高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

府中伊勢丹 2

2009年07月31日 09時14分35秒 | 出張

府中と云えば、最初に頭に浮かぶのが「府中競馬場」だ。催事二日目の朝、福ちゃんから、部屋の電話が鳴る!「散歩、行きますか?」と。

Cimg0219今にも雨が降りそうであったが、「まー、良いか?」と出かける。ホテルから1.5キロほど行った所に府中競馬場がある。正式には「東京競馬場」だ。遠くから見ると、要塞の様な形をした、巨大な建物である。玄関前には、レトロな雰囲気の飲食店が並ぶ。

恐らく、競馬開催中には、予想紙を手に持って、するめの足をかじりながら、赤鉛筆を耳に挟んだ様なオジサン達で一杯になっているのだろう?

Cimg0220 競馬場を過ぎ、もう少し南に進んでいくと、サントリーの工場があり、その隣に「大東京総合卸売りセンター」という名の、市場があった。中に入ってみると、朝早くだと云うのに、たくさんのお店が開いていた。

府中の駅前は、高層マンションや商業施設のビルが立ち並び、無機質な感じだが、少し離れると、緑がいっぱいあり、新宿まで特急で30分くらいの距離を考えると、住みやすい街では無いだろうか?

散歩の最後に、大国魂神社によって、「今日もたくさん売れますように!」とお参りをしてきました。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

府中伊勢丹 1

2009年07月30日 08時14分48秒 | 出張

慌しい準備で始まった府中伊勢丹での「大九州展」。初日は少し早く出勤して、前日出来なかった残りの飾り付けをする。しかし、9時半まで、館内は冷房が入っていないので、汗びっしょりになる。朝礼の前に、シャツを着替えに一度ホテルに戻ることにした。

開店早々、「直ぐにお客さまは混んで来ないだろう?」と高を括って、地下の食品売り場に、お箸の実演用のこんにゃくを買いに売り場を離れた。

地下に向かいエレベーターに乗っている途中、突然、携帯が鳴り、「お客様が並んで待っています!」と呼び戻しにあった。慌てて戻ってみると、黒山の人だかり……。

広告に
「限定100膳、名入れ箸サービス」と出た事が大きい。

「府中のお客様は名入れが好きなのか?」と思いつつ、結局、この日一日で、100膳近いお箸に名前を彫った。ありがたい事です。

府中の伊勢丹は現在7時閉店に改善されている。初日はお客様が多かったこともあるが、あっという間に閉店時間になったと云う印象である。働く者からすると、7時閉店が一番ストレスが溜まらない良い時間なのでは無いか?と思う。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわただしい一日

2009年07月29日 07時49分31秒 | 出張

本日から始まる、府中伊勢丹での「大九州展」

http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/fuchu/event/0907kyushu01/umakamon.jsp

の準備日。

朝、10時半出発直前まで、発送作業に追われ、留守の間の段取り作り、バタバタで工房を出発。大分空港、12時20分発の飛行機に乗り、13時50分羽田着。

本来であれば、そのまま府中に向かえば、午後からの準備にちょうど良い感じで入ることが出来たのだが、この日は、私が使っている、ネットサーバーの勉強会があった。

普段は、東京や大阪で行われる、セミナーに参加するのには、時間的にも金銭的にも、相当負担がかかるので、諦めていたのだが、今回は、「準備を遅らせて貰えれば参加できる」と、伊勢丹さんに無理を言って、セミナーに参加してきた。

セミナーの話は、明日改めてアップします。

17時40分に新橋を出て、銀座線で渋谷まで、渋谷から井の頭線で明大前まで、そこから京王線に乗り換え、府中に着いたのは18時45分。慌てて、ホテルに荷物だけ置いて、伊勢丹に入ったのが、19時ジャストであった。

現在、伊勢丹府中店は19時閉店になっているので、閉店後、あまり遅くまで、社員さんに残って貰うのも申し訳なく、20時まで汗びっしょりになりながら、出来るところまで準備を進める。

続きは、本日これから、少し早めに出勤してやります。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギャラリーさん手

2009年07月27日 15時12分25秒 | 催事案内

25日から31日まで、北九州「ギャラリーさん手」さんでの二人展。山梨県のジュエリー作家渡辺さんとのコラボである。

Cimg0138 渡辺さんは前日に飾りつけに遣って来たのだが、大雨のせいで、ギャラリーから身動きが取れず、一緒に来ている奥様がいる福岡まで、行くことが出来ず、ギャラリー近くのビジネスホテルに1泊したそうだ。

