのでこれは余裕で視聴継続です。相変わらずJ.C.STAFFはキャラクターを魅せるのがうまい。

1話の個人的評価としては、シナリオにおいてはそこそこ面白そうといった感じでしたがメリーの魅力をプラスすることにより評価が跳ね上がるためこれは永久保存版のAランクです。萌えアニメが横行している昨今ですがパンチラや揺れなどのお色気無しで女性キャラを魅力的に見せる作品は少ないので貴重でした。


2011年冬アニメ第1話の感想文その2

2011-01-08 06:41:40 | 2011年冬アニメ関連

 年始にBDレコーダを買い、W録画×2になったうえにBDにコピーもできるようになったためさらにアニメ生活が充実してきました。おかげで新番組アニメもバッチリ視聴中!今回は「IS <インフィニット・ストラトス>」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Is1 Is2 「IS <インフィニット・ストラトス>」…MF文庫Jから刊行されている弓弦イズルのライトノベル「IS <インフィニット・ストラトス>」のアニメ化作品で、アニメ制作はエイトビットです。アニメ放映前のPVでは期待度はそこそこ高かったこの作品、しかしアニメ制作会社のエイトビットという名前はここ数年で一度も聞いたことが無い名前だったためどのような作品に仕上がるか未知数なので少々期待しつつ第1話を視聴してみました。

Is3 Is4 冒頭からいきなり戦闘シーンから始まりましたが…このシーン、予想以上に素晴らしい!インフィニット・ストラトスと呼ばれる女性にしか扱えないパワードスーツのようなものを装着しての空中戦が繰り広げられていましたが、スピード感と爆発シーンはかなり良かったです。数分で終わってしまいましたが、おそらく「マクロスFRONTIER」以来久々となる見応えある空中戦でした。

Is5 Is6 そしてオープニングのあとは1年生の学園生活から始まっていましたが、主人公は唯一インフィニット・ストラトスを起動させた男子ということで、他の生徒は全員女子!しかもドリルヘアーの金髪ツン少女に6年ぶりに再会した幼なじみに、実の姉は主人公のクラスの先生、他にも緑髪の巨乳メガネ先生などなど教科書にでも出てきそうなほど典型的な女性キャラがこれでもかと登場してきました。オープニングを見る限り眼帯少女やオッドアイもいたのでまだまだ序の口のようです。

Is7 Is8 その後はさらに幼なじみの女の子と学生寮は相部屋、しかも風呂上がりにいきなり遭遇、うっかり手に取った竹刀には女の子の下着が偶然にも引っかかっていたりと清々しさを覚えてしまうほどベタな展開の数々に実況では大荒れでした。もしこれがローカル局アニメだったらさらにきわどくパンチラやラッキースケベが大量生産されていたかもしれませんが、しかしここは天下のTBS、竹刀にあったブラ以外そういう描写は全くありませんでした。

1話の終盤では入試試験主席のセシリアと主人公の織斑一夏がクラス代表をかけて決闘をするところで終わったため思わず続きが気になるところです。典型的ハーレムアニメでなおかつお約束描写ばかりでしたが思っていたほどよりクドくなく話のテンポも良かったので個人的には結構楽しめました。あとは肝心のバトルシーンがどうなるかでしょうか。

オープニングは栗林みな美が歌っていたので爆死の法則とまで呼ばれていたのは悲しいところです。実際そうなんですが…。エンディングは日笠陽子が歌っていたのでこちらは「けいおん!」の澪にしか聞こえないとか言われてこちらもなんとも。あとエンディングの走るシーンはチープすぎてすごい残念でした。

総評

Is9 Is10 1話の全体的な感想としては、一言で言えば典型的ハーレムアニメです。原作がライトノベルというのも納得、むしろライトノベルでは無かったらびっくりするくらいの作品でした。ただ思っていたよりも話のテンポは良く、しかもキャラクターデザインは「ストライクウィッチーズ」とかでも有名な倉嶋丈康なので良好でした。これにインフィニット・ストラトスのバトルシーンが1話冒頭なみの動きを最後まで見せてくるようならば十分化けるかもしれません。

