高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

笑顔のスタッフ

2006年04月30日 10時44分00秒 | 出張

_025 今回の関西地区で一人、新しいメンバーがデパート催事に参加しました。左の青い服の「O」さん、右の紫の服の「I」さんはもう一昨年から催事に出てもうすっかりお客様の心を捉えています。青鬼、赤鬼ではありません。

難波の高島屋で青鬼さんがデビュー。初めての緊張感からか、途中で一日「食当りでダウン」  良い経験が出来ました。

今まで、私が実演でデパートに出ていると どうしても作り手側のお話しか出来なかったのが、この二人が接客するとお客様に近い側の話が出来るんです。新しい発見でした。今までは作者とお客様という関係ばかり見ていたのだが、もっと身近な使う側からの提案が出来ると事は本当に私には出来ないアプローチです。二人とも本当に気持ちの素直な可愛いスタッフです。どこかのデパートで見かけたら、声をかけてください。

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマダ電機

2006年04月24日 22時25分00秒 | デジタル・インターネット

高島屋の朝礼で難波にできた「ヤマダ電機」の話が出た。高島屋のすぐ近く、相当大きな巨艦店である。通路ごとに店員が並び、いつでもお客様と対応できるようにずらーと店員が立っているそうだ。早速、休憩時間にのぞきに行ってみた。パソコンコーナーをうろうろしていると「どんなものをお探しですか?」と声をかけてきた。丁寧な対応で感心した。大迫君という人でいつも休憩時間にバナナを食べているらしい。特別、売りつけようという話し方ではなく、正直な人柄の出た接客が印象的であった。何点かのパソコンを見せてもらいお店に帰った。

竹工房オンセ

以前から家に置いてあるパソコンが古くなりぼちぼち次のをと考えていた時である。別に出張先の大阪で買う必要は無いのだが、店員の爽やかな対応が気に入り、もう一度夕方にヤマダ電機に戻り、パソコンを買った。もちろん、値段が安く、全国チェーンなので何かあった時も 大分のお店で対応できるということも大きな理由である。シャープのWA-70L、15.4インチ、CPUセレロン3000+, 512メモリー、100ギガバイト、ドライブはスーパーマルチドライブ、テレビチューナー付、ソフトもオフィス2003付と至れり尽くせりのパソコンである。それがなんと、109800円に10%のポイント還元付きである。実質、10万をきる値段で購入した。大変安い買い物が出来たと思う。

やはり、目先の売り上げに走るのでなく、正直な接客と親切な対応が購買動機の一番の引き金になると思う。私も明日からの接客をもう一度見直してみよう。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪城

2006年04月23日 22時14分00秒 | 出張

恒例の朝歩き、今日は難波から東へ東へと歩いてみた。黒門市場の中を通り過ぎて谷町筋まで来て北に進路を変えた。どんどん歩いていくとやがてフェスティバルホールのようなものが見え、その後ろに大阪城が見えてきた。堂々と聳え立っている。周りの公園もたくさんの花が咲き、庭園もきれいに整備されていた。

私と同じような、ジョギングやウォーキングを楽しむ人がたくさんいる。大阪城を近くで見てみると、お城の側面には 金の虎が書かれているのに気がついた。やはり、大阪といえばタイガーズ、こんなところにも虎が書かれているのだ。一周回って難波まで戻ってくると11キロ以上、今日はちょっと歩きすぎたかな。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界に向けて

2006年04月22日 22時08分00秒 | 友人

今日はいつもお世話になっている、富田林在住の「W」さんが来てくれた。彼は私より5,6歳若い人だが、すばらしい事業をされている。以前はデパートの工芸部門を20年近く担当されていたが、早期退職後、自分で古布や骨董などを海外向けに扱うサイトを立ち上げ大成功されている。 その中の経験から「世界には古布、骨董以外にも日本の良いものが欲しいという要望がたくさんあるので、日本の職人を尋ねるサイトを作りたい」http://www.tourjartisan.com/ そんなことからお知り合いになりました。

