高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

どっとこむおおいた セミナー2

2011年01月31日 05時09分50秒 | ホームページ作り

いよいよ、今回のメイン講師「竹虎」の山岸さん登場!

最初に、「竹虎」社長からのご挨拶、と云うことで、自分で作ったユーチューブの動画で聴衆の度肝を抜く。コスプレ好きな社長の趣味が嵩じていったのか?

迫力ある語り口、時たま声を張り上げ、観客の気を引き締める。

129_015a 顔中、身体中を使って、演壇の上も、右に左に動き回りながら、観客に話しかけていく。

年間20回くらい、講演によばれるというので、話し方のコツと云うか、壷を心得ている。

観客の方は、いつの間にか、彼の術中に嵌っている。

若い頃、演劇に嵌っていたという彼の個性が、今に生きている。

最近のネットセミナーでは、目先の小技の見せ比べ的なセミナーが多いのだが、彼の話したことは、「小ざかしい技は如何でも良いんじゃ!本当に、あんたは世の中に何を訴えようとしているんか?お客さんに、如何したら喜んでもらえるのか?」熱い熱い思いを持って、物つくりをしているのか?商売をしているのか?」と、本当の王道の話であった。

決して、ネットの世界の話でなく、全ての商売に、物つくりに、生き方に問いかけてくれる内容であった。

内容を詳しくここで書くと、3000円払って聞きに来てくれた聴衆の方々に申し訳ないので、触りだけにしていく。

面白かった話題1

コロンビア大学の調査では、こういったセミナーで一番前に座って話を聞く人と、後ろの方で聞く人の、「10年後の年収は10倍違った!」と云う、やはり、セミナーに参加したら、一番前で一生懸命聞かなくては・・・・・・気持ちが逃げていてはダメですな、

面白かった話題2
漫画の「侍ジャイアンツの中の一こまで、地面を覆い尽くすほどのバッファローの群れが居る。その中に槍を何度打ち込んでも、一つも当たらない」というエピソードがあるのだが、その事をなぞらえて、インターネットの世界と一緒です。と、

つづく、

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どっとこむおおいた セミナー1

2011年01月30日 10時23分08秒 | ホームページ作り

大分市内で行われた「新春・どっとこむおおいたセミナー」。

メイン講師には、今をときめく四国高知の「竹虎」の山岸さん。

129_005a ネット販売をする者にとって、大きな指針となっている人だ。私とは、同じ竹業界と云うこともあり、20年近くのお付き合いである。
10年ほど前に山岸さんから、「高江さん、インターネット販売してみませんか?」と誘われたとき、私には、まだネットで高額な工芸品が売れるとは思えなかった。
あの時、「そうだね!ネット販売面白そうだからやって見よう!」と言っていたら、まったく今とは違った人生になっていたかも知れない?

数日前から引き込んだ風邪で、頭がぼ~とするが、一応私も、今回のセミナーのサブ講師になっている。休むわけにはいかない。風邪薬を飲みながら、騙し騙し、家を出発。
朝から、雪が降り続いている。雪道に慣れない車の為に、のろのろ運転だ。

時間ぎりぎりに大分に到着。

久しぶりに山岸さんにあったのだが、やはり、成功者特有の元気の良いオーラが漂っている。頭のてっぺんから発するような良く通る声だ。

129_007a 1時半からセミナー開始。50人近くのお客様。
大分県で3000円の有料セミナーで、これだけ人が集まるのは珍しいことである。それだけ、「竹虎」への関心は深いのだろう。

今回は1番手が、私。本格的なネット販売に取り組みだした、この一年半の報告である。

何故、ネットでは駆け出しの私が、規模も売り上げも大きな先輩達の前で、話をするのか?
「成功した人の話でなく、現在、必死でもがいている様をそのままお伝えする」
良い格好をするわけでなく、旨くいった事、失敗した事、苦い思いをした事など・・・・・・
これから、ネット販売をしようと思う人、始めたばかりの人、なかなか成果が出ない人と、同じ目線で発表が出来ると考え引き受けた。

1時間きっちりと発表させて頂いた。
セミナー終了後、感想を聞いてみると、「やはり自分でやっている言葉だから、凄く納得でき伝わってきた」「自分も同じ悩みを持っているんです」「赤裸々な内容で、よく発表してくれました」などなど、好評であった。

129_014a 2番手は、同じく「どっとこむおおいた」から、つい最近ネットショップを立ち上げたばかりの蜜柑農家の岸田さん。
彼の場合は、まだネット販売を始めたばかりで、ネットのことより、自分が作っている「温故蜜柑」への、熱い思いを語った。
農家の人なので、とつとつと話す語り口が、彼の人となりを表している。
30分ほどの発表で、いよいよ、メインイベントである山岸さんの講演に

つづく

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芸に命をかける?

2011年01月29日 06時10分36秒 | ブログ

先日、取引先の問屋さんにお邪魔したら、社長さんが「高江さん、ちょっとコーヒーでも飲んで行きや!」と声をかけられた。
この問屋さんは、堅実経営で有名で、どんな時代でも着実な経営で利益を出している。数年前、こんな不景気の中でも4階建ての新社屋を建てたくらいである。

最近の景気の動向や、商売の話かな?と思って、コーヒーを頂いていると、最初に飛び出した言葉は、
「最近、素晴らしい出し物を見つけたのや!」と切り出してきた。

「何ですか?」

「皿回しより、絶対うけるんや!」

実は、この社長、宴会芸に命を掛けている。いろんな宴会に行っては、その場の注目を一人で集めているのだ。皿回しもその中の一つだが・・・・・
いつも、鞄の中には、皿回しの茶碗と棒が隠されている。

今回、新しく見つけた芸は   「ビンゴゲーム」番だ。

以前、マジシャンの「セロ」のショウを見に行った時、会場でビンゴゲームのカードが配られ、会場中、素晴らしい賞品が当らないか?と真剣になっていたそうだ。
しかし、「ビンゴの人数が一編に沢山出た場合は、記念品になりますので・・・・」と
前置きされていた。
果たして、ビンゴゲームが進む内、社長のカードにもリーチが掛かった。
そして、ついにビンゴ!数字が揃った。慌てて、ステージに駆け寄ると、同じようにビンゴになった人が何十人も居たそうだ。
その時、この社長は「これには仕掛けがある」とピンと来たそうだ。

その後が、凄い!
自分で、このビンゴゲームの仕掛けを解き明かしたのだ。
あるナンバーを言うまでは、絶対に揃わない、しかし、そのナンバーを言った途端、何人もの人が揃うようになっているのだ。

それ以来、自分でビンゴゲームの用紙を作り、読み上げる数字の看板も作った。いろんな新年会や忘年会に出ては、
「今回は奮発して、10万円の賞金を用意しました。」と言うと、会場から大きな拍手が沸き起こる。

次に言う言葉は
「めでたい席ですので、もし、ビンゴの人が同時に出た場合は、ジャンケンで勝ち負けを決めるのは無粋ですので、その時は、気持ちよく諦めて下さい」と前振りをして置くそうだ。

「これで、引っかかるのが面白くて!面白くて!」と話してくる
奥さんに この話をすると、
「その才能を仕事に向けたら!」と一蹴されたそうだ。     
チャンチャン


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町の名医?

2011年01月28日 06時57分22秒 | ブログ

仙台に出張したときから、鼻水が出たり、咳が出たりする。大分に戻ってからも、鼻水が止まらない、少し熱もあるようだ。
何とか騙し騙し、出張中に溜まった仕事と、急ぎの注文の製作をする。一区切り着いたので、別府市内の行きつけのお医者さんへ・・・・・

この医院は、先生がさっぱりしていて、杓子定規な感じはしない。総合病院の様に、診察を受けるのにも、半日がかりと云うような煩わしさが無いので、軽い病気の時はこの医院に行くことにしている。

「2分も座ればピタリと当る」と易者の様な感じが良いのだ。
この日も、熱を測って、喉を見ただけで、
「インフルエンザじゃ無いのか?今、流行っているから」と先生、
「インフルエンザじゃ無いでしょう、そんなに熱も無いから」と私、
「そうだね、じゃぁ、薬を出しておきますから」と、
これで、診察は終わった。

私の方も、気休めで行っているのかも知れない。

しかし、大した物で、医院から貰った薬を飲むと、よく効くのだ。市販されている薬では、こんなに利かないのに!「あの、先生は名医かな?」

36時間、眠りに眠った。一昨日の夕方から、昨日は丸一日、どれだけ寝ても、眠れるから不思議だ。お陰で、少しあった熱も殆ど無くなり、鼻水も咳も止まった。
「やはり、あの先生は名医だ!」


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パンと器の店 ぱおぱお

2011年01月27日 07時38分01秒 | 安心院

安心院町に「イモリ谷」と云う所がある。正式な地名では「安心院町松本」と云う。
何故、いもり谷というのか?   この松本の集落の澤を航空写真で見ると、イモリのような形に見えることから、この名前を付けたそうだ。
http://www.ajimu.jp/

125_014a そのイモリ谷の中に、「パンと器の店 ぱおぱお」というお店がある。ここは、陶芸家の金森さんと奥さんの「しまちゃん」が天然酵母のパンのお店を出している。
久しぶりに来たのだが、来るたびに家の周りが、整備され綺麗になっている。

金森さんの作る作品は、独特の表情で、夢の中の絵を形にしたような物が多い。入り口に、彼の作品の犬が、お客様を迎えてくれる。
125_017a
ね、独特の顔をしているでしょう。きっと、彼は地底人の生まれ変わりなのだ。

浮世離れした金森さんを支えているのが、しっかり者のしまちゃん、彼女は商才があり、逞しい。
以前は、二人で陶芸をしていたのだが、今は、天然酵母のパンのシェフになっている。
決して背伸びせず、自分の身の丈にあった、販売ルートを作って、このお店まで作ってしまった。

125_021a 店内に入ると、モッチリとしたパンが並んでいる。

以前、倉庫だったところが、イートインコーナーに変わっており、今はパン・ケーキ・コーヒーなども食べれるようになっていた。

ちょっと来ない間に、どんどん変わっていますな。

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スカイネットアジア SNA

2011年01月26日 05時58分48秒 | 出張

正月明け、4日から20日まで2週間ほどの出張を追え、東北地方から帰ってきた。今回は、帰りの飛行機のチケットを買い忘れていた。早割りのチケットが買えないため、如何したものか?と考えているときに、後継者育成事業のメンバーから教えてもらった、SNA航空のチケットを買ってみた。
このスカイネットアジア航空は、昨年10月31日から就航したばかりで、JALやANAの運賃より安い設定になっている。JALの三日前までに買える特割3だと26100円だが、SNAの特売り3だと21000円と5000円ほど安くなる。

120_031a 飛行機が小さいと聞いていて、プロペラ飛行機のボンバルディア機を想像していたのだが、違った。
ボーイング社の737-400であった。この飛行機ならば、客席も150ほどあり、JALやANAでも使っている主力機種である。派手なペイントが印象的だ。

羽田空港のNSAカウンターは、第2ターミナルの一番端っこにある。飛行機に乗り込むのも、バスで遠くの所まで行って乗り込む事になる。その辺が、まだ力の弱い会社と思わせるが、そんなことは全然気にならない。

飛行機に乗り込んでしまえば、JALとまったく変わらない。いつも私は帰省するときの便では爆睡しているのだから・・・・・

1ヶ月以上前に買える、早割りのチケットも大分~東京間が10500円と安い。これからは、ちょくちょく使うことになるかも知れない。

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嬉しい報告!

2011年01月25日 07時25分37秒 | 工房

2011年の最初のミーティング。

125_006

今年の竹工房オンセのテーマは
「万事塞翁が馬・七転び八起き」 です。
ようやく、長い長いトンネルから抜け出した様な気がします。長引く景気の停滞、何時までも続くデフレ感、ダメ出しでリーマンショック!  と、厳しい状況が続きました。

先の見通しが見えないときは、不安がいっぱいです。
反対に、現状は悪くても、先の見通しが立って来ると、人間は元気になってきます。面白いものですね。

この3年間で、何とかしなくては!と、もがいて来た成果が少しずつ現れてきました。ネット販売も、何とか軌道にのりつつあります。新しい販路も広がり、作品にも巾が出てきました。
一生懸命やっていれば、一筋の光明が見えてくるものです。

一所懸命、もがかなければ絶対気が付かない光です。

ようやく、気持ちが軽く明るい方向で、ミーティングで報告が出来ました。
最後には、「今年はしっかり、みんなで儲けて、海外旅行に行こう!」と冗談も出るような感じです。
そんなミーティングの日に、花を添えるような知らせが入りました。
今年の「暮らしの中の竹工芸展」で、竹工房オンセを卒業した、遠藤君が県知事賞と九電メセナ賞のダブル受賞、賞金数億円を獲得、同じく大内さんが市長賞を受賞しました。遠藤君、大内さん、おめでとう。
先日は、同じく工房オンセの卒業者の梶谷さんが、伝統工芸士に認定されました。こちらも、本当におめでとうございます。

嬉しい事です、工房オンセを巣立っていった人たちが、それぞれに頑張っておられる、こんな知らせを聞くと、こちらも元気になります。私も、彼らに負けない様頑張って行きますよ!

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帰省

2011年01月24日 07時10分31秒 | 安心院

寒いと思っていた東北地方から、帰ってみると・・・・・・
我家のほうが、もっと寒かった。
出張中、最低気温はマイナス10℃まで下がったそうだ。家の中の、花瓶の水が凍ったそうだ。

120_032a 久しぶりに家に帰ってくると、家の周囲にはまだまだ雪が残っており、氷柱が下がっている。
工房のトイレの水が凍って、「水洗トイレが使えない」とぼやいていた。こんな時はバケツに水を汲んで置いて、自分で流すのですな!   みんな逞しくなります。

我家では、夜になると水道の蛇口を少しだけ出しておいて、水が凍らないようにする。トイレも、本などを使って、絶えず少しずつ水が流れる状態を作っておくのだ。

120_034a こんな風に、水洗のコックが少しだけ開いているようにするのだ。
この本は、私がトイレでゆっくり読むための物ではないのだ。

大体、今までの経験からすると、私の出張中に記録的な寒波がやって来て、大変な事になっている。私が戻ってくると、寒さも和らぎ、普段の生活に戻ることになる。
帰省した翌日、道路の雪も殆ど解けて、所々、日陰になっている所に雪が残っているだけだ。

工房のメンバーもみんな遣ってくる。ところが、一人あのお惚けちゃんから電話が掛かってきた。
「雪で滑って、前にも後ろにも進めません!」とSOSコールだ。
「そこを動くな!何にもするな!」と
車で駆けつけて見ると、所々残っている雪の上で、半べそをかいている。
運転を変わって、雪の無い所までバックして、勢いを付けてから、一気に雪のある所を通過する。彼女の話を聞いてみると
「私の車は力が弱いので、登りきれないんです」
「もう、前にも後ろにも進まないんで如何しようかと思いました」と
やはり、雪道を経験したことが無いので仕方が無いのだ、
「力が無いから進まないのでなくて、アクセルを踏みすぎるからスリップしてしまうのや」
「雪道で発進しようと思ったら、ギヤをセコンドくらいに上げて、ゆっくり進みださないとスリップするんよ」と、
まぁ、こういった経験を積んで行く事で、成長して行くんでしょうが・・・・・・
こんな成長はせんでも良いか?

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紺邑 大川さん 2

2011年01月23日 04時32分05秒 | 職人仲間

大川さんの工房も「隠し事は一つもありません。全て見てください!」と云うスタンスで仕事をしている。私のところでも同じだ。

120_019a これは、職人の技術と云うものは、見て頂いて沢山のヒントを持ち帰って貰っても良いのです、役にたってもらえるなら。しかし、見た事を、実際に出来るか?と云うと、そう簡単には出来ません。頭で覚える知識ではなく、五感で覚える技術だからです。

発酵している藍の水槽を攪拌する姿はかっこいいですね!
こんな長い棒がすっぽりと入ってしまうほど深い水槽です。

120_020a
「藍は灰が命」と言われる。この言葉に大川さんの全てが凝縮されているのかも知れませんね。
押し出しが利き親分肌で、若い頃は芸能活動をしていた大川さんが、「何故、地味な職人家業をしているのか?」疑問に思うのですが、こんな姿を見ていると、やはり、これが天職なんでしょう。
120_026a

2階は、展示室と住居スペースになっている。ステンレス製の薪ストーブの煙突が美しい、暖房の役目をしているのでしょう。
ギャラリースペースの窓には、大川さんご自慢の北欧製の額縁のような窓がついています。これは写真を取り忘れてしまった。

奥さんに美味しいコーヒーを入れて頂きお腹が落ち着く。
私が2階に上がった時も、お客様が帰られる時で、暫くすると、また、お客さまがやって来た。次から次へと人が出入りするのは、大川さんご夫婦の人柄でしょう。

工房を出て、大川さんが佐野市内を案内してくださり、名物の「佐野ラーメン」をご馳走になりました。
ドライブをしながら、博学な大川さんは次から次へと話が出てくる。佐野の歴史から、町おこし運動、若い頃の政治活動、・・・・・・・・などなど、
同じ職人経営者として、人を育てることの難しさと大切さ、同じような悩みもございます。今度はもっと時間を作って、泊りがけでお邪魔しますので、ゆっくりお話を聞かせてください。ありがとうございました。

やっと、念願の「紺邑帝国」に行ってきました。

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紺邑 大川さん 1

2011年01月22日 04時39分30秒 | 職人仲間

佐野駅まで、大川さんに迎えに来て頂いた。車で20分ほどで、大川さんの工房に到着。
大川さんは、職人仲間では有名な方で、「この人を知らなければもぐりだ!」と云われている。親分肌で面倒見の良さでは定評のある人だ。
私も、初めて大川さんを見たときは、会場内を大股で背筋をピンと伸ばし、悠然と歩く姿に平伏したものだ。

120_017a_2 ここが大川さんの工房、「紺邑帝国」の根拠地だ。後ろに小高い山を背景に、白と茶色のコントラスト鮮やかな工房が建っている。
訳あって、お父さんの工房から独立し、(訳在ってというのは、大川さんのブログから推率するのだが)
バラック小屋のような工房から、一つ一つ積み上げて来た大川さんの生き様が詰まった工房である。
工房の裏には、この土地のシンボルである「梅の木」が立っている。
120_016a_2 きっと、この梅ノ木の御霊が大川さんを呼び寄せたのだろう。


1500坪の土地の横には小さな沢が流れ、扇状地のような地形は3段に分かれている。
市街地の分譲地の様に整備された土地でなく、自然の荒々しさや優しさがそのまま残っている。


さて、工房の中に入っていくと、1階は藍染の作業場だ。
120_023a_2 最初に、雑然とした光景が目に飛び込んでくる。私なども、作業場はあまり整理整頓されすぎていると、何となく居心地が悪いのだが、こういった動きが感じられる作業風景のほうが落ち着いてしまう。



奥に進んで行くと、ここが大川さん自慢の藍染の染め場である。
藍染の窯と云うのか?壷と云うのか?水槽がいくつも並んでいる。
120_018a_2 こんな大きな水槽で染色するのは珍しいのでは無いかと思う。これは、糸染めだけでなく、幅広の厚手の布まで染めるために作ったようだ。

巾2メートル、床からの高さが40センチほど、だが、実際の深さは2メートル近くもある。人間がすっぽりと入ってしまうほどだ。
手を入れてみると、ぬるっとする。青い藍染液に手を突っ込んでも、手は青くならない、何度も何度も入れているうちに酸化して発色してくるのだろうか?

水槽の右奥に見えるのがヒーターで、水槽を暖めている。温度管理をしながら藍を育てているのだ。
私の仕事で云えば、漆を扱うのと似ている。漆も温度と湿度を調節してやらないと、死んでしまうのだ。同じ天然素材を扱う職人として、同じような苦労をしているのだと感じる。

つづく

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栃木県 佐野市

2011年01月21日 08時54分53秒 | 出張

肌寒い仙台市の朝、7時14分発の新幹線に乗り込んだ。
仙台から大宮まで行き、小山まで引き返し、両毛線に乗り換え佐野に、
何故、栃木県まで来たのか?と云うと、この佐野市に、職人仲間の先輩である藍染の大川さんの工房があるのだ。

佐野駅に着くと、駅前通はひっそりとして静かであった。大川さんに迎えに来てもらう間、駅前通りをぷらぷらと、目に付いたのが、この佐野市は教育熱心な街なのか?予備校の多いこと、多いこと、15分ほど散歩する間にも5軒も予備校を見つけた。

120_005a 「家紋のまち佐野」とある。市内のあちらこちらに、家紋を見かける。、抽象化されたその芸術的美しさは、世界に誇れる日本のデザイン文化である。

もう一つ、有名なのが「佐野ラーメン」。
町おこしの一環として、
「二百十数軒のラーメン屋さんが競ってひしめきあっている、ゴルフ客が口コミで伝え、評判を呼んだのがきっかけとなり、町おこしとして昭和63年「佐野らーめん会」を発足しました」とある。

私も、お昼を佐野ラーメンをご馳走になりました。
120_025a 大川さんに連れて行ってもらったのは、佐野ラーメンの元祖になる様なお店で「森田屋総本店」。お昼時と云うこともあるが、駐車場には車が満杯である。
店内に入ると、お座敷に折りたたみ机が並び、ぎっしりのお客様。メニューはラーメンとチャーシュー麺だけである。お世辞にも綺麗な店とは言えませんが・・・


120_029a もっちりとした舌触りだ。幅広で腰のある手打ち麺が特徴だ。青竹打ちの麺は、中に気泡が多いため熱伝導が良く、短い時間で茹で上がり、腰の強いおいしい舌ざわりが味わえます。
ちょっと塩味の強いチャーシューが、あっさりしたスープに丁度良い味付けになっていました。

ひっそりとした駅前通りに比べて、少し離れたインター付近は、公害型のショッピングモールやアウトレットショップが立ち並び、随分賑やかです。

明日のブログは、いよいよ大川さんの工房「紺邑」の紹介です。

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仙台 藤崎 最終日

2011年01月20日 04時22分18秒 | 出張

終わってみると、いつもあっという間に過ぎ去ってしまいます。仙台藤崎での「九州物産展」。やはり、寒い時期に東北地方での催事には、それなりの商品展開を考えた売り方をしなければいけないと、考えさせられる事が多々ありました。
来年は、もっと生活用品を主体に、今までに無い展開にしたいと思います。

さて仙台といえば、青葉城恋歌で出てくる

広瀬川流れる岸辺 想い出は帰らず
        早瀬 踊る光に 揺れていた君の瞳
        時はめぐり また夏が来て
        あの日と同じ 流れの岸
        瀬音ゆかしき 杜の都
        あの人は もういない

119_001 そうです。朝歩きで広瀬川のほとりを歩いてきました。小雪舞う中、寒くて寒くて震えながら歩いてきました。
伊達政宗が眠るといわれる瑞鳳殿に行って来た。残念ながら、時間外で中には入れなかったが、
119_004
杜の都仙台とは、よく言ったもので、緑豊かな街でした。

最終日、閉場間際に、実に気持ちよくバッグをお買い求めいただいた。ご夫婦で、仲睦まじくバッグを見ている。私の方は殆ど説明することも無く、お二人で楽しんで買い物をしている風だ、5分もすると「これ下さい」と・・・・・・
何か、爽やかな風が通った様な気分になった。「気持ちよく買い物をして頂くと云うのは、こういう事だな」と思わされる一場面であった。

今回も、仙台を楽しませて頂きました。また、来年も宜しく!
119_010

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予行演習

2011年01月19日 06時37分59秒 | ホームページ作り

催事の5日目、骨身に染み渡る寒さの一日であった。残念ながら、お客様も少なく、散々な結果である。
この日の面白かったのが、
ネット販売に興味を持っているメンバーでの飲み事になった事だ。熊本の刃物屋、盛高君、鹿児島の錫器の岩切君、博多人形の木戸さんと私の4人。
それくらいのメンバーならばと云うことで、居酒屋で即席セミナーをする事になった。
私は、今月29日に「どっとこむおおいた」と云うネット仲間のセミナーで、1時間の講演をしなければならない、丁度良い予行演習になると云う事で・・・・・・

最初の30分ほどで、コース料理をあっと云う間に平らげて、店員が「ペースが速いので料理が追いつきません」とぼやいていたな!
テーブルの上の器を片付け、おもむろにパソコンを取り出す。

パワーポイントで作ったスライドショーの資料で 始まり始まり・・・・・・・・

言葉を付けながら話すのは、どのくらい時間が掛かるのか?判断できなかったので、丁度いい練習になった。
頭の中では、50分くらいを想定して、資料を作っていたのだが、実際、時間を計ってみると70分も掛かってしまった。
「ん~、少し資料を削って、訂正しなくては・・・」

資料の中の文章を補足するために、次から次へとエピソードが出てくるのだ。
これは耳学問でなく、今まで自分で遣ってきた体験からの話なので、何ぼでも出てくる出てくる、話が尽きないのだ。私も夢中になって話し続けてしまった。

落語の話で、「大棚の旦那が趣味の浄瑠璃を無理やり近所の人に聞かせる話」があるが、それと一緒で、後の3人は「いい話を聞けましたわ~」と云っていたが、本当だったのだろうか?

70分、真剣に聞いてくれた3人に感謝いたします。

簡易セミナー後、4人でこれからの商売のあり方、販路の問題、ネット販売、海外での販売など、熱い熱い思いが語られた、結構、真面目な良い飲み会になりました。

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東北人気質

2011年01月18日 06時41分46秒 | 出張

116_001 朝、ホテルを出ると道は真っ白であった。夜中のうちに雪が降ったのだ。昨年も同じような記憶がある。気温が低いので、降り積もった雪は、踏み固められ、スケートリンクの様になっている。やはり、東北地方だな!

東北地方随一のデパート藤崎、朝から閉店まで、お客様が途切れることは無い、しかし、お客様も東北独特のムードがある。
「す~と来て、す~と去っていく」反応が少ないのだ。決して関心が無い訳ではない、表情に出さない人が多いのだろう。
気心が知れてお互いに気の許せる関係になると、人情味のある笑顔を見せてくれるのだろうが、見ず知らずの人や初対面の人には、なかなか感情を出さないのか?

この東北独特の人柄を掴むまで、少し大変だが、だんだん判ってきた。
来年の仙台での展開の仕方が見えてきたぞ!

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懇親会 仙台

2011年01月17日 08時49分41秒 | 出張

昨年までは、工芸も食品も合同の懇親会があった。しかし、あまりにも人数が多いと、話が上滑りの内容の薄いものになってしまうため、その手の懇親会には遠慮することが、殆どである。

飲み屋の情報にめっぽう詳しい、久留米絣の桜木さんが工芸チームだけでの飲み会を企画、市内のお店で「百人屋台国分屋」と云う所を見つけてきた。桜木さんは前日にそのお店に行き、本日は我々と、明日は違うメンバーと三日連荘でこのお店に来る様だ。
116_002 お店の雰囲気は、昭和の高度経済成長をしていた頃を思い起こさせるような内装になっている。
こんなポスターが貼られていた。懐かしい「加山雄三のクラウンコーラ」のポスターだ。

いまは、価格の安い居酒屋が流行っているのだが、ここも、1000円で飲み放題。料理を結構な量、頼んだのだが、最後に締めてみると一人2600円。
10人ちょっとの飲み会なので、盛り上がりました。テンションの高い、宮崎・鹿児島チーム・しっとりと話し込む福岡チーム・そして、デパートの社員さん。
ここの藤崎の社員さんは、本当に気持ちが良い人ばかりだ。出店業者の中でも、ここの社員さんの姿勢を高く評価する人は多い、もちろん私もその一人である。

2時間半ほど、飲んで騒いで楽しんで・・・・・・・

116_005  みんなで記念撮影!

116_006_2 一人、テンション上がりっぱなしの竹炭の大野君。寒い仙台の夜に、半そでで飛び出していった。
いや~、若いって良いですね?いや、あまり若くも無いが!

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