高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

紺邑 大川さん 2

2011年01月23日 04時32分05秒 | 職人仲間

大川さんの工房も「隠し事は一つもありません。全て見てください!」と云うスタンスで仕事をしている。私のところでも同じだ。

120_019a これは、職人の技術と云うものは、見て頂いて沢山のヒントを持ち帰って貰っても良いのです、役にたってもらえるなら。しかし、見た事を、実際に出来るか?と云うと、そう簡単には出来ません。頭で覚える知識ではなく、五感で覚える技術だからです。

発酵している藍の水槽を攪拌する姿はかっこいいですね!
こんな長い棒がすっぽりと入ってしまうほど深い水槽です。

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「藍は灰が命」と言われる。この言葉に大川さんの全てが凝縮されているのかも知れませんね。
押し出しが利き親分肌で、若い頃は芸能活動をしていた大川さんが、「何故、地味な職人家業をしているのか?」疑問に思うのですが、こんな姿を見ていると、やはり、これが天職なんでしょう。
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2階は、展示室と住居スペースになっている。ステンレス製の薪ストーブの煙突が美しい、暖房の役目をしているのでしょう。
ギャラリースペースの窓には、大川さんご自慢の北欧製の額縁のような窓がついています。これは写真を取り忘れてしまった。

奥さんに美味しいコーヒーを入れて頂きお腹が落ち着く。
私が2階に上がった時も、お客様が帰られる時で、暫くすると、また、お客さまがやって来た。次から次へと人が出入りするのは、大川さんご夫婦の人柄でしょう。

工房を出て、大川さんが佐野市内を案内してくださり、名物の「佐野ラーメン」をご馳走になりました。
ドライブをしながら、博学な大川さんは次から次へと話が出てくる。佐野の歴史から、町おこし運動、若い頃の政治活動、・・・・・・・・などなど、
同じ職人経営者として、人を育てることの難しさと大切さ、同じような悩みもございます。今度はもっと時間を作って、泊りがけでお邪魔しますので、ゆっくりお話を聞かせてください。ありがとうございました。

やっと、念願の「紺邑帝国」に行ってきました。

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コメント (2)
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