数年で日本を代表するようなサイトを立ち上げた割には、やり手とか切れ者というようなギラギラする雰囲気は微塵も無く、物腰の柔らかい、おっとりとした方である。以前お話した時に とても印象的なことを言われた。「私は古布を扱う事、インターネットをすることが出来た事、英語が使えた事、この三つを合わせることでここまで来ました。古布とネットを 又はネットと英語を 古布と英語を という二つの組み合わせが出来る人はたくさんいるんです。でも、三つを組合すことが出来る人は本当に少ないんです。」もちろんこのこと以外に弛まざる努力と、よきパートナーの力添えなど多くのことが彼をここまでにしてくれたのだろう。三つのことを合わせることでオリジナルなことになるんです。 大変興味深い言葉だと思います、これからもいろいろと教えてくださいね。

Wada 前日、「W」さんの奥さんと娘さんが尋ねてきてくれた。手前の娘さんは中国語と英語を自在に使って、将来世界に向けて何かすばらしい事業を起こしていくのだろう。

奥様を一目見て私はファンになってしまいました。「W」さんと同じく、控えめな雰囲気の中に優しさと品が漂うきれいな方でした。やはり、夫婦というのはバランスなんですね。人間的にも同じようなレベルの人が引き合うんだと思います。

竹工房オンセ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚記念日

2006年04月21日 21時33分00秒 | 家族

今日は16年目の結婚記念日。今年は出張のため離れ離れで迎えた記念日。17年前に出会ってから、私の人生は大きく変わった。竹細工を始めて4年目、やっと一人立ちできるようになって来た頃である。まだ、海のものとも山のものとも分からない私に よく賭けて06_010 くれたものだ。安心院の山の中、まだ建築中のログハウスを二人でコツコツと完成させ、少しずつ生活基盤を作ってきた。「若い時の苦労は買ってでもしろ」とよく言われたが、若い時はその言葉の意味の深さが分からず、「無理に苦労しないで済むなら、しないほうが良い」と思っていた。しかし、何も無い0からすべてを作り上げてきた経験からすると 「やはり、若いうちに苦労したほうが良いな」と思えるようになってきた。自分たちで作り上げてきた来た事からくる自信、ともに力を貸してくれた妻への信頼感、何事にも挑戦していくエネルギー。若い時は 人から見て苦労でも本人はそれほど苦労と感じないエネルギーがある、その時の経験が大きな自信になり二人の絆を作ってきてくれたと思う。本当に感謝である。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通天閣

2006年04月20日 19時33分00秒 | 出張

二日掛けてやっと目の下のクマも取れ体調も元に戻った。いつものように朝のウォーキング。今日は難波から南に南にと歩いてみた日本橋の電気店街がずっと続き、その先に通天閣が見えてきた。大阪の象徴「通天閣」そこを過ぎ天王寺動物園を通過、まだ進んでいくと「ん?」 「飛田新地料飲組合」と言う看板が見えた。「どっかで聞いたことがある!」記憶をたどっていくとやはり「難波の銀次郎」のビデオで見たことがある。有名な遊郭である。まるで江戸時代の遊郭が未だに化石のように残っている地域なのだ。朝7時ぐらいなのでどの店もシャッターが閉まっていたが、きっと、半日前は赤いちょうちんに照らされて飾り窓のように若い女の子が座り、その前で呼び込みのおばちゃんが「兄ちゃん良い娘がいるで。サービスしとくよ。」とか言って声をかけてくるのだろう。   朝からしょーも無いことを考えながらウォーキングをしていた。

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わしが難波の銀次郎

2006年04月19日 23時32分00秒 | 出張

京都から大阪へ、今回は本当にあわただしい出張である。京都では焼き肉いちなんで遅くまで飲んで、ほとんど睡眠が取れないまま難波の高島屋の飾りつけ、九州からデパート催事で初デビューの「0」さんと合流。いつもは一人でするのであるが、今回は彼女に段取りを教えながら飾り付けていった。「0」さんは明るく、人当たりが良いので接客には向いていると思う。3時には飾りつけが済み、すぐにホテルにチャックインして眠りたかったが、「こんなに早くから眠ると夜中に目が覚めて眠れなくなり時差ぼけ状態になるのでは?」と考え、よしもと新喜劇を見に難波花月に入った。マジックや落語、漫才、新喜劇(残念であったがこの日は私が大好きなオール巨人、阪神さんは出ていなかった。)と演劇が進む中私は寝てしまったので何のこっちゃ!

竹工房オンセ

ホテルに到着後、食料の買出しと近場を散策した。これがビデオ「なにわの銀次郎」の中で必ず出てくる戎橋横のグリコの広告塔だ。橋の上では茶髪のニーちゃんから、ヤンキー座りするギャル、外国人、念仏を唱えるおっさんといろんな人がごった返している。まさしく大阪の雑多な文化の象徴なのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焼き肉いちなん

2006年04月18日 21時05分30秒 | 友人

_006_1昨日に引き続き、焼き肉いちなんについて。毎月第一、第三月曜日は3階でライブ演奏をしている。 この日もずいぶん盛り上がっていた。ホストのマイケルに引き込まれて、お客さんが ドンドンステージに引っ張り上げられていく。私も「上を向いて歩こう」を歌わされてしまった。12時近くまでライブは盛り上がった。

ライブの後も延々と酒盛りは続く。12時過ぎに新しい仲間も参加。_009_1 いちなんのすぐ近くでラーメン屋さんをしている「森島さん」。お店の名前は「あきひで」、ラーメン激戦区である一乗寺にあえてお店を出し、周りの店に挑戦状をたたきつけたのだ。ラーメンに掛ける彼の思いと優しい奥さんの心使いで、まだ開店半年だというのに多くのお客さんの心を掴んでいるそうだ。私はまだ行ったことが無いので今度京都に行ったときは必ず彼のラーメンを食べてやる。

結局3時まで飲み会は続き、朝6時に起きてしまった私は目の下にクマが出来ていた。

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイベット

2006年04月17日 20時43分00秒 | 友人

    _012京都に来ると必ずいくところがある。一乗寺にある焼き肉レストラン「いちなん」である。ここの店主とは30年来の付き合いで、私の人生においてとても大きな影響を与えてくれた親友である。

私が初めて就職したのが「焼き肉レストラン南山」であるが、その会社の社長の息子で年齢は2歳ほど年下だが会社では先輩であった「孫恵文」氏。初めて会ったときは水と油のようなぜんぜん違ったキャラクターで反発しあっていた。ところが、ある時を境にこれほど人生について語り合える頼もしい友人に変わるとは思いもよらなかった。面白いものである。

この7年ほど毎年この店を訪ねては美味しい焼き肉を食べ、お酒をしこたま飲んで酔いつぶれてお店の座敷で寝るのである。最初の頃はただ、座布団を8枚集めただけで寝相が悪いと座布団があちらこちらに散らばって大変寝にく_010_2かったのだが、年々進歩していき、座布団の上に敷布が付くようになり、その次に毛布が増え、少しずつ、私のベットとしての体裁が整えられたいる。

今年も例年のようにこの座布団布団で寝かせてもらった。時には酔ったハゲの添い寝付と、考えるとオゾマシイ冗談をされる時もある。

料理の美味しさは抜群。もし、京都に行くときがあったら是_007_1 非このお店に行ってみてください。ちょっとおかしなハゲ親父があなたを迎えてくれます。

竹工房オンセ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都にて2

2006年04月16日 19時24分00秒 | 出張

京都伊勢丹は私の思い出のデパートである。以前、私の工房はほぼ90%問屋卸しが主体の経営形態であった。しかし、時代とともに卸しの仕事はだんだんとお客様との距離もでき、中間マージンで高い売値になってしまうため、卸しより直販できる体制を作っていかなくてはならないと考え始めていた。7年前にまずギャラリーで個展をしてみようと 京都までやってきた。しかし、京都のギャラリーは なじみの無い私達には大変条件の厳しいものであった。数件回ったあと「こんな京都なんかのギャラリーでやるもんか!」と京都を後にしようとしたとき、新幹線の待ち時間にふと立ち寄ったのがこの京都伊勢丹であった。

まだ、オープンしたばかりで社員の人たちもすがすがしく「みんなで新しい店を作っていこう」という気持ちが伝わってきました。8階のリビングフロアーに言ってみると卸しで出していた私の花篭が飾ってあった。意を決して「私はこの作品の作者ですが責任者に合わせて下さい。」と。その当時担当の「H」マネージャーとお話した。「通常の卸しの花篭でなく、ハイクラスな作品を集めた個展をやらして欲しい」と申し込んだ。「H」さんは私の話を聞いてすぐ、二つ返事で「8月のお盆にやりましょう」と即答してくれた。この一言が私の工房の運命を変える一言だったのかもしれない。

それ以来7年間、京都伊勢丹にやってきている。ここの社員さんはきっと面接する人が面食いなのだろう、きれいな人が多い。みんな、素直で優しい気持ちの良い娘ばかりである。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都にて

2006年04月15日 21時11分00秒 | 出張

京都にて

慌ただしく浜松から京都へ移動、今回はいつも1月にある浜松の催事が4月に変更になったため、2箇所を三日づつ実演することになった。

どちらの会場にも私が来るのを楽しみにしてくれているお客様や友人がいる。この「Oさん」も京都の西陣で組紐を扱う老舗のご主人である。早くから、お店での直販を始め、ホームページを早くから立ち上げ精力的に経営をされている。とても気さくな人で、趣味もお茶、お花から社交ダンスまで実に多彩である。同期は若い女の人と同じ時間を共有しようと思ったからに違いない。私にもパソコンのことを教えて下さっている。ありがとうございます。

竹工房オンセ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜松2

2006年04月14日 06時34分01秒 | 出張

毎年恒例の「北校同窓会浜松支部」の飲み会があった。もうこの4年続けて開催されている。大げさな言い方をするとこうなるが、ただ単に私が浜松の遠鉄百貨店に来たときに合わせて、浜松在住の同級生が2人いるのだが、3人で集まって飲んでいるだけである。高校卒業後30年以上経ってもこうやって毎年会えるということは幸せなことである。高校時代から交友範囲は広く、ツッパリから、まじめなおとなしいヤツまで幅広く付き合っている。この二人はまじめなほうの友人である。二人とも結婚して子供も育ち、これから第三の人生に入っていく年頃になって来た。近況を話し合ってそれぞれの仕事の話とか、家族の話とか、取り留めの無い時間が楽しいのである。また、来年会いましょう。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜松

2006年04月13日 08時19分16秒 | 出張

桜の花が目にまぶしい。宿泊先のホテルの横に桜の名所である浜松城がある。例年浜松に来る時は1月だったので桜を見ることは無かったが、今年は丁度良い時期に来たもので。朝のうちに1時間ほど早歩きでウォーキング、花びらが舞い散る中を少し額に汗をかきながら気持ちの良い時間を過ごした。浜松と言う町は人がゆったりとしている、東京、大阪のような気ぜわしさが無い、やはり、地方の都市なのでまだ素朴さが感じられる町である。

バスに乗ってみるとどのバスも「低床式バス」で乗り降りがお年寄りにも子供にも楽に出来るようになっているし、信号待ちでは必ずエンジンを切る。なんとなく、人にも環境にも優しく接するということが日常の中から感じられるのだ。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の嵐

2006年04月11日 21時55分00秒 | 出張

今日から浜松の円鉄デパートでの「九州展」に参加するため朝、家を出発。同時開催である京都伊勢丹での「日本の職人展」には我工房のナンバーワン今井さんに行って貰う、4日目から京都と浜松を途中交代。名古屋まで一緒の飛行機で行き、昼食後、それぞれに別れた。浜松に着くと本当に「春の嵐」というにふさわしくすごい雨と風。何のために傘をさしているのか解からないような横雨の中、安物の傘は壊されてしまった。

浜松には高校の同級生が二人住んでいる。毎年私が浜松にやってきた時に集まって一杯やっている、今回は日にちが2日間しかないのでうまく時間の調整が出来れば良いのだが。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006年04月07日 09時00分00秒 | 安心院

_004 我が家の桜も満開に、まだ、小さい木だがいっぱいの花を咲かせてくれました。ここは標高500メートルもある地なので少し遅咲きである。

クルムが新潟に行ってしまい、少し寂しい気分だ。心配していた、次男のシンラは思いのほか寂しがっていない。彼も新しい学年を迎えて塾通いが始まったり、バタバタしている。勉強が楽しいらしく、塾の先生からも「本当に意欲的に向かっていく」と褒めて頂いたのが、また励みになっているようだ。このまま、理解するという楽しさを身に着けてくれたら一番良いのだが。

竹工房オンセ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする