高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

犬の鼻!

2009年02月28日 10時16分41秒 | ブログ

31_009 新しいパソコンがやって来た。レノボのシンクパッドSL300である。レノボとは以前のIBMのことであるが、アメリカのIBMが中国のレノボに買収された結果である。

ビジネスに使うパソコンでは、このシンクパッドは根強い人気があり、キャラクターのラブラドールの赤い鼻が印象的であった。6年前にノートパソコンを買う時も、このシンクパッドにするか?パナソニックのレッツノートにするか?迷ったのだが、その時は携帯性に優れたレッツノートを選んでしまった。巡り巡って6年の歳月が過ぎ、レッツノートが寿命を向かえ、今度はついにシンクパッドが手元にやって来た。性能的には6年前の5倍の能力がある、値段は5分の1になっている。こういった、コンピューター関係の製品は、時間とともに、値段と性能は反比例するのかな?

31_007_2 早速、パソコンを箱から出して見ると、美しい光沢のあるパソコンが現れた。開いてみると、あのトレードマークの「犬の鼻」が真ん中に可愛く収まっている。 フフ、ヨシヨシ、と撫でてみたくなる。

今のパソコンは優秀で、インターネットの設定などは、殆ど要らない。パソコンの電源を入れ、最初の使用者の登録をしていくだけだ。ものの1分ほどでインターネットが使えるようになっている。以前、あれほど大騒ぎした無線ランも自動で電波を認識して直ぐに使える。驚いた。しかし、この後、ソフトを入れたり、周辺機器のドライバーのインスツールなどはどうしても一つ一つしなければ為らないので時間がかかる。周辺機器だけでも、(プリンター3台、スキャナー、手書きタブレット、カメラなど)、あと面倒なのが、メールアカウントの設定である。自分のプロバイダーの分、ホームページの分、ブログ、ミクシィなどなど結構夜遅くまで掛かってしまった。特に、ソフトのインスツールもセキュリティソフトに始まり、オフィス、画像ソフト、など結構な数である。

漸く、全ての設定が終わり、いざスタートである。これから出張にはこの「犬の鼻」がお供することになる。以前、飼っていたラブラドールの「レイチェル」を連れて行く様な気持ちだ。

竹工房オンセ

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修寮式と卒業式

2009年02月27日 11時40分02秒 | 家族

226_0221 昨日無事、長男クルムの修寮式と卒業式を迎える事が出来ました。回りに皆様に感謝せずには居れません。新潟の敬和学園はキリスト教の教えを通じて、「自分探し!」をテーマに学ぶ学校である。「自由な校風で、先生方が生徒一人一人と真剣に向き合って、ぶつかってくれた信頼できる学校」と言うのが私の印象である。

長男自身も、初めて我家以外での生活に戸惑いもあった事でしょう。なかなか、本当の自分をさらけ出す事が出来ずに、もんもんとした時期もあったようです。そんな時、一番身近で、親代わりになって頂いた寮監の226_0391_2 澤野先生には本当にお世話になりました。

「携帯電話を持たせて良いものか?」この件には随分親としても葛藤がありました。しかし、問題が起きた時、39回生自身の判断で、全寮生が携帯電話を返上したと聞いた時は、「さすがに敬和学園、上からの締め付けで取り締まるのでなく、自分達に考えさせる時間と場所を作ったのは凄い。」と感心させられました。

先生方の「生徒を見る目」にも、本当に優しさと愛情が溢れています。やはり、宗教という、1本、判断基準が通っているのが良いのでしょう。

卒業式も、若者の爽やかさと明るさの中に、敬和学園ならではの優しさがいたる所に漂っていました。本当に沢山の友達、先生方ありがとうございました。

竹工房オンセ

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卒業式!

2009年02月26日 13時07分38秒 | 家族

卒業式!
今日は、長男クルムの卒業式に来ています!あっという間の三年間でした。とりあえず、今日だけにわかクリスチャンになって! アーメン! 携帯より

竹工房オンセ

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卒業式

2009年02月25日 06時53分36秒 | 家族

早いもので、先日入学したばかりと思っていた長男坊が、あっという間に3年間の寮暮らしでの高校生活がもう卒業である。

「高校生から遠隔地によく出しましたね~。」と聞かれるが、これには訳がある。

3年前、地元の中学3年生の時、高校進学に当たって、何処にするか進路を決めかねている時であった。私の住んでいる大分県宇佐市安心院町は特殊な事情があって、全国的にも珍しい「中高一貫モデル校」の指定を受けており、地元の中学生(当時、4中学)は入試が無く、無試験で安心院高校に進学できた。全員で1学年100人程の規模である。

親のエゴでこんな辺鄙な山間部に移り住んでしまった為、他校への進学が選択することが出来ない。他校への進学は地元の中学校からすると、実績の為あまり良い顔をしない。そこで、中学3年の2学期から、隣の別府市にアパートに引っ越して、住所を移してはどうか?と家族で検討をしていた所であった。しかし、仕事の事などいろいろな条件を考えると、全員で別府に移り住むのは難しいので、私だけがこの工房に残り、妻と二人の子供は別府のアパートに、二重所帯になるが……。そんな事を考えていたところ、突然、長男坊が「僕、寮のある所に行っても良いよ。」と言い出した。「何故、急にそんな事を言い出したのか?」不思議であったのだが、先日、長男坊が卒業休みで帰ってきた時に当時の話になり、理由が判った。

「一家がバラバラになるのが嫌だったから!」

中学3年生の彼なりに、家族を心配して「自分が寮に出れば今まで通りの暮らしが続く」と考えていたようだ。いつも、惚けた事ばかり言っているので、何にも考えていないのか?と思っていたのだが、彼は彼なりに、真剣に考えていたのだ。それを聞いた時、愛おしさと申し訳なさと何とも言えない気持ちが込み上げてきた。

そんな彼が、3年間の高校生活を終え卒業である。卒業式を見るため、今日明日と新潟へ行ってきます。

「クルム、卒業おめでとう。そして、ありがとう。」

竹工房オンセ

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怒られた!

2009年02月24日 09時26分55秒 | 家族

久しぶりに、妻が爆発!

今まで専業主婦として、工房の作業にはあまりタッチをしないでいた妻が、今年からインターネット担当として工房での仕事が多くなった。今までは、仕事の事は私が!家事の事は妻が!と、それなりに役割分担していたのだが、2人の子供も寮生活に出て、家族生活も大きく変わってきた。子供が居なくなって余裕が出来た分、工房の仕事に参加して貰う事に…。

しかし、妻にしてみれば、昼間は私と同じように仕事をして、家事労働は一つも減らない!負担ばかりが増えているのだ。私も、妻に甘えてばかりで、炊事・洗濯・掃除など全て任せっきりである。24時間働きづめの妻に比べて、朝8時から夕方まで仕事をするだけの私とでは、どう考えても不公平である!  確かに私もそう思う。

日曜日の朝になると、たまに帰省中の子供も私も、朝早くから起きてゴソゴソするのだ。その上、今週・先週と日曜日も仕事をしている。妻にすれば

「休みの日くらいはゆっくりさせてよ!」

「休みの日に朝早くからテレビをつけて!」

「これから、忙しいシーズンに入ったら日曜日も無くなるんだから!」

「家事も同じように分担すると言ったくせに!」

「……!」

ついに、積もっていたものが爆発した。私もそう思っているので、言われるがまま、下を向いて頷いている。内心は 「今、何をいってもダメだ。嵐が過ぎ去るのを静かに待つのみ…」 と。本当に家の事から、仕事まで良くやってくれる、何でも全力投球する彼女は頑張りすぎてしまうのだ。

すみません

私も重々妻の怒りの深さを納得している。反省!

竹工房オンセ

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パソコンが壊れた!

2009年02月23日 09時18分01秒 | デジタル・インターネット

さて、ここからいよいよパソコンの無線の設定に入っていくのだが、その途中でパソコンの画面が急におかしくなりディスプレイが壊れてしまった。オー・マイゴッド!