1話の個人的評価としては、お約束のアニメながらバトルシーンも含め作画が非常に良く、なおかつ続きが気になる終わり方もしたため期待も込めてAランクです。この面白さを最後までキープしてくれることを期待しています。


2011年冬アニメ第1話の感想文その1

2011-01-07 05:03:55 | 2011年冬アニメ関連

 いよいよ今週から本格的に冬アニメが始まります。去年の残ったアニメを消化しつつ今期も頑張って視聴中。そんなわけで今回は日本テレビ系列の新番組「君に届け 2ND SEASON」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Kiminitodoke Kiminitodoke1 「君に届け 2ND SEASON」…別冊マーガレットで連載されている椎名軽穂の漫画「君に届け」のアニメ化第2期作品で、アニメ制作はProductionI.Gです。第1期は作画こそ微妙でしたが少女漫画独特の絶妙なシナリオに加え音楽と演出も素晴らしく個人的に2010年で一番だったこの作品、いよいよ待望の2期が放映されるということでリアルタイムに正座して実況に参加しつつ第1話を視聴してみました。

 オープニングから始まるタニザワトモフミの歌…これぞまさに君に届け!というわけで最初からテンション上がりまくりでしたが、第2期の1話は1期の総集編だったため少々肩すかしでした。どおりでEpisode0と表記されていたわけです。

Kiminitodoke2 Kiminitodoke3 とはいえ総集編ですが新規カットも多く、しかも胡桃沢視点だったので結構斬新でした。1期では胡桃沢は中盤以降一気に出番が減ったため貴重で、今回の1話においてはまるで胡桃沢が主人公のようでした。

中盤からやっと黒沼爽子が登場しましたがあまり出番は無かったのは少々残念。しかし中盤以降は1期で神回と言われた15話のカットが多く、しかも使い回しに見えつつもBGMが新曲だったのは見逃せません。そのため総集編ではありましたが十分見応えがありました。

そして日テレアニメといえば恒例なのが実写コーナー…今回も再び上田まりえ降臨!で相変わらずでした。とりあえず1期のようにネタバレ事件さえ起こさなければ特に気にならないレベルです。

総評

Kiminitodoke4 1話の全体的な感想としては、0話という位置づけで総集編ではありましたが編集の仕方がうまく面白かったです。胡桃沢視点でなおかつ神回をメインにもってくるあたりさすがでした。

音楽は1期と変わらず良好で、オープニングは良かったし1期で最高の仕事をしてみせたS.E.N.S. ProjectのBGMと演出には今回も期待が持てそうです。

個人的評価としては、0話なのでなんとも言いづらいですがもし初見で見たと仮定したのなら面白そうな予感は感じたので視聴継続のBランクといったところです。本番は2話からですが、どのみちDVDは今回も全巻買います!


2011年冬アニメ考察

2011-01-05 01:03:33 | 2011年冬アニメ関連

2011huyuanime 2011huyuanime1 2011huyuanime2 2011huyuanime3 いよいよ某笑顔動画に「2011年-新春(冬)-アニメ新番組ラインナップ紹介 [冬の新作アニメ情報満載]」も投稿され今週から2011年アニメが始まろうとしています。というわけで今回もそれを視聴しながら個人的に気になるものや全体的に注目されている作品をピックアップしてみたいと思います。

 まず最初に思ったことは、ここ数年冬に始まるアニメはほとんど話題にならないうえに人気も出ない作品も多く不作と言われますが今年は別格でいきなり冬から話題作が多いです。

