高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

久保田利伸コンサート、行ってきました。

2015年04月30日 06時34分11秒 | ブログ

大阪・名古屋と慌ただしく動き、ヘトヘトで大分に帰ってきました。

その翌日、以前からコンサートのチケットを購入していた、「久保田利伸」のコンサート。



大分グランシアターにて、

あの小さな体から、どうしてこんなに凄いエネルギーが出てくるのか?

素晴らしい歌唱力と、リズム感、魂の籠もった歌が、会場全体を包み込み、観客も一体となって踊りだす。

最高に素敵なコンサートです。

久保田利伸は今年で、デビュー30年、

私も今年で、竹細工デビュー30年!   一緒や~!


しかし、まさかこんな素晴らしいコンサートに、怪しい人影を発見!



どうも、このジャガイモ頭が怪しい!

回りの皆が、リズムに乗って、踊っているのに、一人だけ、阿波おどりのようなリズムで、踊っている奴が居る!






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出版記念パーティー 3

2015年04月29日 06時59分38秒 | 友人

やはり、ムーンウォークはそう簡単に出来るはずもなく、次回のパーティーでのお楽しみと為りました。

日曜日の朝、大阪行きの飛行機に乗り、妻と二人で出発。

出版記念パーティーは19時開場になっていますが、少しだけ早めにマハラジャに行ってみた。



こんな広い会場を借り切って、参加費は無料。

何て、太っ腹なんだ!

19時15分、ホストのイチローさんの挨拶でパーティーが始まった。

学生時代からの「作家に為る!」という夢を持ち続け、ついに、この日を迎えました。

此処に至るまでの道のりと、家族の協力、回りの人達への感謝・・・・・・・

特に、隣で寄り添う奥さん、由佳さんが何とも素晴らしい。



こんなに、心あたたまるパーティーでした。

イチローさんの、挨拶の後、「乾杯の音頭」と、言うことで、私が指名されました。

原稿を考えている時は、200人近い人の前で、上がってしまったらどうしよう?と、心配だったのですが、イチローさんを目の前にして話すと、自然に言葉が出てきました。



乾杯の前に、少しだけお時間を頂いて、私とイチローさんの関係を紹介させて頂き、その中で、イチローさんの素晴らしさをお伝えしたかったのです。
トチること無く、ありのままの気持ちをお話出来ました。

乾杯の後は、ダンスパーティーが始まりました。



ご夫婦で、舞台に立ち、皆を盛り上げて行きます。

本当に、素晴らしいパーティーを企画してくれました。

ありがとうございました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出版記念パーティー 2

2015年04月28日 06時09分07秒 | 友人

http://blog.goo.ne.jp/takae_1/e/2fc20dabdbdc6382f67234212209eb7f
からのつづきです。

乾杯の音頭と言っても、紋切り型の挨拶をするだけでは、面白くとも何ともない!

何か、印象に残る、気の利いた事が出来ないか?

ちょうど、パーティーの5日間ほど前、BSで「マイケル・ジャクソン、ムーンウォークの秘話」と、云うような番組をやっていた。
マイケル・ジャクソンは、たった2秒間のムーンウォークで、キング・オブ・ポップスと、言われるように為ったのだ。

その番組を見ていて、「これだ!」と、私も閃いた!

ネットで、

「ムーンウォーク こつ」とかで検索すると、いろいろな動画が出てくる。

私の頭の中では、完全にマイケル・ジャクソンになりきっているのだが・・・・・



ムーンウォークとは、前に歩いて行くように見えて、後ろに進んでいくパフォーマンスだ!

これが、なかなかに難しい。

私がすると、後ろに歩くように見えて、後ろに歩いて居るだけだ!

あっという間に、パーティーの当日に為ってしまった。

結局、このムーンウォークは今回のパーティーでは、使うことは出来そうに無い。

そうだ、来月、長男クルムの結婚式がある。それまでに、もう少し練習して、その時お披露目しようか?(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出版記念パーティー 1

2015年04月26日 03時23分08秒 | 友人


今日は、朝一番の飛行機で大阪に行ってきます。

私の尊敬する、和田一郎さん(イチローさんと呼んでいる)が、「僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと」という本を出版された。



最近の出版業界不況の中、新人の本が売れるのは、なかなか難しいと言われている。

ところが、出版されるなり、爆発的に売れ、すぐに重版や、海外での翻訳本も出ることに為ったらしい!