221_0301

こんな画面になってしまった。

工房には2台のパソコンがある。壊れたパナソニックのレッツノートは置いといて、もう1台のメビウスで設定を続行である。メビウスのパソコンはウィンドウズ・SP3が入っている為、NTTのターミナルルーターは対応していない為、上手くいかないかも知れませんと言う。

結局、最初の状態と殆ど変わらない状態に戻っただけであった。ここまでするのに、2時間半!よく、NTTの人も付き合ってくれましたよね!もう、私もクタクタである。

翌日、新潟県の職人仲間で「島倉さん」が同じレッツノートを使っていて、昨年同じようにディスプレイが壊れたと言っていたのを思い出し、電話してみた。すると、やはり同じ画面の故障で、修理するのに5万円ほど掛かったそうだ。今は他の所が悪くなり、また修理にだしている最中だという。島倉さんが言うには、「今は5万も出せば、もっと性能の良いパソコンが新品で買えるのでそちらをお勧めします。」と、

つい先日、妻のパソコンを購入したばかりだ。現在注文中で、月末に届く予定である。ここで、新たにもう1台購入とは、大変であるが仕方が無い。ネットで探してみると、ThinkPad SL300 が59800円で売っている。これに決めるか?CPU 2GHz  メモリー 2GB  ドライブ DVDスーパーマルチ  HDD  80GB  無線ラン   と大した性能である。 

竹工房オンセ

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訳が判らない!パニック!

2009年02月22日 08時53分55秒 | デジタル・インターネット

金曜日の夕方、工房のミーティングも終え、夕方4時半。別にどうと言う事は無いのであるが、工房の事務所でパソコンの無線ランで使えなくなっていた為、(有線ランを使えば繋がる)パソコンの通信設定をもう一度最初から遣り直そうと、NTTの通信機器サービスに電話した。   それがそもそもの間違いであった。

状況説明。

{ ちょっと、難しい言葉が多くなりますが、大体の想像をしてください、私の所では、まず、外からの電話線をNTTのターミナルルーターで受けている。そのルーターから屋内配線として、一つは電話へ、もう一つはFAXへ。インターネットはルーターのある部屋では無線ランにして、工房から家までは30メートルほどのランケーブルでつないでいる。}

NTTの通信機器サービスに電話をしながら初期設定をやり直し始めた。

NTT「では、ルーターの電源を切ってください。」

私「はい」    

プツン。  あれ?電話も切れてしまった。 考えてみると当たり前だよね。しばらくすると、NTTから電話があり、

NTT「すみません、ルーターの電源を切ったら電話も切れますよね。スミマセンでした。携帯か?何か?お持ちでは有りませんか?」と聞く

私「携帯がありますが、山間部で繋がりにくいと思います。」

一応、以前NTTから貰っていた携帯電話用のアンテナを接続して電話を待っていると、携帯電話に掛かって来た。しばらく、携帯を片手にパソコンでルーターの設定をしていく、どうにか?設定が終わり、確認を取ってもらおうと、電話をかけてもらうと、全部FAXになってしまう。電話が繋がらなくなってしまった。

NTT 「おかしいですね!設定はこれで良い筈なのに、全部FAXになると言う事は、電話機事態にFAXを優先するするとかのスイッチを入れていませんか?」と言う

私 「もう、10年以上使っている機械でそんなスイッチは見たこと無いのだが」と

NTT 「おかしいですね?」

あーだ、こーだとやり取りして居るうちに、携帯電話がピーピー鳴り出した。電池切れである。話の途中で切れてしまった。携帯に電源コードを差込むと、アンテナが差し込めない、しかし、電源コードを入れないと直ぐ切れてしまう。仕方なく、電源コードを選択して、聞こえにくい状態で大声で話してもらいながら、作業続行である。

結局、結論から言えば、私の所では、一つの電話回線に電話とFAXの二つの番号を貰っている。この契約の時、「ダイヤル・イン」という方式と「i ナンバー」という方式の2種類があるのだが、私の所は「i ナンバー」方式なのに、もう一つの「ダイヤル・イン」方式の設定をしていて、上手く繋がらなかったようだ。もう一度、設定をやり直して電話が繋がるようになった。    つづく

竹工房オンセ

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職人の置かれた立場

2009年02月21日 08時34分31秒 | 工房

毎年、年初めに工房のメンバーと個別面談をして、「今の工房の状況と今年一年をやる気があるのか?」の話し合いをしている。特に今年は、世界的な経済危機を背景に毎日、毎日、「派遣労働者の解雇だ。人員削減、減益、減収、リストラ……」とそんなニュースばかり流れている中での個別面談であった。

私の所でも、既存の作品群を同じように作っているだけでは、生き残っていけない!新しい作品つくりをしていくので、製作作品が変わることになる旨、話をした。その中で、ある職人さんが、「もう、止めようと思う。丁度良い機会だと思う。」と切り出された。よくよく、話を聞いてみると、以前20年近く厚生年金をかけていたのだが、今の状態の国民年金のままでは、60歳を過ぎてから、少ない国民年金だけでは生活できそうにない。そこであと5年ほど厚生年金の掛けれる会社に勤めて、以前の厚生年金とプラスして、ある程度の年金が貰えるようにしたい!」という事であった。「ある程度の年金が取れるようにしてから、副業的にここに戻ってこれれば?」と。

その後、よくよく話を聞いてみると、この人は結構な頑張り屋さんで、以前は毎月20万円以上生産していた。しかし、「5年ほど遣って、手仕事では、これ以上にはならない!どんなに頑張っても、何年やっても変わらない!」と思った時から、気持ちが切れてしまったそうだ。それからは、どんどん、生産量が減っていった。確かに、一般の社会に比べて、職人の生産量は低い、もっと生産性の良い職種であれば、もっと、もっと、彼のモチベーションを持続できるような対応も出来たかも知れないが、残念ながら、今の私の置かれた状況では無理である。

昨年入ったばかりの職人さんにも「5年を目処に技術を付けなさい!一生懸命やれば、手取りで20万円になるだけの技術は付く。それと、5年間のするだけの仕事は作ってあげる!」と言っている。しかし、手取りの20万円と言っても、サラリーマンの手取りとは違う、その中から健康保険を払い、国民年金を払わなければ為らないのだから。

厳しいけど、これが現実である。

竹工房オンセ

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腕相撲

2009年02月20日 08時14分47秒 | 家族

只今、長男坊が卒業休みで帰ってきている。新潟県の高校の寮生活を終え、この春からは大阪の学校に進学することになっている。我家は息子が二人だけなので、男臭い関係である。いつも、帰省すると、兄弟でテニスをしたり、バスケットをしたり、時には部屋で腕相撲などをして、兄弟の上下を競っている。

長男坊は運動神経は小さいころから良く、足が速い、無駄な贅肉も無い筋肉質な体型である。次男坊はまだ、中学2年生ながら、もう私と背も体重も殆ど変わらないほど、良く育っている。今はラグビー部の選手をしている。

いつも、3人が揃うと「父さん、腕相撲しようや!」と挑戦してくる。前回までは、何とか勝っていたのだが、育ち盛りで毎日筋トレをしている子供達はどんどん成長している。ついに、先日、長男坊に負けてしまった。

これは男として、ショックである。「いつも、強いお父さんでありたい!」と、どのお父さんも思っているはずだ。しかし、私も今年54歳、体力的には衰えが見えてきた。雄対雄の勝負みたいな所もある。息子が成長して逞しくなる事の喜びと、その息子に腕相撲で負けた寂しさが渾然と入り混じった複雑な心境である。

「ん~、やっぱり悔しい!」

竹工房オンセ

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催事の日程

2009年02月19日 08時58分20秒 | 催事案内

今年は、デパートの催事の日程がころころと変わり、こちらのスケジュールを合わせるのも大変である。通常、デパートの催事は、「何月の第何週頃」と大体決まっているので、それに合わせて、予定を組んでいる。

ところが、今年はデパートもあの手、この手で催事の内容を変えたり、日付をずらしたりと、売り上げを確保するために四苦八苦している。そのお陰で、出店業者の方は「てんてこ舞い」させられる事になる。

私の方は、と言うと。「今年は自分がいける範囲で、無理をせず、展開して行きたい!」と思っている。どうにか、遣り繰りが付いた所はまだ良いのだが、まったく日程が被ってしまい、昨年まで出店していたのに、今年は出れない所も出来てきてしまった。なるべく不義理をしない様、また、その地域のお客様と途切れてしまわない様考えるのであるが、どうにも体は一つしか無いので仕方が無い。  すみません!

竹工房オンセ

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先輩職人からの提言

2009年02月18日 11時17分38秒 | 後継者育成

昨日の午後は、別府の竹工芸訓練支援センターでの研修生に向けて、先輩職人として、講義をすることになった。ここの研修生というのは、竹の学校で1年間、職業訓練をした後、選抜試験を受けて、本格的な竹細工を学び、中堅技術者コースの生徒になった人達である。

竹の学校の卒業生20人の中から、選りすぐられた生徒たちである。しかし、現実は厳しいのだ。来月3月には、もう卒業しなくては為らない。その時点で、自分の技術と経験の中から自営業のスタートをきる事になる。

217_0093時間の講義で、私はなるべく評論家の様な、抽象的な話はしない事にした。具体的な数字を上げて、今まで私が経験してきた事・失敗してきた事・うまくいった事・その中から得られた事をなるべく忠実に話した、また、コンサルタントの様に傍から見ていて、分析をしたり第3者的な見方ではなく、私も現在進行形で、経営の最前線でもがいている、同じ職人としての立場で話した。

内容まで、書いていくと3時間物のCDが出来上がってしまうので、ここでは省略。

果たして、何処まで、話が通じたのか?疑問であるが、彼らがこれからどうやって、自分の作品を世の中に出していくのか?

もがき、あがき、苦労すれば苦労するほど、力となって蓄積されて行くのだが、失敗を恐れず頑張って貰いたい。

竹工房オンセ

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合格!

2009年02月17日 08時55分37秒 | ブログ

何と、東大入学より難しいと言われる別府の竹の学校に、あの大阪から来ているお惚けちゃんが入学したのだ。信じられない!アンビリーバブル!

昨日、竹の学校の受験発表であった。発表時間は午後1時。学校の外の掲示板に合格ナンバーが張り出されるのであるが、1時5分になっても電話が掛かって来ない。

「あー、やっぱりダメだったか?」 20人の合格枠に6000人ほどの受験生。300倍の競争率である。「思いだけでは、世の中、なかなか通じないのか?」と心配しつつ、1時10分頃、電話が鳴った。

「もしもし、もしもし、由紀ちゃん!どうやった!」

「はい、大丈夫です。受かりました!」

「そうか、良かった!良かった!」「何でもっと早く電話して来んのか!」

「はい、受験票を持っていると、結果を教えてくれるんです。それで、事務室で聞いていたんです。6000人中、〇〇番でした。危なかった!私としては、トップを目指していたんですけど……、複雑な気持ちですわ」

「何番でも良いやん!とにかく受かったんだから!オメデトウ!」「よし、今晩合格祝いをしよう」

「はい、ありがとうございます。」

と、こんな惚けたやり取りであった。

人生、何処でどう変わるか判らないものですな!1年前、初めて会った惚けた女の子が、今、こうして別府で竹細工の入り口に立つ事になったのだから…、まずは、スタートラインに辿り着いた事に「オメデトウ!」

(注)その後調べた結果、6000人と言うのは間違いで60人でした。

竹工房オンセ

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落語を聴きながら

2009年02月16日 09時06分46秒 | 工房

昨日は一日中、事務所で作業をした。日曜日なので、工房のメンバーは誰も遣ってこない。こんな時の方が雑念が無く、仕事が出来る。

普段だと、作業場で仕事をするのだが、今日は、誰も居ないので、事務所に道具を持ち込み、ヒゴを取ったり、机の上で竹編みをしたりと……。ここならば、12畳ほどの広さなので、ストーブ一つで事が足りる。また、他のメンバーの耳を気にしなくて良いので、自分の好きな音楽をかけたり、落語のCDを聴いたりと気ままに作業が出来た。

注文の作品を作っているのだが、途中まで編みこんだ所で、どうにも竹の微妙な色の違いが気になってきた。どうしても、天然素材なので、多少の色の違いは有るのだが、前回ヒゴ取りをした時のヒゴと、追加でヒゴ取りした時のヒゴが、微妙に違うのだ。ヒゴの時はそれほど気にならなかったのだが、編み合わせて行くと、だんだん気になってきた。染色するのであれば、全然気にならないのであるが、今回の注文品は、染色しない天然素材のままなので、何となく奥歯に物が挟まった様な感じが残っているのだ。

結局、悩んだ挙句、半分ほど編み戻し、もう一回、後からヒゴ取りしたものと同じ竹でヒゴを取り直し、編みなおすことにした。「後悔、先に立たず!」という通り、「あの時、やっぱりやり直せば良かったのに!」とは、思いたくない。 時間をかけて編み上げた物を解く時は涙が出てくる。

しかし、ヒゴを取り直し、編み始めたら、「やっぱり、やり直して良かった!」と思えてくる。

それと、今日は例の大阪からやって来ている、お惚けちゃんの、竹の学校の合格発表の日である。受かったのか?ダメだったのか?ホントに気になる日である!

竹工房オンセ

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人は日々進化する?

2009年02月15日 05時57分07秒 | ホームページ作り

我工房のインターネット担当の凸凹コンビ。悦子とかおるさん。つい先日までは、両手の人差し指で、キーボードの上をうろうろ、うろうろ文字を探しながら遅々として作業が進まなかった。

ところが、最近見ていると、ホームページを更新するために、作品の撮影をして、

「あー、少し上からの光が多すぎて、光るんだわ?」

「背景の色が気に食わない?」

「こんなイメージで作って行こう!」

「もっと、文字を浮き立たせた方が見やすいね」

などなどと、テキパキと作業をして行く。今では、フォトショップなどを扱わせたら、慣れた手つきで、もう私などは足元にも及ばない!  「必要は発明の母」と言われるが、「遣らなくては為らない」と思っていると、ドンドン成長していくのだ。そして、上手になってくると欲も出て来る。

「人は日々進化するのだ!」

工房には、3台のパソコンがあるのだが、1台はもう10年以上も前のもので、さすがに今のソフトについていけないので使っていない。後、2台を、私と妻とかおるさんの3人で使うのだが、私が出張に出ると1台を持っていってしまう為、工房に残るのは1台だけになる。そこで妻から要望が、「もう1台、ネット専用の簡単なパソコンを買って欲しい!」と。

ネットで検索してみると、今は相当安くなっている。中古品を見てみると二万円台から有るのだが、どうも不安が残る。

妻が使うことを想定して、条件を絞り込んでいくと、5万円台で、相当性能の良い新品のノートパソコンが買える。妻の要望は「画面が大きくて、色はピンクにして!」とだけ、選んだのが、DELLの直販モデル

http://www1.jp.dell.com/content/products/productdetails.aspx/inspnnb_1525?c=jp&cs=jpdhs1&l=ja&s=dhs&dgc=LS&cid=21501&lid=618213&acd=/Vv6e0WKODg-6qt9UexeiIevPBQr3nrgkg

何と、15.4インチWXGAディスプレイ・CPU 2.0GHz・OS ウィンドウビスタ ・メモリ 2GB・ハードディスク 250GB ・DVDスーパーマルチ ・ワイヤレスラン と驚くべき性能である。

これで、我工房は鬼に金棒である。頼みますよ~!えっちゃん! 

竹工房オンセ

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ヒアルロン酸コラーゲンのその後

2009年02月14日 04時32分27秒 | 健康・病気

先日、テレビショッピングで「ヒアルロン酸コラーゲン」を注文した事は、このブログでも紹介しているのだが、その後に「落ち」が有った。何故、ヒアルロン酸コラーゲンを注文したか?と言うと、一番の原因は、この2・3ヶ月ほど、階段を上る時に左膝が痛くて気になっていたからだ。それと、あちらこちらの節々がポキポキと鳴るようになってきた。それで、「思わず試してみよう」という事になった。」のだ。

妻が、妻の母に、私のこんな症状を電話で話している、

妻 「最近、膝が痛いとか?間接が鳴る?って、心配してるんよ」

母 「へー、雅人さん、油ッけが足らんのかねー?」

妻 「そんなはずは無いのだけど。いつも油っ濃いものばかり食べているのに!」

などと、

ところが、原因はコラーゲン不足では無かった様だ。

昨日、別府のお医者さんに花粉症の薬を貰いに行ったついでに、いつもお世話になる整体の治療院に行って来た。

そこで、

「左膝が階段に登るとき痛いのだ」と言うと、

「それは、腰が歪んでいるからだ!」と、ポキパキと直してくれた。

「はい、これで良いと思います。様子を見て下さい」と言われ、

半信半疑で、治療院を出てから、近くの階段を上ってみた。

あら不思議!全く痛みが無いのだ。こんなに素直に反応して良いんかい!驚きである。

結局、この3ヶ月間、膝が痛くて、「あー、年を取ってきたのか?ぼちぼち、コラーゲンを取らなくては?」などなど、心配してたのが嘘のようである。お袋を見ていると80歳を過ぎて尚、うろうろと歩き回り何処までも行く、やはり、適度な運動が一番なのだ。

竹工房オンセ

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