高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

今年は、お掃除三昧の年末でした。

2014年12月31日 05時53分45秒 | 安心院
今年の年末は、工房の大掃除から始まって、我家の大掃除、特に今年は、すべての丸太に雑巾掛けをしたという、画期的な大掃除でした。ヘトヘト・・・・
そして、昨日は残されていた窓ふきと、愛車の掃除です。
感謝を込めて手洗いし、ワックス掛けしました。

「一年間、ご苦労様、ありがとうね~!」

皆さん、この一年ありがとうございました。
また、来年も宜しくお願いします。m(_ _)m
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夜警

2014年12月30日 09時43分13秒 | 安心院
昨年は、年末から日本橋三越の催事に出張していたため、年末の消防団の夜警に出席することが出来ませんでした。
消防団の夜警とは、地域の消防機構に集まり、消防団の偉いさんの巡視を受ける儀式である。

巡視が終わると、担当地域の中を消防車に乗って、見回りにぐるぐる回る。

その後は、忘年会を兼ねた打ち上げになる。

昔は、田舎の若者に取って、消防団の集まりは、地域の絆を深めたり、お互いの助け合いの意味合いで、大きな存在であった。
若者たちにしてみても、家の中では、お爺さんや親父が居るため、肩身の狭い思いをしているが、この消防団の集まりで、飲む事が唯一の楽しみになっていたのだろう。
昔は、飲酒運転にも寛容で、消防の飲みごとには、みんなベロベロになるまで飲んで、車で帰って行ったものだ。

しかし、時代は代わり、他にも沢山の楽しみ方が出来たり、飲酒運転が厳しくなった今では、お酒を飲むことも無くなりました。



25年ほど前に、同じ村の青年から(当時)
「高江さん、名前だけで良いから消防団に入ってくれん?」
「年に、1~2回の訓練に参加するだけで良いから・・・・・いつ辞めても良いから・・・・」
と、甘い言葉に騙されて・・・・・・(>_<)

あれから、もう還暦に為ろうか?という歳になっても、未だに退団することが出来ない!
まるで、一度入ったら二度と出ることが出来ない「虎の穴」の様な存在である。

消防団の存続も、人口が減ってきている山間部や僻地では風前の灯火である。
10年以上前から、「このままでは存続できない」と、声を上げているのだが、一向に取り上げてもらえない。。・゜゜・(>_
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年末恒例のお餅つき

2014年12月29日 08時49分56秒 | 家族
昨日は、年末恒例のお餅つきであった。
子供が小さい時は、お餅つきを見せてあげることが目的で始めたのだが、いつの間にか、恒例の行事に為ってしまった。
子供たちが成長し、今年は長男坊は婚約者を連れて帰省し、次男坊も来年からの海外留学を控え、早めに帰省していた。



次男坊シンラが釜の火の番をしてくれます。

子供たちが大きくなり、餅つきをしても子供たちに叶わなくなりました。
嬉しくも有り、また、ちょっとさびしいような・・・・・



「高速餅つき」
https://www.youtube.com/watch?v=40AxemdQLCc&feature=youtu.be

餅つきが終わって、石窯でピザとチキンのローストを焼きました。
2キロ以上ある大きな鳥でしたが、こんなかんじに出来上がりました。
石窯って、いろいろ使いでが有ります。




お持ちも、こんなに沢山突けました。

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出来上がりました。

2014年12月28日 06時11分27秒 | 青竹箸
3日かけて、ようやう出来上がりました。



一生懸命、削ったかいがあり、美しい青竹箸が出来上がりました。

新春の食卓を彩る青竹箸。

お正月には、欠かすことが出来ないアイテムです。

茶道のことわざに「一期一会」という言葉がありますが、

『あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう』と言う意味の、千利休の茶道の筆頭の心得である。

青竹箸は、この言葉が一番解かりやすい品物である。

青竹の鮮やかな色合は、空気に触れているとどんどん色が覚めて行きます。
この美しさは、一瞬しか無いのです。
その為、利休はお客様を迎えるに当たって、前日から竹を切り出し、茶席の直前に、お使い頂くお客様を思いながら、箸を削ったと云います。

「最高の色合いで、思いの籠もったお箸を使って頂きたい!」と、


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お正月用 青竹箸 2

2014年12月26日 05時58分47秒 | 青竹箸
>昨日は、お箸を削る前の竹の選別について書きました。
今日は、お箸の削りです。

選別を終わった竹を まず、節の所で切りそろえ、長さを23センチにします。
次に、2本に割ります。

ここからは、1ペアごとに、輪ゴムで止めて、組み合わせが変わらないようにします。
竹は、1本1本、部位によっても微妙に色が違います。違う部位の竹を組み合わせて、1膳のお箸を作ると、しっくりこないのです。
一行程、一行程ごとに、輪ゴムで止めてペアを間違えないように・・・・

切り出しナイフで、ある程度の形に整えます。



この写真をクリックすると、動画がリンクしてあります。

簡単そうに削っていますが、実際はなかなかどうして、真っ直ぐに削るのって難しんですよね~。

形が整って来たら、今度は鉋を使ってお箸の形に削りだして行きます。



この写真をクリックすると、動画がリンクしてあります。

こんな感じで仕上げたあと、最後に切り出しナイフで面取りをして完成です。

お箸一膳を作るにも、本当にいろんな工程が入ります。


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お正月用 青竹箸 

2014年12月26日 05時53分49秒 | 青竹箸
今年も、暮れも押し迫って来ると、竹藪に行き青竹を切り出してきます。


青竹箸を作るには、まず、青々とした美しい竹を切り出してきます。
これは、竹藪に入って自分の目で確かめて切り出すしかありません。
太くて、真っ直ぐに伸びた竹を選び出します。お箸に出来るところは、厚みのある元竹の部分を使います。
切り出す時も、表面に傷が付かないよう注意して、
竹藪から運び出します。


次に、割り込みをした後、歪んだ竹を排除していきます。
左の3本は、お箸には為りません。
竹って、真っ直ぐに見えて、結構曲がりがあるのです。


次に、反りを見ていきます。
これは、上向きに反った竹と、下向きに反った竹ですが、
こういった竹もお箸には為りません。

こうやって選別していくと、1本の大きな竹から、お箸の材料になる所は、50膳分も取れません。
まだ、これから作業が進む内に、選別されていきます・・・・。
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私の夢

2014年12月25日 09時08分56秒 | ブログ
小さい時から、夢に思っていることがある。
自分で自分の家を建て、広い庭に、小さなトロッコを走らせたいと、夢に見た。

最初の夢、「自分で自分の家を建てる」というのは、何とか達成している。

では2番目の夢「広い庭に、小さなトロッコを走らせたい」こちらは如何か?というと、
どうも、夢のままで終わりそうだ。

先日、ユーチューブの中で、
「2014年Best 233 のハイライト動画」
http://youtu.be/axgDgH6f7Pw
と、いうサイトに
この我が家に鉄道や、ジェットコースターを走らせている人が居るではないか!




見ていて、楽しくなってしまう。

一度あきらめ掛けていた夢だが、「何時かは作ってみよう。」と、思うように為ってきた。(笑)
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網代編みの崩し

2014年12月24日 06時08分03秒 | 竹細工作業工程
網代編みと云う物は、単純な編み方であるが、目が詰んでいるため、組み合わせを変えることで、いろいろな模様を組み上げることが出来る。

今回、我が工房の女性陣に網代編みの講習をした。

3本飛びの網代編み、我々竹業界では「三間網代」と呼んでいます。

この3間網代に、枡模様を入れて行くのですが、これが、何度説明しても、なかなか伝わらないのです。
網代編みなど、編み目に慣れて来ると、自然に模様が見えて来るのですが、初心者の方には、今、自分が何処を編んでいるのか判らなくなってしまうようです。

そこで、工程順に写真に撮って説明することに、
まず最初に、4本起きに5本飛びを作ります。
5・3・3・3、5・3・3・3、5・3・3・3、とこんな感じです。



次に、1回目の崩しです。崩しというのは、模様を替える時の業界用語です。
この段階まで進みます。


そして、2回目の崩しです。ここまで来ると、枡模様がはっきりしてきますね。

そして、最後に元の三間網代に戻して行きます。



こんな感じに模様を入れていきます。
さてこの写真を見て、理解してくれるでしょうか?

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心の洗濯 大掃除

2014年12月22日 04時45分07秒 | ブログ
年末の慌ただしい時期ですが、おお仕事である工房の大掃除と、一年を振り返るミーティングを終えてホッとしています。
毎年、この大掃除の時に限って、寒波が来て、スタッフや職人さんたちが来ることが出来るだろうか?と、心配することになる。

今年も、前日降った雪が凍結して、朝方はとても工房に来ることが出来ない状況でした。
除雪された国道までスタッフを迎えに、何往復もする・・・・・・そんな中で、無事、大掃除を終えることが出来ました。

大掃除は、一年間頑張ってくれた工房に感謝を込めて、「ありがとう。」という意味合いで綺麗にします。
物理的に綺麗に成ることと同じく、気持ちもスッキリとしてくれます。

工房の掃除が終わって、今度は我家の大掃除です。
今年は、何故か気合が入って、丸太の壁面全部を、雑巾がけしています。一本一本の丸太を、雑巾で擦っていると、30年前の、丸太を積んだ頃の事が蘇って来ます。素人作りの家ですが、ここで家族4人が遣ってきたのです。



細かい所を丁寧にやることで、全体のイメージが変わって来るものなんですよね。家具などの配置は変わらないのに、雑巾がけすることで、随分と違った印象になります。細かいデテールが大切なんですよね!

二日間かけて遣っていますが、夫婦二人だけでするには広すぎる家です。
今までは、文句を言いながらでも、子供たちが手伝ってくれたので、一日で終わっていました。
今更ながら、子供たちに感謝です。

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大掃除に欠かせないアイテム

2014年12月21日 07時34分52秒 | 安心院
年末になると、何かと気忙しい。
特に、夫婦二人きりに為った今では、家の大掃除が大変なのだ。
以前は、子どもたちも居たので、4人で手分けしてやれば、それほどでも無かったのですが、
今は、二人で全ての掃除をしなくては為らない、今頃になって、子供たちのありがたさに気づくとは・・・・・

我が家はログハウスです。
壁面は丸太がむき出しに為っているので、掃除がしにくいのです。丸太1本1本の上に、誇りが溜まり、掃除機を掛けてもなかなか綺麗になりません。
そこで、大活躍するのが、この「魔法の箒」だ。


これは、友人の南部箒の高倉さんの所の箒である。

http://nanbuhouki.jp/
この箒は、一般の箒と違って、腰の強い縮れた穂先が特徴である。
先が縮れているので、細かい埃やゴミをかき出してくれるのだ。

この箒で、埃を取り、雑巾がけをした。

今回は、三日に分けて大掃除をすることになりそうだ。
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一年で一番大切な日です。

2014年12月20日 07時06分59秒 | 工房
工房オンセにとって、年末のこの時期に、一年で一番大切な日がやって来ます。

工房の大掃除です。

工房オンセでは、毎月1回、全員で工房の掃除をしていますが、年末には、年1回の大掃除をするのです。


棚の中の備品や道具、全てのものを引っ張りだし雑巾がけです。
棚の中に収まって居るものも、引っ張りだしてみると物凄い量の品物が入っているのですな。



一部屋、一部屋を区切っては引っ張り出し、雑巾がけ
ガラスもピカピカに為りました。



竹在庫もこんなに綺麗に為りました。

大掃除後、お寿司と唐揚げと豚汁でささやかな打ち上げです。
お酒は出ませんが、飲みながら食べながら、全員がこの一年間を振り返っての感想と、来年に向けての所感の発表です。

皆さんのお陰で、この一年を無事過ごすことが出来ました。
また、来年も宜しくお願いします。

ありがとうございました。
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産業革命がやって来た

2014年12月19日 07時00分13秒 | 工房
工房オンセに産業革命の波が押し寄せて来ました・・・・。
18世紀後半にイギリスで起こった産業革命、
長~い、長~い時間を経て、ようやく、工房オンセにやって来ました!

先日、渡辺先生の所からお嫁に来たこのマシーン。
もう、50年以上の年代モノですが、現役で使えそうです。

機械は使い方しだいで、人間の何倍もの生産をしてくれます。
しかし、機械は自分で判断して、微調整すると云うことが出来ないので、機械に掛ける前の段階が、非常に大切になってきます。

この高性能?な機械は、「薄剥ぎ機」と云うのですが、竹の厚みを、とっても薄く剥いでくれます。
例えば、暑さを0.4ミリに調整して、竹を入れると、本当に0.4ミリくらいに為って出てきます。
しかし、入れる材料の厚みが揃って居ないと、旨く剥いでくれません。
厚い材料を入れると、途中で削げてしまったり、節の高い材料を入れると、節のところで折れたりしてしまいます。

人間の様に、その場その場で判断して、微調整が出来ないのです。

しかし、旨く使いこなしたら、相当な作業をしてくれそうです。
しばらくは、この機械とにらめっこですね!
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ついに、本格的な冬が・・・・。

2014年12月17日 07時57分26秒 | 工房
いよいよ、遣ってきました。
朝、カーテンを開けると10センチほどの雪が積もっています。


真っ白です。まだまだ、積もりそうです。

工房の職人さんたちや、事務員さんたちも来ることが出来ず、今日は一人で作業になりそうです。p(´⌒`。q)グスン

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私はこれで痩せました!

2014年12月16日 07時02分28秒 | ダイエット
「私の趣味はダイエット」と、公言して憚らない私だが、
もうそろそろ、これから脱出しても良いのでは無いかと、つくづく思うこの頃です。

脂肪燃焼スープに始まり、メモリーダイエット・炭水化物ダイエット・糖質オフダイエット・・・・
ジョギング・腹筋マシーン・ウィーフィット・四股踏み・・・・・
ファットネスダイエット・断食ダイエット・・・・
もう、限がありません!(>_

糖質制限をしながら、記録していくと云う完璧なメモリーダイエットだ!
結局は、日々の意識の問題なので、如何に、普段から食べ過ぎを意識することが出来るかだ。
私は、毎晩晩酌するので、その晩酌を止めようとは思わない!
これは、人生の楽しみなのだから・・・・・
一生懸命働いて、その日の夜に、ささやかな喜びとして、お酒を飲む!

ここまでは良いのだが、飲んでいる内にリミッターが外れてしまい、どんどん食べてしまうのがいけないのである。
この「健康ノート」を、毎日付けることで、絶えず意識することが出来るのだ!(笑)

そして、3ヶ月後には
「私はこれで痩せました!」と、このブログで発表することになるだろう!


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ちゃっぷい、ちゃっぷい!

2014年12月15日 08時48分36秒 | 安心院

クーラーのボタンに
「室温 / 外気温 お知らせ」というボタンが有ります。


本日は、室温18度  外気温マイナス4度と、言っています。

ちゃっぷい!ちゃっぷい!

また、水道官の水抜きをしなければ、水道管が破裂する時期になってきました。
気を付けなければ・・・・・
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