凄い!

私の知り合いに、ベストセラー作家が出来るなんて・・・・・・

イチローさんは、今回の出版で儲けた印税を、「みんなでパーと使ってしまおう。」と、云うことで、大阪のマハラジャというディスコを借りきって、会費無料で、「どなたでもお出で~!」と、パーティーを企画したのだ。

私はもちろん、大恩あるイチローさんのパーティーなら、地の果てまでも駆けつけなければ為らない!

大阪までの、飛行機のチケットを取って、妻と一緒に行くことにした。

ところが、パーティーの1周間ほど前に、イチローさんから「乾杯の音頭をお願いします」と、メールが入った。



さて、困りました。

老若男女が集まる200人ものパーティーで、乾杯の音頭をとるw・・・・・・(^_^;)

何か、気の利いた演出は出来ないか?

困りました。

つづく、



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松江藩籐細工

2015年04月25日 08時29分04秒 | 出張

今回、出張で来ている松江には、江戸時代末期から続く松江藩籐細工という工芸があるそうだ。

竹と籐と云うのは、とても相性が良く、古くから竹籠に当飾りは多く使われてきた。

松江藩の籐細工?少し、興味があって調べてみると、

自然のぬくもりを感じさせる籐の籠(かご)を、松江市大庭町の長崎誠(ながさきまこと)さんは40年以上制作し続けています。
六弁の花びらのような形に作る「花結(はなむすび)」は一子相伝(いっしそうでん)の高度な技。
それを継承する5代目の長崎さんが編み上げる花結の籠はまさに逸品です。


花結とは



実に美しいフォルムの作品です。細部に渡るまで、気が行き届いた籠ですね。

松江藩籐細工は江戸末期に藩士の内職としてスタート。
明治維新以後も長崎家は続け、2代目の福太郎さんが花結を考案しました。

と、あります。

最近、山葡萄の籠にこの「花結」で編まれた物が珍重がられ、高価なバッグとして売られていますが、
元々は、この松江の籐細工から来て居るのか?
反対に、もともと素朴な山葡萄の籠で使われていた技法を、籐細工に取り入れたのか?定かではありません。

しかし、ここ松江で、長崎さんの所で代々、受け継がれて来たと云うことは、日本の財産ですね。

「shimagine」シマジンというサイトで、松江の籐細工が紹介されていました。

http://www.nhk.or.jp/matsue/shimagine/detail/20140629.html

こんな形で、次の世代に受け継がれて行くのですな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曲げわっぱ

2015年04月24日 06時27分15秒 | 職人仲間

今回の松江での「手わざの道具展」で、お隣の売り場は、秋田の曲げわっぱの栗久さんこと、栗盛さんでした。

この人の作品は、色んな所に工夫がされており、グッドデザイン賞をとって居るほどだ。

作品のみ為らず、販売の仕方にも栗久さん独特の言い回しで、お客様の心を掴んでいる。
大きな声の秋田弁で栗久ワールドを作っていく。



もう一つ、栗久さんの特徴は・・・・・

業界一の愛妻家である。

私も自分では、愛妻家と思っているのだが、この人ほど、「かぁちゃんのお陰だ。」「かぁちゃんの・・・・」「かぁちゃんの・・・・」を連発する人は居ない!
私も何度か、奥さんにお目に掛かっていますが、栗久さんが、ベタ惚れするのがよく分かる秋田美人です。品があって、出しゃばらず、それでいて芯の強さが伺える方です。

その栗久さんから、曲げわっぱのお櫃を頂いてしまいました。



「高ちゃん、あんたに是非使って貰いたかったんだ!」と、

嬉しいですな~、そんなこと言ってもらえるなんて・・・・

早速、大事に使わせてもらいます。

ありがとうございました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀婚式

2015年04月23日 05時22分18秒 | 家族

4月21日は、私達夫婦の結婚記念日です。特に今年は25周年の銀婚式です。

今年の記念日は、出張中の為、21日には、メールで「エアー薔薇の花」を贈っておきました。


一日遅れの22日に、事前に注文してあった、薔薇の花束を持って大分に帰りました。
今度は、ちゃんとリアル花束です。25本の、真っ赤な薔薇の花束。



この25年間、いつも私を支えてくれた妻に感謝しかありません。
本当に、ありがとう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さらば、松江のみなさん

2015年04月22日 03時10分15秒 | 出張

無事、松江での催事も終えることが出来ました。

最終日は、16時閉場。
朝の内に、在庫などをある程度片付けて置いたのと、あの新入社員が手伝ってくれたおかげで、予定通り、16時40分には会場を出ることが出来ました。

17時、松江発の広島行きの高速バスに飛び乗りました。

この日の内に、広島まで来ておけば、翌日、別府には午前中に帰り着くことが出来ます。
松江に留まり、翌日松江を出発していたのでは、夕方にしか帰りつくことが出来ません。

20時ジャストに、広島バスセンターに到着、

4月21日は、私達夫婦の結婚記念日です。
この日は、ご褒美と云うことで、広島に来たら、必ず行くお店「春来」にやって来ました。

ここの鉄板焼きは、私にとっては、最高のご褒美なんです。



まるで、マジックを見ているように、2本のコテが指先のように、しなやかに動き、料理していく
うっとりと、調理姿を眺めて居ります。(笑)





ネキ焼き、最高です。

「あ~、生きてて良かった」と、思わせてくれるお店です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松江 一畑百貨店

2015年04月21日 02時40分41秒 | 出張

島根県松江での「手わざの道具展」も、あっという間に最終日に為ってしまいました。



この1周間、本当に松江の人々のホスピタリティに、癒される1週間でした。
特に、一畑百貨店の社員さん達の、心暖まるおもてなしには、感心いたしました。

地方の百貨店さんは、都会の百貨店と違い、「ようこそ、この地方に来てくださいました。」という、向かい入れてくれる気持ちが伝わってきます。
どんな小さな事を聞いても、すぐに対応してくれます。

昨日も私が、「最終日に広島まで移動したいので、広島行きのバスの切符は何処で売っているのですか?」と、部長さんに聞くと
「あ~、私が買ってきましょうか?」と、仰っしゃるでは無いですか!
「いえいえ、とんでもございません。」と、お断りしましたが、

そんな言葉が、すぐに出てくる百貨店なんです。



最終日前夜は、みんなで懇親会!

長年、この「手わざの道具展」に関わって来た、加藤部長さんの定年祝いも兼ねて、実に楽しい懇親会と為りました。

本当にありがとうございました。m(_ _)m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また、一つ発見。

2015年04月20日 02時56分43秒 | フェイスブック

フェイスブックの中で、また一つ発見しました。

今まで、フェイスブックで過去の記事を見るのには、ず~~~~と、スクロールさせて、下に下がっていかなければ為らなかった。

1年前とか、2年前の記事を見るには、

ず~~~~~~と、ず~~~~~と、

下がらなければ見れない。(>_

フェイスブックのホームではなく、自分のページにして、



このままでは、まだ過去の日付を見ることが出来ないが、

少し、下にスクロールすると

こんな画面が出てくる。



ここの、「最近」という所をクリックすると、最初に上げた写真のように、年度のスクロールボタンが出てきて、
その横に、月のスクロールボタンが出てきます。

ここで、初めて、過去の記事を日付を指定して見ることが出来たのだ!

あ~、また一つ発見してしまった!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の一番気に入った、興味のあるお店に付いて下さい

2015年04月19日 07時29分23秒 | 出張

一畑百貨店では、面白い事をしています。

今年入ったばかりの、新入社員さんを、
この「手わざの道具展」の会場に、販売経験を積むため、研修させて居ます。

まず、会場内を一通り見学させ、「自分の一番気に入った、興味のあるお店に付いて下さい」と、云うことで、私の所に遣ってきたのが、この齊藤ちゃん。




私が、この商品は「○○・・・・・ですよ」というと、

「はい」

「これは・・・・・です。」

「はい」

「これは、覚えなくてもいいよ」と、言っても

「はい」

可愛い!

何とも初々しい仕草が良いですね~~。

私の顔も、デレ~としていないか?心配です。(^_^;)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これ、な~に?

2015年04月18日 03時26分57秒 | 竹細工作業工程




これ何だか判ります?

凄い刺があって、持っただけでも痛~い!

実は、これは「籐」なんです。

私達、竹籠を作る者にとって、「籐」という材料は、竹の次によく使う材料だ。


私の所でも、縁巻きに使ったり、足の部分に籐飾りと称して使ったり、花かごの手の部分の骨組みに使ったり・・・・・と、
本当に切っても切れない材料である。
インドネシア産の物を使っています。



こんな風に、縁の上の部分のクルクルと巻いてあるのが、籐を使った部分です。

籐と云うのは、柔らかく弾力があるので、竹では出来ない細かい細工をする時に、ものすごく使い易い材料なのです。

私も30年ほど、この材料を使っているが、どんな形で自生して居るのか?知らなかった。

ところが、今回初めて、籐家具の加瀬さんによって、原材料を見ることが出来ました。

それが、冒頭の写真だったのです。



刺の硬い部分を、剥がして、中の芯になっている部分を使っているのです。
この丸い芯の部分でも、外側が堅く、光沢を持ったガラス質に為っています。

我々は、この中芯の表面の部分を使っているのだと、初めて知りました。

ん~~~、毎日が勉強ですな!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松江 「手わざの道具展」

2015年04月17日 05時39分44秒 | 出張

4月1日から始まった、3週間の出張も
いよいよ、最後の週、16日から21日まで、
松江市にある一畑百貨店での「手わざの道具展」に出店しています。





松江は松江藩の城下町を中心に発展してきた山陰の中心都市である。

人口はおおよそ20万人位の都市である。

松江の人は実によくお茶を飲みます。このことは、家庭内だけでなく会社においても、
10時と3時に揃ってお茶を飲む休憩時間があるところが今現在でも存在することや、
どこのご家庭でも、大抵、茶筅と抹茶碗が普通にあったりすることからも伺い知れます。

なぜ、松江の人々はこんなにお茶に親しんでいるのか?

これは松江藩七代藩主・松平不昧(まつだいらふまい)を抜きにしては語れません。
不昧公(本名:治郷1751~1818)は、こよなく茶の湯を愛し、後に不昧流と呼ばれる、
流派や形式にこだわらない独自の茶道を築きました。そしてここから、
茶道具や和菓子、書道、庭木といった茶道のまわりに広がる文化も育てていったのです。

そんなお茶どころ、松江での1周間です。
是非、お近くの方はご来店下さい。m(_ _)m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国ブーム

2015年04月16日 05時10分13秒 | 出張

今、中国人の爆買いによって、大きな波が押し寄せている。

大阪から、松江に移動するのには4時間ほど電車に乗っているので、週刊誌を買って読んでいると



と、こんな記事が載っていた。

今回の催事でも、目の前が南部鉄器の売り場だったのだが、中国人が高価な鉄瓶をボンボン買っていく。

中国にも、鉄瓶は作られて居るようだが、どうも中国製品は信用が置けないので、高価でも品質の良い日本製の物が欲しいそうだ。

何個も買っていく人もある、そんな人は帰ってから、転売するそうだ。



「どの品物でも、買っていくのか?」と云えば、そうではない。

鉄瓶、銅器、錫器など、お茶に使う道具が爆買いされているようだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さらば大阪、いざ、松江へ

2015年04月15日 07時00分28秒 | 出張

梅田阪急での催事も、無事終了しました。

お陰様で、最終日までたくさんのお客様に来場いただき、ありがとうございました。

最終日には、10年来のご常連さん S 様



いつも、着物を来て、粋に大阪の繁華街を闊歩されています。
この日は、以前注文をいただき制作させて頂いた、蓋付きのバッグをお持ちになり来てくださいました。
あまりにも、決まっているので、許可を得て載せさせて頂きました。

大阪での、最後の夜は、一人酒

やはり、1年後まで来ることが出来ないと、選んだのは
ホテル横の「岩崎塾」



この日は、盛り合わせにしなくて、

コブクロ・縞腸・レバーグレイス・ユッケ

このレバーグレイスと云うのは、他で見たことがなかったので、初めての体験です。

牛のフォアグラと言われている?こってり脂の部位でした。

確かに、焼いている内にどんどん溶けて行くので、少し温まった所で、口に入れるとあま~く蕩けます。



コブクロとレバーグレイス。
手前のがレバーグレイスです。

最後の夜にしっかり栄養補給を取り、次の出張先に向かいます。

大阪の皆様、ありがとうございました。
また、来年遣ってきます。

さて、今日はこれから、松江に移動です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする