高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

パソコンのリカバリー 4

2008年08月30日 06時28分50秒 | デジタル・インターネット

どうにか?こうにか?何とかパソコンを初期状態に戻し、環境を以前の状態に戻すことが出来た。3日掛かりであった。リカバリーした後のソフトやドライバーのインスツールも結構な量である。デジタルカメラ2台、プリンター3台、スキャナー1台を認識させるドライバーを入れて、オフィスソフト、会計ソフト、イラストレーターやフォトショップなどのデザインソフト、携帯電話ソフト、セキュリティーソフトなどなど、本当に時間を取られる。

最後に他のハードディスクに保存してあったデータをもう一度戻さなくてはならない。受信メール・送信済みメール・アドレス・予定表、インターネットのお気に入り・IMEの辞書登録が出来、一通り以前の環境に戻った。

Dドライブのデータを戻すとき、「これは別に このパソコンには必要無いのでは?たまに使うだけなら、このハードディスクに置いといて、必要な時だけ引っ張り出せば良いや!」と思ったら、今まで如何に、無駄なデータが多かった事か!無駄な物で目一杯になり、どんどん動作が遅くなっていたのも納得できる。結局、4分の1の容量になり、パソコンの動作は比べ物にならない位早くなった。以前はアウトルックのメールソフトを使うとフリーズしてしまったが、ちゃんと使えるようになった。

今回も、四苦八苦しながらようやくパソコンのリカバリーをしたのだが、これも良い経験だと思う。これからは何でもかんでもため込むので無く、必要な物だけを取り込み、要らない物は速やかに廃棄するよう心がけよう!人の生き方と共通しているね!

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パソコンのリカバリー 3

2008年08月29日 04時45分01秒 | デジタル・インターネット

昨日、ウィンドウズのサービスパック1・3をダウンロード途中と書きましたが、結局、12時間以上かかってしまうため、諦めて寝ました。夜中の2時に目が覚め、「どうなったか?」と思い事務所にやって来た。画面を見てみると、何と!エラーが出ているでは無いか!「ガッカリ!」である。サービスパック1・2はリカバリーしてから、どこかネット環境の早い所に行ってダウンロードすることに決意した。

気持ちを取り直して、ついにリカバリーCDを挿入。「もう、どうなっても知らんぞー」と思いつつ作業を進めていく。リカバリーに要する時間は凡そ20分。「上手くいきました」次に、いろんなソフトを再インスツールしなくてはいけない。その時にあることに気が付く。「Dドライブが無い。」Cドライブしか無いのである。もう一度やり直し。又、20分かけてリカバリーCDでやり直した。

何とか、初期状態に戻す所までは成功した。今度はソフトのインスツールとバックアップしていたデータの再挿入とインターネットアカウントの作成などなどである。

オフィスXPは上手くインストールできました。今までのメールや連絡先、予定表などもアウトルックに引越しできました。インターネットの接続設定はもう5年も前のことなので、すっかり忘れている。今日、プロバイダーに電話してしえてもらう事に。あー、でも遣ることが相当ありますな!

途中経過。

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パソコンのリカバリー 2

2008年08月28日 17時13分30秒 | デジタル・インターネット

昨日から始めたパソコンのリカバリー。上手くいったのか?と言えば、まだ、全然進んでいない。と、言うのも、リカバリーする前のデータのバックアップなどの前段階で手間取っている。

リカバリーすると5年前の状態に戻ってしまうため、もうインターネットの環境などが大きく変わっている。その為事前にウィンドウズXPの環境設定ソフトをダウンロードしておかないといけないようだ。アンチョコを片手にHOTFIX CDを作っておくと楽だとあった。その為、SPメーカーというソフトをダウンロードしてそのソフトにウィンドウズのサービスパック1と3をダウンロードするのだが、如何せん電話回線しか無い環境なので、丸々1日掛かりでダウンロードしているが、未だに全部を取り込むことが出来ない。トホホ。。。

他のメールやアドレス、お気に入り、メールアカウント、アイポッドの音楽、などなどはほとんどバックアップした。明日こそはリカバリーするぞ!   途中経過。

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パソコンのリカバリー

2008年08月27日 13時56分59秒 | デジタル・インターネット

長期の出張も、今回の新宿、松戸伊勢丹での「大九州展」で終了した。今シーズンはこれでほぼ終了である。出張先にいつも持って行くパソコンはパナソニックのレッツノート。2003年10月に買った物なので、丁度5年使っていることになる。軽くて、精度も良く、DVDドライブまで付いている。バッテリー駆動時間は6時間と当時では群を抜いていた。使い慣れるとこれほど使い易いパソコンは無い。しかし、5年も使っていると、容量も一杯になり、動きが遅くなる。さすがに最近の遅さと不定期にフリーズするのには困っている。

827_001 先日、同じように出張に持ち歩く携帯電話もバッテリーが寿命なのか?しょっちゅう充電しなければならず、近くのドコモに飛び込んだ。この携帯電話も2年7ヶ月使っていた。2年以上経ってると無料交換のサービスがあり、新しいバッテリーと交換してもらった。

出張から戻り、意を決して、パソコンのリカバリーに挑むことにした。

このリカバリーにはなかなか踏み切れないで居たのは、相当な時間が掛かるのと、私の乏しい知識では上手く元の状態に戻らなくなった時の不安が先立つからだ。しかし、そんな事は言っておられない。只今、半日係りでバックアップを取っている。いよいよ、初期状態に戻す段であるが、まだ、上手くいくか不安である。

頑張ってやりましょう!

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松戸伊勢丹 4

2008年08月25日 08時12分17秒 | 職人仲間

雨ばかりが続いた松戸伊勢丹、愚図ついた天気と同様に工芸チームもみんなイマイチの売り上げである。翌日はもう最終日片付けでそれぞれがバラバラになってしまうため、「ブーフーウー&ドット」チームと48年組の田川、岩切の合計6人で元気付けに焼肉屋へ、

825_002

ホットペッパーで調べた結果、新松戸の「炭火焼ホルモンダイニング・とら」にやって来た。お肉はホルモン、カルビとまずまずである、生肉がなかなかで、レバ刺し、コブクロ刺しまで揃っていた。「飲み放題付きコース」を頼んでいたので、最初は生ビールで乾杯。しかし、少し回転が悪い性か?旨みが無い!2杯目から瓶ビールに変更すると店員がちょっと戸惑っていた。「嫌な客だなー 」と思っていた事だろう。

「嫌な客だなー」で思い出したが、みんなでワイワイ遣っているうちに、「今日のレジは最悪だなー」と一言。それが切っ掛けで、今回の九州展の工芸に付いたレジ係への文句が出ること出ること。これほど、業者全員からクレームが付くレジ係も珍しい。憮然とした態度でキツイ口調。こちらが「お願いします」と言っても返事もしないばかりが、横を向いている。レジトレーを戻す時でも顔も見やしない。最低ーなヤツだった。あの我慢強い福ちゃんも、私もムカムカしていた。休憩時間に違うレジ係が来た時思わず「お姉さんが来たら、レジが急に明るくなったねー」と言ったら、回りの業者全員が大きくうなずいていた。

825_001 好い加減飲んで食べて帰る時、みんなで大笑い。何か?と言うと、いつもブーフーウーに混じって年下だが生意気な口をきく田中ちゃんに鹿児島の岩切君が愛情を込めて教育し始めた。鹿児島は上下関係には厳しく、特に目上の者に生意気な口をきいていると先輩からギューという目に合わされる。そんな体育会系の岩切君から見ると、田中ちゃんの我々に対する話し方が我慢できなかったのだろう。(決してマジで怒っているのでは無いが)みんなも、少し困った顔をしている田中ちゃんを見て、大笑い。いやー、痛快でした。

この痛快さを持って、最終日は沢山売れますように!

竹工房オンセ

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儲かりマンデー

2008年08月24日 09時32分09秒 | 出張

松戸のお客様はやはり、律儀な方が多くて「これ、取っといて下さい!」と仰れば、必ず期間中に来てくださる。一昨日のバッグのお客様、お箸のお客様、昨日の花篭のお客様、皆さん全員が来て下さりお買い上げ下さった。尚且つ、先月日本橋三越でお会いしたお客様が来て下さった。「来年、買いますね!」と言っていたのだが、ホームページで松戸伊勢丹でやっている事を知り、来て下さった。奥さまが伊勢丹のアイカードをお持ちなので、「もう、来年まで待っていなくて良いよ!」とご注文下さった。このお客様は、手作り工芸品が大好きで、職人展でご一緒する他のお店の常連さんでもある。話をしていると藍染めの大川さんや山葡萄の戸田さんなど聞きなれた名前がよく出てくる。明日は大川さんにご注文した作品を見に行くそうだ。こういった、工芸品に理解を興味を持って下さる方がいる限り、期待を裏切らない作品を作っていかなくてはならない。

あまり、テレビ番組を見ない私だが、1週間のうちで楽しみにしている番組がある。日曜日に放映されている「タカジンのそこまで言って委員会」と日曜朝、TBSの「儲かりマンデー」最近名前が変わって「がっちりマンデー」になったそうだが。http://www.tbs.co.jp/gacchiri/

司会の加藤浩次が自然体で良い雰囲気を作っている。経済番組であるが、時たま今日の様な「セコロジー」という名のセコイ技を紹介する。「ちょっとした工夫や知識でちょっと得をする。」日常生活の中にいっぱい転がっている事なのだが、見ていて面白い。JRの切符を買う時、こんな買い方をするとこれだけ安く買えます?とか、こんな注文をすると得をしますよなどなど、早速今日の朝、ホテルの朝食で、バイキング形式なのだが、食パンを2枚余分にトーストして、レタスとハムをたっぷり入れたハムトーストを作り、お昼御飯にした。  あー、セコ!

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松戸伊勢丹 48年組

2008年08月23日 08時13分16秒 | 出張

伊勢丹のある松戸から、私が泊まっている北松戸まで一駅、距離にして2キロくらいである。今日も朝6時前に福ちゃんから電話が入る。「もしもし、おはよう御座います。行きましょう?」と。今日は北松戸から松戸まで歩いてみた。この朝歩きは健康上も精神的にも非常に良いアクセントになっている。福ちゃんと他愛の無い笑い話をしたり、お互いの将来の経営像を話し合ったり前向きな気持ちになる。ウロウロ歩いているので、ホテルに戻ってきたら丁度6キロ、良い距離である。

821_010 

左から、田川、丹羽、伊藤、岩切の4氏。

伊勢丹の会場では、昨日は「ブーフーウードット」を掲載したが、今日は48年組。どういう訳か?昭和48年生まれが私のブースを取り囲んでいる。左に小森草木染の丹羽君、一見、ニワトリの様な風貌で飄々としている。朝の朝礼で伊勢丹の社員が話していても、一向に聞いていない。こそこそ、こそこそと他ごとを話しかけてくる。「少し、静にしておけ!」小学生の時、クラスに一人はこんなヤツがいた。少し長目の髪を首を左右に振っている仕草が金八先生に似ている。「栄養失調で病気の時の金八先生だ。」と下駄屋の伊藤君が言う。

その伊藤君が私の向かいのブース。同じ大分県の月隈下駄の次男坊。いつも、実演場所が散らかっている。使った道具をあちらこちらに置くので、何処にあるのか判らない。いつも、何かをもそもそと探している。昨日も顔の汗をタオルで拭いている。私が「あれ、そのタオルさっきボンドを拭いていた雑巾じゃないの?」と聞くと、「もう、めちゃめちゃですよ!」。純朴な人柄が小さな子供やお婆ちゃん達に人気がある。

伊藤君の隣のブースが鼈甲の田川賢吾君。彼は落ち着きがあり、話していると私と同い年くらいに感じる。今までの二人とは醸し出している雰囲気が違うのだ。やはり、家庭を持って3人の娘がいるということから来る落ち着きなのか?いや、元々親分肌の処があるのだろう。先日の懇親会でも彼がまとめ役。驕った処が無く頼りになる男という感じだ。

最後が、下駄屋の後ろになるが鹿児島の錫工芸の岩切君。7月の日本橋三越の時に始めて会ったのだが、その時は名紙の交換をするだけで、殆どお話をすることは無かった。今回、売り場も近く作品もゆっくりと見せて貰う。ビールグラスや茶筒を持ってみると、手にどっしりと重たい。「錫は比重が鉄と一緒くらい重いんです」と、錫の表面に漆を塗り、腐食させる事で模様を作り出していく。私などはこんな細工物は大好きである。本人も体育会系の雰囲気で我々年長者には敬意を持って接してくれる。気持ちの良い青年である。

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ブーフーウー&ドット

2008年08月22日 08時28分11秒 | 職人仲間

ブーフーウーの3人組にオマケが一人。「ドット」と呼んでます。松戸伊勢丹は比較的静かな店なので、夕方を過ぎるとお客様も疎らで殆どいない。そこで、4人が揃うのもこの回が最後という事で記念撮影。

821_009

後ろの3人が比較的年齢的に近い、一人だけドットの田中君だけが年が飛んでいる。一番老けて見えるがまだ、31歳である。私とは22歳も違うので、ある意味、親子みたいな年齢差であるが、何故か、コイツのキャラクターか?タメ口である。藍染めの多田さんは6月に結婚したばかり、来月21日に改めての披露宴である。今は幸せの絶頂期、人生がばら色なんですよ!藍染めが薔薇染めに成りはしないか?と心配である。ひょうきん者の福ちゃんは相変わらずギャクの連発である。私は私で、少し太ってきた体型を気にしている。

こんな4人で写真を取れるのも今年でおしまいかも知れないな?

竹工房オンセ

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松戸伊勢丹 2

2008年08月21日 09時11分59秒 | 出張

初日の松戸伊勢丹は「目玉商品」を買う為、朝一番にお客様が飛び込んでくる。本日の目玉商品は大分県の「干ししいたけ100g」が先着100名様、100円。一度買ったお客様が、また並んでいる列の最後尾に走っていく。

「「んー?」この騒動が納まるまでは商売にならないな!」と思いつつ、

案の定、初日ではあるが午後からは静かなゆっくりした一日であった。私のお向かいのブースは同じ大分県の下駄屋さんとブーフーウー仲間の多田さん。お隣は福岡の小森の帯屋さんだ。3軒とも旧知の間柄であるから気を使う事は無い。

ただ、新宿から続く毎晩の飲み事のせいで、だいぶお腹が出てきた。今晩も懇親会である。少し、体重計を見ながら自重するこの頃です。

竹工房オンセ

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松戸伊勢丹

2008年08月20日 08時09分11秒 | 出張

新宿から場所を移して、松戸伊勢丹へ。「大九州展」はこの後吉祥寺、相模原、立川、浦和と続くのだが、私はこの松戸まで。春から続いた出張シーズンもほぼ終了である。春先にまでに「レコーディングダイエット」で絞り込んだ体も、この出張期間に5キロほど戻ってしまった。また、来襲から規則正しい生活に戻り、レコーディングダイエットの再会である。

松戸に来たのは4年ぶりになる。以前来た時は朝歩きの週間は無かったのでほとんど、松戸の町の事は判らない。それと、松戸に来て困るのが、適当な宿泊施設が無いのだ。古びた旅館だったり、狭い狭いビジネスホテルしか無い。今回は一駅隣の北松戸にホテルを取った。

グーグルマップで北松戸を検索。今のグーグルマップは優れもので「ストリートビュー」という機能が付いている。これは驚くべき機能で50メートル置き位にその場所の写真が360度の視線で見ることが出来る。このデータを作るのに膨大な時間と手間を費やしているのであろう。まだ、首都圏と京阪神など一部しか見れないがその内全国の全ての道を網羅する事になれば大変な事だ。http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&ie=UTF8&z=4&om=1&layer=c一度、見てみると面白いですよ。

20080820061356 北松戸の町を歩いてみると、町という町は直ぐに終ってしまう。直ぐに町外れになり、畑や林が見える。関東ローム層の性か、平地が少なく坂、また坂が続く。田圃はほとんど無く畑ばかりだ。住宅街の中をウロウロして1時間あまり汗を流した。

さて、今日から松戸伊勢丹での初日、良いお客様との出会いがあるでしょうか?

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薩摩切子

2008年08月18日 08時36分40秒 | 職人仲間

今回の新宿伊勢丹でのお向かいさんは「薩摩切子」の薩摩ビードロ工芸。独特の重みのある工芸品である。江戸切子とよく比較されるが、江戸切子より厚みがあり、ガラス精製からしている処が大きな違いである。ガラスの溶解から色被せ、成形、徐冷の行程が非常に大変である。ガラスの場合は陶芸の様に焼く時だけ、窯に火を入れるのでなく、24時間絶えず火を絶やさないように燃やし続けなくてはならない。その分、カットだけの江戸切子とは値段が違ってくるのは当たり前の話である。色被せにしても、自分の工房でコバルトや金を混ぜて色作りしていくのである。

江戸切子の方が軽快な繊細な模様を切り出すのに対して、厚いガラスを深く切り込んでいくので、ぼかしの模様が作り出せるようである。どちらが良いか?というもんだでは無く、「訳あって、このお値段でス!」と言うところを判ってもらえるか?どうかであろう。営業の坂本さんが「職人が続かないのですよ!一人前になるのに15年かかりますから」と。

120年間薩摩切子は作られていなかった。1851年に薩摩斉彬によって誕生させられたが、「薩英戦争」によってたった10年で途絶えてしまったそうだ。仕事場が無くなった職人達が大阪や江戸に渡り、現在の江戸切子などの下地を作ったようだ。

818_006 818_005  昭和60年に復元された薩摩切子。2年前には黒切子のカットにも挑戦し、見事作り出している。光を通さない黒のカットには熟練の技術と経験が必要である。

818_008 上から覗きこむと万華鏡の様な模様が写し出される。こんなグラスでシャンパンでも飲んでみたいですな。

竹工房オンセ

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北京オリンピック

2008年08月17日 09時27分43秒 | 映画

茹だるような暑い日が続く中、新宿伊勢丹での「大九州展」も客足が伸びず大苦戦である。地方の他のデパートであれば充分の売り上げであるが、ここ新宿伊勢丹にしては大苦戦である。 こんな暑い日は出かける事をせず、「家の中でオリンピックを見ている方が良いや!」てなもんだろう。

北島が平泳ぎで2連覇を果たし喝采されている中、柔道の鈴木が1回戦敗退した。良い結果が出せればそれに越した事は無いが、前体会から日本のトップとしてのレベルを維持する事は尋常な事ではない。一番本人が悔しい思いをかみ殺している事であろう。まして、日本チームのリーダーとしてのプレッシャーは相当な物と思う。それを、厚生労働大臣の舛添が偉そうに「情けない!恥さらしだ」の様な発言をしたそうだ。「お前に言わせたくない!」とつくづくムカついた。

そして昨日は100メートル決勝でウルサン・ボルトが驚異的な記録9秒69の世界新記録で優勝した。それも余裕を持って。何処まで人間の限界は伸びていくのだろう?

Jackie2 世間がオリンピックに浮かれている中、我々ブーフーウーは3人連れ立って、出来たばかりの新宿ピカデリーで映画鑑賞。一般は一人1800円であるが、夫婦50歳割引(どちらか一人が50歳以上であれば割引価格になる。)を利用して、私と福ちゃんは夫婦という事で安く入った。「ドラゴン・キングダム」ジャッキー・チェンとジェット・リー競演のアクション映画である。売り上げが悪くてイマイチの時はこんな気分転換も良いものである。

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朝歩き!

2008年08月16日 07時53分32秒 | 出張

朝、5時40分にホテルの電話が鳴った。何事か?と思い受話器を取ると何と伊万里焼の「福ちゃん」からの電話であった。

「散歩行きましょう」

「あー、丁度これから行こうと思っていたから行こう!行こう!」

「4時から目が覚めてしまって、今まで待ってたんだよ」

「では、10分後にフロントで」

「じゃあ」

今回の福ちゃんは気合が入っている。先週の府中伊勢丹での1週間も、毎日30分ほど朝歩きをしたそうだ。でも、1回も汗を掻いた事が無いようだ。ゆっくりダラダラと歩いていて、途中でタバコを一服。「うーん、それでは汗掻かないよね!」

20080814055537 では、出発。歌舞伎町の東横インを出ると直ぐにラブホテル街だ。何となく福ちゃんのキャラクターはこのケバケバシイ看板の中で一枚写真を取っておきたい。

もう一人、「ツチノコ指の田中」を呼び出して3人で歩き出した。新宿御苑に沿って四谷まで、其処から南に向きを変え、国立競技場へ、神宮球場で折り返しだ。丁度、此処まで片道4キロの行程である。今日は先日の福ちゃんのペースよりは相当早い、汗を掻き掻きふーふー言っている。良い汗を掻いていますよー。

帰り道は福ちゃんにはオーバーワークだったようで踵に靴ヅレが出来てしまった。途中で片足を脱いで、ひょこひょこ歩く姿は、小さい時に田圃に片足を突っ込んでひょこひょこ歩く子供の様である。

いつも、ユーモアいっぱいの福ちゃんである。

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夏休み  おまけ

2008年08月15日 08時04分26秒 | 家族

出張前に熊本県人吉に家族旅行をした事はブログにアップしているが、その翌々日、ガイドの「タカ」君から葉書が届いた。

812_002 あの、ガキ大将の兄ちゃんからお礼の手紙。この葉書を貰って「あー、あんな若いお兄ちゃん達もプロ意識に徹しているんだなー」と感心してしまった。人に感動を与えるという意味では一緒なのかも知れない。

Photo 

ホームページのお知らせにも、ワンコメントと写真が直ぐにアップされていた。この写真の後ろで川の水を掛けているのが「タカ」君である。

竹工房オンセ

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新宿伊勢丹 1

2008年08月14日 08時59分35秒 | 出張

813 昨日から新宿伊勢丹での「大九州展」が始まった。お陰様で初日は順調な滑り出し、終日お客様が途切れる事は無く、会場も賑わっている。伊勢丹の回りのビルもどんどん建替えの工事が進み、明治通り沿いにあったピカデリーも靖国通りに新しく生まれ変わっている。伊勢丹の前のビルも現在取り壊し再建中、6月に開通した「東京メトロ副都心線」に伴って、どんどん街も変わっている。

今年、特に気になったのは、担当者が商品の値札や表示に非常に神経質になっている。今年も産地偽装や食品であれば、賞味期限の書き換えなど、消費者が疑心暗鬼になっている、それを受けて小さな文字一つまで細かくチェックが入る。我々、真っ当に国産手作りしている者にとっては、少し煩わしい面もあるのだが、偽装や誇大表示をする業者がいるのも現実である。一度、徹底的にインチキな怪しい業者は締め出して貰いたい。

竹の業界でも平気な顔で中国製品を自社製品として売っている業者が多数いる。そういう業者を判っていて出店させているデパートもいる現実。もう、好い加減、フェアーな安心して買い物をして頂ける売り場にしなければ明日は無いね。何度も書いているが、中国製品が悪いわけでは無い、今我々が使っている家電製品の中身などはほとんど海外で作っているし、衣料品なども海外生産しているものが多いのだから、安く作らせる企業努力は当然必要であるし、価格競争しなければならない職種の物も沢山あるのだ。

悪いのは、中国製品を国産品と偽って高く販売し儲けてやろうと言うサモシイ気持ちが悪いのだ。特に、工芸品の様な物にまで中国製品を持ち込むこと自体、信頼を失い、益々販路を無くしていく事になる。目先の利益に目がくらみ、自分で自分の首を絞めている様なものだ。頼みますよ!

竹工房オンセ

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