Madokamagika 中でも話題作筆頭は監督新房昭之、キャラクター原案蒼樹うめ、脚本虚淵玄、制作シャフトの「魔法少女まどか☆マギカ」です。かなり前からCMでも発表されていましたが、TBSアニメ枠でシャフトが完全オリジナルアニメを制作するということで前人気も高く注目されています。ただし虚淵玄脚本作品は鬱やバッドエンドばかりということで不安も多いようです。

Hurakutaru それに対をなす2011年冬アニメの中で大きな注目を集めている作品は監督山本寛、シリーズ構成岡田磨里、制作A-1Picturesでフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の新作「フラクタル」です。なにかと注目を集める山本寛が引退をかけるほどの勢いで制作した今作、放映前のPVでは嫌な予感しかしないと言われていますが、あれほどのビッグマウスで色々と発言しまくったからには期待しています。

同じく「ノイタミナ」枠では「放浪息子」が始まりますが、こちらは原作が志村貴子とは…かつての「NOISE」枠での「青い花」を思い出します。あちらは話題にこそなりませんでしたが素晴らしい作品だったため今回の作品も期待しています。

そのような中個人的大本命なのはなんといってもこちら「君に届け 2ND SEASON」です。1期は個人的に2010年アニメの中で一番だったため今期にも非常に期待しています。全13話のようですが果たしてどこまで話が進展するのか…そして風早と爽子はどうなるのか。また涙腺崩壊級の話があるのか期待せずにはいられません。

そして「スイートプリキュア♪」は少々遅く1月末から始まります。子供向け作品ながら妙にバトルシーンに気合いが入っていたりするプリキュアシリーズ、シナリオも非常に良くできていて面白い作品ですが次回から再び絵柄は元に戻すみたいです。今回は小清水亜美と折笠富美子がヒロイン役ということで、今の人気声優よりベテランの声優を起用するスタイルは変わっていないみたいです。

Is 続いては「IS <インフィニット・ストラトス>」も気になるところです。最近はめっきり減ってしまったロボットアクションものですが、この作品はロボットというよりパワードスーツに乗った女の子が戦うアクションもののようです。どうもPVを見る限りハーレムものにも見えますがアクションシーンが予想以上に良く動いていたので今のところ期待しています。

Yumekui Gosick そして良作率が高いまんがタイム系列作品のアニメ化では「夢喰いメリー」も要チェックです。J.C.STAFFが制作していることもあり作画は安定してそうだし第一印象は良好でした。

あと「GOSICK」にも注目しています。こちらはボンズ制作でしかも2クール、やはりアニメは2クールやってほしいと思っているので、予備知識ゼロですが見逃さず第1話をチェックしたいところです。

ここ数年めっきり仕事をしなくなった富樫義弘ですが、ジャンプ黄金期はまさに神の所行でした。そんな全盛期に描かれた作品「レベルE」も1クール作品ながら始まります。原作はものすごく面白かっただけに期待しています。しかし今度の連載再開はいつになるのやら。

続いてU局関連では「RIO -Rainbow Gate!-」が始まります。昨今の萌えスロブームの火付け役になったあのRIOが主役のアニメ化作品で、制作はXEBEC…ということはお色気満載な作品になってそうです。個人的にストーリーには全く期待していないのでどれだけエロくできるかが勝負どころではないでしょうか。

そして「ドラゴンクライシス!」は非常に久々に釘宮理恵が正統派ツンデレキャラを演じています。さらになんととちぎテレビで放映もするようで、これは「GA 芸術科アートデザインクラス」以来1年半ぶりにとちぎテレビで新番組アニメが放映されることになります。

あと2期ものとして「みつどもえ 増量中!」も始まります。ただしこちらはなんと8話…しかも1期はほとんど話題にならなかったので前人気はあまり高くありません。同じチャンピオン作品なのにイカ娘とどうしてここまで差が付いた。

 他にもまだまだ作品がありますが、冬は全体的にあまり数が多くない印象を受けます。やはり春とかは多いですが冬は少なめですね。しかし今回は前評判が高い作品があるので期待したいところです。