私は、初日の昼過ぎに到着。こんな、天候の中、お客様も来るわけも無く、渡辺さんとゆっくりお話しする事が出来た。宝石のことなど、全然判らない私にとって、珍しいお話ばかりである。

小さな、小さな7・8ミリのオパールが60万円とついている。「へー!」と驚いていると、「バブルのころは、これが何百万したそうだ。」またまた、「へー!」である。自分で気に入った宝石や真珠などを加工して宝飾品を作っている。

お客様からの、オーダーは、何回も何回も気に入って頂ける様遣り取りしながら、何ヶ月もかけて作りこんで行くそうだ。大人しく、ピュアーな感じの人柄が「この人に記念の指輪を作って貰いたい!」と思うのだろう。

「さん手」はオーナーの原口さんが生まれ育った家を改装してギャラリーにしている。三姉妹で経営しているので、三人の手で「さん手」と名付けたそうだ。近くに高速が走る都会の中にあって、手入れの行き届いた庭が素晴らしい。

Cimg0133 ここが、北九州とは思えないほど、山野草があちらこちらに咲いている。この、庭を見ながらお茶を飲むだけでも、楽しいですね。私の竹篭にも、庭のお花を生けて下さっている。

商売、商売とした感じはほとんどありませんので、緑を見ながらゆっくりとした時間を過ごしに、一度行って見て下さい。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録的な豪雨

2009年07月26日 10時16分34秒 | ブログ

25日(土)から、北九州の「ギャラリーさん手」で始まる二人展の初日に合わせて、北九州に行くつもりであった。

しかし、ニュースでは 「記録的な豪雨に見舞われた九州北部は25日も断続的に激しい雨が降った。福岡管区気象台は、梅雨前線が九州北部付近に停滞しているため、26日明け方から大雨になるおそれがあると予測している。」とある。

前日に、テレビを見ていても、豪雨で家が流されている映像や、車が雨水に浸水している映像が次から次へと流れてくる。大分でも、夜中中、雨音が酷く、激しい雨が続いている。

朝、8時半ころ、北九州に向けて出発するはずであったが、ギャラリーに電話をして北九州の様子を聞いてみる。「まだ、雨が降り続いていますので、少し様子を見ましょうか?」と言うことになり、自宅待機である。

10時になり、「雨も止んで落ち着いた」と電話が入り、それから出かける事に!安心院から宇佐まで国道500号線を宇佐からは、三光バイパスを通って、豊前市、行橋、苅田、と何事も無く進んでいく。

北九州に入り、ギャラリーまであと4キロの小倉東インターあたりまで来ると、急に渋滞し始めた。北九州都市高速や九州自動車道が前線通行止め、高速に入れない人たちの車でものすごい渋滞である。結局、最後の4キロを進むのに1時間近くかかってしまった。

1時前に、やっと到着。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコンが壊れた! サポート 2

2009年07月25日 08時48分15秒 | ブログ

先日も、名古屋の松坂屋に出展した時、お客様が壊れたバッグを「修理して欲しい!」と持ち込んできた。通常、私どもでは、自分の作品は、最初の5年間はどんな形でも無料修理している、5年以上経った物に関しては、修理代実費を頂きますが、安心して使って頂くことを第1に、対応している。

Cimg0128_2 作品を見てみると、同じ大分県の業者が中国で作らせ、国産品として販売したものである。これがそのバッグだ。

お客様に、「購入された業者で、修理して頂いた方が良いですよ。」と丁重にお断りしたのだが、

「友人から、頂いたので、何処で買ったか判らない?」と言う、それで、

「何処に持っていっても、直してくれないので途方に暮れている。」と言う。

しかたが無いので、誰が扱っているのか、作品を見れば直ぐ判るので、その場で、その業者に電話した。

「今、松坂屋の催事に来ていて、お客さまが、おたくのバッグの修理を持ち込んできたのだが、どうしたら良い?」と聞いてみた。すると、

「簡単に直るものなら、知り合いの職人に頼んで直して貰うが、直らない物は知らない!」と居直るのである。びっくりした。こんな無責任な事を言うのである。頭に来て、「もう良い!」と電話を切る。

お客様に「修理できない!」とお話すると、がっくりとしている。

ついつい、見かねて、「私が直してあげます。」と言ってしまった。(本当は、こんな中国製品を国産と偽って、販売している業者とは、とことん戦っていかなくては為らないのだが!)

大変、喜んでくれたお客様が、「このバッグを修理で置いていくので、代わりのバッグを下さい」とお買い上げくださった。

決して、こちらから売り込んだことは一切無いのだが、困った時に親身に対応したおかげである。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコンが壊れた!サポート1

2009年07月24日 08時44分22秒 | ブログ

突然、パソコンが壊れた!前日まで、何もなかったのに、朝、パソコンを点けると、立ち上がると直ぐに、再起動になってしまう。5回ほど、遣ってみても、一向にそこから進まない。

このパソコンは、長年愛用していた、レッツ・ノートがディスプレイの故障で使えなくなり、その代わりに今年の2月に購入したばかりのシンクパッドである。犬の鼻の様な赤いボタンが印象的なコンピュータだ。

早速、レノボのサポートセンターに連絡。  驚くことに、ここのサポートセンターは、話中にならずに、1発で繋がった。これは、電機メーカーのサポート電話にしては、驚異的なことである。

電話で、壊れた内容を話すと、直ぐに、「翌日、引き取りサービスが伺います。」と迅速な対応だ。

しかし、困った事に、パソコンが立ち上がらない為に、他のハードディスクにデータのバックアップが出来ない。修理に出すと、初期化されて、何もかもが無くなる可能性があるので、困ってしまう。

翌日、もう一度、サポートセンターに連絡。この時も一発で電話が繋がる!通常の起動でなく、セーフモードで、データのバックアップの方法を聞き、何とかデータを移すことが出来た。

こんな時の為に、月1回くらいは、絶えずデータのバックアップを取っていく習慣をつけなくては為らないな!

翌日午後には、日通の宅配便がパソコンの回収に遣ってきた。此処までの、対応は実にスムーズで関心する。

妻が買った、DELLのサポートは電話はぜんぜん繋がらないばかりか、メールで判らない事を質問しているが、一ヶ月以上たっても、いまだに返事も来ない。

私たちの商売でも、何か?あった時のフォローが一番大切で、特にお客様は不安になっている時に、いい加減な対応をすると大変な事になる。もう、この後、信頼を回復することは出来なくなってしまう。

逆に、何か故障や手違いがあった時に、丁寧で相手の気持ちを汲み取れる対応をした時は、反対にお客様のより深い信頼を得ることが出来る。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆既日食

2009年07月23日 15時48分27秒 | ブログ
46年ぶりの皆既日食と、ニュースが朝から晩までうるさく報道している。
46年前と云えば、私は小学校2年生。 なんとなく記憶の片隅に、セロファンの下敷きを通して、日食を見たような?見なかったような?
ちょうど、この日は大阪からお客様が着ており、接客中であった。はるばる、大阪から遣って来たのは、博多のリバレインで伝統工芸品をメインに新しいコーナー展開をするそうだ。それに、「テナントとして出展して欲しい!」という要請だったのだが、残念ながら、とても、私どもでは、博多に店舗を構えるような余裕もないし、固定したお店を持つ気が無いので、お断りした。
お客様をそっちのけで、インターネット担当の悦子とかおるさんが、外でわーわーと騒ぎ出した。「皆既日食」である。ネガフィルムを3枚重ねて、太陽を覗いて
「見える!見える!」と騒いでいる。お客さんも引っ張り出して、一緒に覗いてみると、Photo
これがその時の写真だ。
最初の1枚は、フィルム越しにデジカメで撮った物。
Photo_2次のは、曇りのときに、デジカメで撮った物。
今度、日本で本格的な皆既日食は25年後とニュースでは言っていたが、その時、私は80歳近くになっている。果たして、次回の日食を見ることが出来るのだろうか?
竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

降ったり、止んだり!

2009年07月21日 16時53分58秒 | 工房

毎月1回のミーティングと大掃除の日である。朝から、変な天気で、突然、大雨になったり、カラッと晴れたり、なんとも妙な天気である。

夏場は、このミーティングの時に合わせて、草刈をしたり、排水溝の溝掃除、外回りの掃除などをするのだが、今日はこの天気のため、外仕事がぜんぜん出来ない。

総勢、15人が車座に集まって、この1ヶ月の経営報告や方向確認、注意点など話をするのだが、今年はずっと厳しい話ばかりしなくてはならない。しかし、現実をしっかりと受け止めてから出ないと、どう進むべきか?方向も見えてこないので、メンバーには包み隠さず、現状を報告している。

この、未曾有といわれる経済危機は、今までの、不景気とは次元の違う話である。しかし、これを乗り越えるだけのノウハウを作りきれば、これほど大きな財産も無いだろう。この危機を乗り越えたと云う自信が大きいのだ。

NHK特集でも、このマネー狂想曲を分析しているが、私が一番納得できないのが、物を生み出さない金融業などが、1次産業2次産業の人々を翻弄していることだ。

世界の中にある、物質の相対的な量はいつも同じではないか?自らが、物を作り出していく実体経済に根ざした繁栄なら大歓迎であるが、実体の無い、3次4次産業の虚構によって作られた繁栄は、歯車が一つ組み合わないだけで、全てが一瞬にして崩壊する。

額に汗しない、一部の人間への富の集中。その反対では、飢餓に苦しむ何億人もの貧しい人々が存在する。このバランスの悪さは、どうしてだろう?便利になり過ぎて、世界の出来事がすべて繋がってしまった。

あー、話が取りとめも無く、堂々巡りになってしまった。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逞しくなってきたなー!

2009年07月20日 11時13分07秒 | 家族

中学3年生になった次男坊。寮から帰ってくる度に、逞しくなってくる。小学校の時はポチャ、ポチャして、走る事が苦手で、マラソン大会になると、「どうやって学校を休もうか?」と悩んでいたのに。

その次男坊が、今ではラグビー部のキャプテンだ。クラブでもクラスでも、みんなのまとめ役だと言う。ポチャ、ポチャの体は、何時の間にか引き締まって、筋肉が付き逞しくなった。家に帰って来ると、逆立ちをしながらの腕立てをする。

720_003 身長もあと少しで、私を追い越しそうである。母親にはとっくに追い越している。

9月にある、学校の体育祭に応援団に入ることになった。この学校は中高一貫校なので、中学1年から高校3年までの6学年ある。応援団には中学3年から、入ることが出来るのだが、ある程度、学業も出来、先輩の推薦が無いと入れないそうだ。応援団に入ることは、みんなの憧れなのだ。

頭を短く刈り込み、本番の体育祭には、新入団員は全員が1分刈りのつるつる坊主にするそうだ。応援の踊りを(踊りと言うと怒られる)少し見せてもらった。直立不動から、太鼓の音にあわせて、キビキビと体を動かす。一つ一つの動作にも、ピタリ、ピタリと指の先まで神経を尖らせている。

一生懸命、運動に勉強に頑張っている息子だ。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草刈 2

2009年07月19日 05時53分51秒 | 工房

草刈機には2種類ある。背中に背負うタイプの物と、肩からぶら提げて腰で振るタイプである。

718_011 この地域のお百姓さんは、殆ど背負うタイプの物を使っている。これは、斜面の多い所を草刈するには、圧倒的に背負うタイプの方が使いやすい。

平坦な土地を刈るのには、腰振り式でも充分であるが、急な斜面や凸凹が多い土地では、腰振り式では無理があるのだ。

しかし、背負い式の草刈機は腕で持つ分、半日も草刈をすると、左腕がパンパンになる。適度な所で止めておかなくては為らないのだが、草刈ってなかなか止めれないのだな!「もう少し、もう少し」と思いつつ、ツイツイ借りすぎてしまうのだ。

718_003 草に隠れて見えなかったが、昔、使っていた井戸枠が出てきた。これは、私がこの土地に入ってきたとき、まだ、家も無く、6畳二間のプレハブ住宅で生活を始めた時に、村の余り水を貰って生活し始めたのだが、その時に、自分で穴を掘り、井戸枠を3連繋ぎ、貯水タンクを作ったのだ。

今、住んでいる家になってからも、しばらくの間はこの簡易貯水タンクで生活していたのだ。しかし、余り水を使っているため、村の水道に何か不具合が起きた時は、最初に水が止まってしまい、問題が解決して、村のタンクが一杯になった後でしか、水が回ってこないのだ。

「これでは、将来的に安定した生活が出来ない!」と、ボーリングをして、地下水を掘ることにした。ボーリングの百数十万円掛かったが、水が吹き上げた時は、夫婦で抱き合って喜んだ事を今でも思い出す。

この土地に、いろんな歴史と思い出を作っているのだな。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草刈 1

2009年07月18日 12時30分06秒 | 工房

718_006 長雨の後、家の回りの草がぼうぼうである。今が刈時、これ以上、放っておくと草の上に蔦や弦が絡まって、大変になる。蔦が絡まると、根元を切っただけでは、草は倒れない。絡まった弦を引きちぎるのに倍以上の労力がいるのだ。

我家の敷地は約700坪。半日ずつ草刈をしていくと四日がかりで1周する。大体、草刈と云うのは、丸々一日、草刈をしていると、大量の汗をかき、脱水症になったり、草刈機の振動で手が痺れて動かなくなったり、いろいろと問題があるので、半日くらいが限度である。

草刈にも、プロとアマの違いが出る。私などは草刈に関しては、近所のお百姓さんに比べると素人同然である。刈った後が、虎刈りになっている。近所のおじいちゃんたちは、80を過ぎて、腰は曲がっているが、地面に吸い付くように、綺麗に綺麗に刈り取っていく。

718_001それ以前に、草刈をする前の、土地の整備に大きな違いがあるのだ、普段から、石があったら、小まめに取り除いている。倒木なども取り除き、草刈機が掛け易く整備しているのだ。

私などアマチュアは、石で刃こぼれさせたりするので、直ぐに切れなくなってしまう。悪戦しながら、半日草刈をすると汗びっしょりになる。草刈の後に、水道の蛇口に口を付け、ゴクゴク飲む水の美味しいこと!特に、我家は地下水で冷たい美味しい水だ。

半日、草刈で、気持ちの良い汗をかいた。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰省

2009年07月17日 14時26分51秒 | 工房

名古屋での出張を終え、我が家に帰ってきました。暑い名古屋に比べると、此処は別天地!気温も20℃と快適な温度である。

家に帰ってくると、クーラーなどを使っていないので、体の調子がすこぶる良くなる。それが、一番良く判るのが、睡眠とお通じだ。時間とともにぐっすり眠ることが出来、鳥の囀りで目を覚ます。お通じの方も、実に気持ちよくなる、便秘には絶対ならないような感じである。

朝日とともに起きて、日の昇っているうちは、仕事で汗をかき、夕方お風呂に入り、その日の疲れを癒し、ささやかな晩酌を頂く。自然の中で生活して、自然のリズムの中で生かされている。ありがたいことだ!

しかし、この自然の山の中だけでは、生活することは出来ない。販路は人の沢山すんでいる大消費地になる。朝から夜遅くまで、一日中、デパートの乾燥した空調の中で過ごし、ほとんど汗をかくことは無い。営業時間が終わってから、夜遅くの飲み食い、そして、ホテルの空調の中で眠る。

毎日、こんな事ばかりしていたのでは、何時か必ず、つけが回って来て、体を壊してしまうのでは無いか?と思う。  目指すところは、工房に居ながら、世界を相手に商売が遣っていけるようにしたいですな!

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑い、暑い名古屋!

2009年07月16日 10時42分21秒 | 出張

松坂屋での催事の後、1日余分を取って、実家に寄ってきた。久しぶりに実家に泊まることになるのだが、丁度クーラーが壊れており、夜、眠っている時に暑いこと!暑いこと!夜中に汗びっしょりになってしまった。

今日は朝早くから、おふくろと二人で散歩にでた。おふくろは81歳になるのだが、驚くほど元気が良い!私と変わらないペースで、どんどん歩いて行く!福ちゃんと歩く時の方が、ゆっくりしてあげたりと、ペースを考えるほどだ。 結局、今回名古屋に来て一番長く、12キロも歩いてしまった。

この母親が元気なおかげで、本当に助かっている。この年になってくると、元気でいてくれることが、財産である。ありがたい、ありがたい! 散歩の途中で見つけた大仏様。

暑い、暑い名古屋! 実家はネットがつながら無いので、今日は携帯からです!

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋松坂屋 2

2009年07月15日 08時35分07秒 | 出張

心配して来た、名古屋松坂屋での職人展。今朝のニュースでも「名古屋地区でのタクシー乗車率は30%」と言っている。景気回復にはほど遠い状況の中、職人展前期修了である。

そんな中、工房オンセは大健闘、前年より15%アップの結果を残すことが出来た。これは、今までのお客様との繋がり、関わりのお陰である。ありがとうございました。

今回も、多くの新作へのヒントを貰いました。来年も、新しい作品つくりをして来ます。「これがオンセの作品?」と云われる様なものまで!作ってきます。

名古屋地区は、この2・3日で本格的な暑さになってきた、最高気温は35度になるほどに、今日の朝歩きも、汗びっしょりになって来た。栄のホテルを出て、鶴舞公園・吹上・今池・千種……。

714_002 名古屋名物と言えば、味噌料理と喫茶店のモーニングサービス。途中で見つけた看板にも「味噌おでん」。

名古屋のおでんは少し変わっていて、大きな鍋の真ん中にもう一つ味噌を入れる壷が入る。その中に、赤味噌に砂糖を混ぜ、結構どろっとした濃さの味噌が入る。回りに串にさした具を居れ、鍋ごと暖める。温まった具を、味噌にドボンと漬け込み食べるのだ。

この写真は、味噌で煮込んだ「どて煮」になっているが、大体、イメージが判って貰えるのでは?

他の地域では見た事が無い。もし、名古屋に来る事があったら、試しに食べてみると良い。これはこれで中々美味しいのだ。

モーニングセットに関しては、また後日。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする