高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

味噌煮込みうどん

2009年01月31日 06時18分47秒 | 食べ物

名古屋と言えば、味噌料理が有名である。味噌カツ、味噌田楽、味噌おでん、……そして、何といっても、「味噌煮込みうどん」である。出張の帰りに中部国際空港の売店で味噌煮込みうどんを買った。数種類の味噌煮込みうどんがあったので、店員にいかにも、名古屋の事は何にも知らない と言う様な顔で、「何処のうどんがお勧めですか?」と聞いてみた。一番有名なのは「山本屋本店」、しかし、値段が高いのと、硬くて癖が強いので、慣れた方にはお勧めである。

130_013 私が買ったのは、初めてのメーカーであるが「芝安」。半生麺で、賞味期限が3週間くらいである。

名古屋では、結局一回も食べなかった味噌煮込みうどんを、大分に帰ってから食べることになった。

130_011 この味噌煮込みうどんはどんぶりで食べては美味しくない。あくまでも、土鍋でぐつぐつ煮込んだまま、生卵を落し、蓋をする。土鍋の蓋の上でうどんを冷まし、ご飯のおかずとして食べるのだ。

店員さんが言っていたように、「芝安」のうどんはそれほど癖も無く、美味しい。山本屋のうどんが1人前600円に比べて、値段も安く1人前250円。正解であった。

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初めての耳鼻科

2009年01月30日 07時03分11秒 | 健康・病気

松坂屋の出張途中から、右上の歯がうずいて気になっていた。目の下の頬の所を押さえると痛い!「歯の痛みが、こんな所まで波及しているのか?」と思っていた。夜中に気になり、寝不足な日が続いた。「出張から帰ったら歯医者に行こう!」と予約までした。

しかし、どうも歯の痛みとは少し違う。鼻水をかむと鼻血が混じっている。「ひょっとして何処か?血管が切れているのでは?」などと、変な事を考える。くたくたになって漸く我が家に到着、妻に痛みの事を話している時に、鼻水を啜っていると、「鼻水は啜り上げずに、かんだ方が良いのよ!」と言われ、鼻をかむ。 何と、すると1センチ角くらいのレバーのような血の塊が出てきた。 「ギョ!」 驚いた。「これは歯の痛みでは無い!鼻を見てもらおう。」

翌日、別府市内の耳鼻科へ、耳鼻科というのは比較的少なくて、少ない分何処も順番待ちの患者で一杯である。最近、別府の竹の学校の直ぐ側に開業したばかりの耳鼻科があったので、そこに飛び込んだ。大きな病院ではないので、受付から診察までスムーズに進んでいく。初診なので、簡単な問診表に記入して受付をすると

130_015_2 診察時間が表示され、「外出しても、その時間までにお帰り下さい」と書かれている。やはり、新しい病院だから、患者にストレスが掛からないよう、受付自体も工夫されている。20分ほどの待ち時間で、いよいよ、診察。淡々とした抑揚の無い先生であったが、実にテキパキと診察しくれた。レントゲンも取り、結果は、「右の鼻にばい菌が入り、炎症を起こしているそうだ。特別深刻な状況では無いので、薬を飲んで様子を見よう」ということであった。    「あー、一安心! 良かった!」

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名古屋 松坂屋 7

2009年01月28日 05時55分26秒 | 出張

祇園精舎の鐘の音……。100年に一度の経済危機と言われているが、厳しい時代に入ってきた。以前読んだ記事に、「百年前の企業売り上げランキング100位に入っていた企業で、今もランキング100位に入っているのは?   何と、たったの1社だけである。」 それほど、世の中は大きくうねり、その波に翻弄させられながら、必死でもがいているのが現実である。あの、世界一の企業になったトヨタでさえ、新聞を開いてみたら、「トヨタ国内6割減産」とトップ記事を飾っている。

大きくなる事が目的ではない、小さくても良いが夢を持って生きがいを感じながら遣って行きたい!

朝礼で催事担当の社員が

「食品は良い所、悪い所とデコボコであるが、工芸はボコボコです。」と言っている。

Cimg9179私の所でも、途中今回の催事はどうなるものか?と心配していたが、最終的には前年とそれほど変わらない所まで盛り返してきた。これも、すべてリピーターのお客様のお陰である。なかなか、新規のお客様を獲得するのは難しい。今回、一番手ごたえがあったのが、革財布などの新規商品と、エコな買い物籠だった。

景気が落ち込めば一番最初に買い控えを考えるのが工芸品や装飾品である。しかし、長い人生のうち、こういった山あり谷ありで一つ一つ乗り越えて行ってこそ、人生の彩をつけて行く物だと思う。

名古屋の皆さん、ありがとうございました。また、7月の職人展で会いましょう!

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名古屋 松坂屋 6

2009年01月27日 04時01分00秒 | 出張

インターネットを見て、波網代のバッグを買いに来て頂いたお客様がいる。大変熱心にバッグを見て、高額なバッグをお買い上げ頂いた。

「以前に見て頂いた事がありますか?」と聞いてみると

「前から、竹のバッグが欲しくてインターネットで検索して、お宅のバッグに行き着きました。作品を見てネットの写真だけで、注文するのは勇気が行ったので見に来ました。」と。

嬉しい言葉であった。ますます、これからネットでの広告の必要性を感じている所である。励ましの言葉をいただいた様だ。これからますます、ネットでの比重が増えていくものと思う……。僕は遣りますよ!

革財布の続き、

歩く伝統工芸の「岡○○さん」が会場にお見えになった。久留米絣の山村さんと一緒に私の売り場にやってきた。「革財布が好評ですってね!」と。先日、このブログの記事に「30万円入らないといけない!」と言う記事を読んでいて、「私は100万円入れたいの、100枚入る財布を作って!」と仰る。   「あー、驚いた!」 チャンチャン。

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名古屋 松坂屋 5

2009年01月26日 04時14分30秒 | 友人

昨日は日曜日なので、次から次へと同級生や知り合いが顔を出してくれる。

Cimg9178 最初に北高時代の同級生「日比」君がやってきた。彼は高校時代から真面目で誠実な人柄は今でも変わらない。「今日、同級生5人で会うのだが一緒に来ない?」と誘われた。

Cimg9181 次に、小学校の同じ町内のクリーニング屋の「加藤」君が遣って来た。40年ぶりの再会である。ひとしきり懐かしい昔話と同級生の近況を聞く。その中で、回りに聞こえるほど大きな声で「小さいときはホントにヤンチャだったもんな!」と、繰り返す。内心、「そんな大きな声で言うなよな!!」と。

注 (ヤンチャとは名古屋弁で悪い事ばかりする腕白坊主の事を言う)

Cimg9183 次に、突然、素敵なお嬢さんが微笑みかけてきた。

「こんな可愛い娘さんに知り合いはいないのだが?」と思いつつ、

そのお嬢さんが葉書を差し出した。その葉書には

「高江君がうちに遊びに来た時、お腹にいた子だよ。、大きくなったでしょ!」と書かれていた。27年前に君がお腹にいるときに尋ねていったんだよ。その時の子が彼氏と一緒に来てくれた。

嬉しいことだよネ。世代を超えてこんな遣り取りが出来るなんて、感慨深いことだね!

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名古屋 松坂屋 4

2009年01月25日 05時29分06秒 | 家族

名古屋松坂屋に来ると、もう一つ楽しみがある。私の実家が名古屋郊外の江南市にあるので、松坂屋に出店した時、必ずお袋がお花を持って来てくれることだ。今年で81才になるのだが、元気である。先日、手紙を貰った時に「自転車仲間の集まりで50キロ走りました」とあったのだが、私は勘違いして「自転車で5キロくらい運動するのは良い事だよね。」と話していたら、何が何が、50キロであった。「止めてクレー!80を過ぎたお婆さんが50キロも自転車でうろうろされたのでは、回りがたまらん!」「チャリンコ暴走族」なのである。

121_043 今回も、江南市から名古屋駅までは電車で来て、(以前は25キロほどの道のりを自転車で来たのだが、さすがに、それだけは止めて!と懇願した)   名古屋駅から松坂屋までは歩いてくる。

お袋が言うには「最近少し、物忘れをするようになった、少しボケてきたのかねー?」と言うが、「あんたより、ボケた様な人がこの回りにも一杯いるから、大丈夫だよ!」と言っておいた。全然、ボケなど無く、自分が死んだ後のことまで、「「献体」に申し込んで手続きしてきたから、もしもの時も心配しなくて良いよ!」などと言う。

お母さん、あなたが元気で助かってます!

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名古屋 松坂屋 3

2009年01月24日 10時06分46秒 | 出張

124_002この所、名古屋の朝の天気は小雨が続き、恒例の朝歩きが出来なかった。久しぶりに今日は朝歩き、栄町のホテルを出て、南に歩き出す。いつも行く、名城公園まで。

朝日がビルに反射して美しい。 この朝歩きは、健康面だけでなく、精神面でも、歩くことで前向きな物の発想になるのだ。家族のこと、仕事のこと、昨日来られたお客様のこと……。昨日も、私どもの革財布を見て、鼈甲屋さんの社長が、

Photo 高江さん、こんなの出来たの!凄いや!この表情は良いよ!」

と絶賛してくれた。しかし、長財布を手に取って、

「これ、万札が30枚入らないね!」と言う。

「えっ」と聞き返してしまった。

「これ程の財布を持つ人は、たいてい現金も30万位は最低持つもんや!」

「この大きさはドルを入れるのにいいんや!」と。

そういう物なのか?いろんな見方があるものだ。さすが、お金持ちの社長の言葉である。自分の財布を覗いてみると5万円くらいしか入っていなかった。これも一つ勉強である。

私は今回のこの革製品とのコラボは 大変大きな意味を持ってくる事と感じている。革と組み合わせることで、バリエーションの広がりがものすごく増えたのだ。竹だけでは、構造的に難しい物でも、革と合わせる事で作れるものがある。日本の真竹は世界でも一番性質が良いものである。世界の何処に出しても恥ずかしくない物なのだ。良い革製品と組み合わせることで、世界に向けて発信して行くことも出来る。いつかは、世界に冠たる有名な作品になっていくかも知れない。頑張るぞ!

それと、昨日お客様から、「毎日、ブログが更新されるのを楽しみにしてるのよ」と励ましの言葉を頂いた。こんな拙いブログであるが、楽しみにしていてくれる人がいる。本当に嬉しい言葉であった。

竹工房オンセ

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名古屋 松坂屋 2

2009年01月23日 06時54分20秒 | 出張

今回の出張から、新しいアイテムが増えた。革財布とかの新しい商品ではなく、ホテルに持ち込んだ荷物の中に!121_036

ホットプレートに片手鍋である。出発する前に妻から「そんな物使っていたら、ホテルの火災感知器が作動して大変な事になるのではないの?」と念を押されていたが、使ってみた結果、大丈夫であった。

以前、知り合いのお父さんがホテルに七輪を持ち込み魚を焼いて、大騒ぎになったそうだ。警報機が鳴り、ホテルマンが走ってくるのを尻目に、ご本人が「家事は何処だー!」と騒いでいたそうな…。

今回の私のホットプレートは大丈夫でしたよ!ビールの摘みをつくり、最後に九州名物の「棒ラーメン」で締めくくり。

121_038 出張先の美味しい物を食べるのも楽しみの一つであるが、ホテルの部屋で、持ち込んだDVDの映画を見ながら、気楽に楽しむのも一興かな。

竹工房オンセ

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名古屋 松坂屋 1

2009年01月22日 09時36分02秒 | 出張

121_040 21日から、名古屋松坂屋での「大九州展」が始まった。昨年まで、「日本一元気の良い地域」ということで、新聞や雑誌などでも特集を組まれていた所であるが、その分、トヨタの売り上げ減少に伴い、今は「日本一失業率が高くなった地域」になってしまった。

私どものお客様の中にも、沢山のトヨタの関連企業に関わっている方も多く、「昨年までは求人に大変だったのに、今は仕事が3割も減り、人が余っている。」という。

確かに、この「大九州展」の初日には、食品関係の売り場には人が溢れ、通路を通るのに一苦労するはずであったが、今年は初日のピーク時にも、お客様が疎らである。

私の所も、寂しい状況であるが、常連のお客様が次から次へと顔を出してくれる。名古屋と言う所は、中々入り込むのが難しいが、一度認めて頂くと、これほど、身内を迎えるように親身になって付き合ってくれる所は無い。

Img_0868 今回も、「年賀状で使っていた写真に載っていた、革財布などを楽しみにしていたの」と、初日に財布だけで5個も売れてしまった。ありがたいことです。これを見ていた、鍋島段通の田中君が「今回は箸屋じゃなくて、財布屋になりましたなー」と冷やかしている。

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失意の時は泰然たれ!

2009年01月21日 08時49分54秒 | ブログ

以前にも書いたことがあるが、母からよく聞かされた言葉がある。

「失意の時は泰然たれ!得意の時は冷然たれ!」

小さいときから、聞かされた言葉は50歳を過ぎた今でも、何か困った事があった時、何気に浮かんでくる。恐らく、母も女手一人で二人の子供を育てるのに、気持ちが滅入る事や落ち込む時が合ったのだろう。そんな時に自分自身に言い聞かせるような気持ちで、私に言っていたのだろう。

まさに、今がそんな時である。世界全体が先行き不安な情勢の中、おたおたせずに自分の立場を見つめ直す時である。

出張前に工房のミーティングをした。最近のこの状況を、第一線の販売現場に立たない人達にどうやって伝えたら良いのか?「仕事があって当たり前」の様な感じでいる人も居る。しかし、今年の状況はとてもそんな安易な考えで乗り切れるものではない!全員が危機感を持って、変革していかないと生き残れないのだ。幸いにして、この10数年、ハンドバッグが好調でここまできた。しかし、バッグ以外の商品開発が疎かになっていた事も否めない。

今年から、工房の有志を募って、「研究会」を作ることにした。各人のアイデアを形にし、それがちゃんと売れるように、実質的な実入りが各人の元に入るように!

自分の作品が売れた時の喜び!」を感じてくれる事になれば、もっと、モチベーションも上がるのと思う。

竹工房オンセ

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髭剃り

2009年01月20日 06時23分18秒 | 通販・買い物

出張中はホテルの備え付けの髭剃りを使うことになるのだが、やはり、安物でちょっと力を入れると肌を切ってしまう。髭剃り後にタオルで拭くとタオルがあちらこちら血だらけになっていることがよくある。特に酷いのは、私は鼻の下に一つ黒子があるのだが、黒子を傷つけると中々、血が止まらない。

そこで今回見つけたのが、この髭剃りである。

116_007 シックの4枚刃。普通の剃刀タイプの形なのに単四電池で細かく振動するのだ。もちろん防水タイプである。4枚刃の替刃が3個とシェービングクリームが一缶付いて945円。値段が安いのは、「プリンター商法」だからだ。初期投資を安くして、お客の囲い込みをする、しかし、後のインクで儲けを持続的に稼ごうという商法だ。まず、お客様に使って貰い、気に入ってくれたら儲けは替刃でガッチリ!という事だろう。

早速、我家の風呂で試してみた。小刻みに振動しているので力を入れなくても綺麗に剃れる。一番気になっている、黒子の上も楽々通過である。これは調子が良い。以前、大川さんのブログでコンビニで売っている、安い小さなシェーバーが紹介されていたが、髭の薄い人にはシェーバーが良い。しかし、髭の濃い人にはやはり、剃刀タイプでお風呂で剃らなければ満足出来ないのだは無いかな?

ん~、これはお勧めである!

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青春とは !

2009年01月19日 08時26分01秒 | ブログ

朝テレビを点けたら、「テレビ寺小屋」という番組で 「新井満」さんが講師になっており、原作 サムエル・ウルマンの「青春とは」を 改めて現代風に訳詞したものを紹介していた。新井満と言っても判らない人は「千の風に乗って」の訳詞・作曲者と言えば判るだろう。

詩の朗読と思って見ていたが、後に流れる音楽と合いまって、一つの楽曲になっている。聞いているうちに、ドンドン引き込まれていき涙が流れてきた。番組が終わった後も、その詩の余韻にふけっている。

言葉の持つ意味や重さ、不思議さを感じた。

彼は 「夢」×「情熱」=「青春」 と公式を作っている。まさにその通りである。

ここに少し長くなるが、新井満氏の「青春とは」を引用させてもらう

-青春とは-

原作詩
サムエル・ウルマン

自由訳
新井満

青春とは
真の青春とは
若き肉体の中に
あるのではなく

若き精神の中にこそ
ある

薔薇色の頬
真っ赤な唇
しなやかな身体
そういうものは

たいした問題ではない

問題にすべきは
強い意志
ゆたかな想像力
もえあがる情熱

そういうものが
あるかないか

こんこんと涌きでる
泉のように
あなたの精神は
今日も新鮮だろうか

いきいきしているだろうか

臆病な精神のなかに
青春はない
大いなる愛のために発揮される

勇気と冒険心のなかにこそ
青春はある

臆病な二十歳がいる
既にして老人

勇気ある六十歳がいる
青春のまっただなか

歳を重ねただけで
人は老いない

夢を失ったとき
はじめて老いる

歳月は
皮膚にしわを刻むが

情熱を失ったとき
精神は
しわだらけになる

苦悩 恐怖 自己嫌悪

それらは
精神をしぼませ
ゴミくずに変えてしまう

誰にとっても大切なもの
それは感動する心

次は何がおこるのだろうと
目を輝かせる
子供のような好奇心

胸をときめかせ
未知の人生に

挑戦する喜び

さあ 目をとじて
想いうかべてみよう

あなたの心のなかにある
無線基地

青空高くそびえたつ
たくさんの

光り輝くアンテナ

アンテナは受信するだろう

偉大な人々からのメッセージ

崇高な大自然からのメッセージ

世界がどんなに美しく
驚きにみちているか

生きることが
どんなに素晴らしいか

勇気と希望
ほほえみを忘れず

命のメッセージを
受信しつづけるかぎり

あなたはいつまでも
青年

だが
もしもあなたの
心のアンテナが
倒れ

雪のように冷たい皮肉と
氷のように頑固な失望に

おおわれるならば

たとえ二十歳であったとしても

あなたは立派な
老人

あなたの心のアンテナが今日も青空高くそびえたち

命のメッセージを
受信しつづけるかぎり

たとえ八十歳であったとしても

あなたはつねに
青春

青春とは
真の 青春とは

若き肉体のなかに
あるのではなく

若き
精神のなかにこそ
ある                    

竹工房オンセ

 

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小さなホットプレート

2009年01月18日 07時15分17秒 | 通販・買い物

東京から戻って、2週間溜まった事務仕事を終え、次の催事の準備をしていると、もう直ぐに名古屋への出張になってしまう。

今度の出張に持っていこうと、なるべく小さなホットプレートと髭剃りを買いに出た。最初の「小さなホットプレート」は直ぐに見つかった。出張中は毎日、デパートの営業時間が終わってからの外食ばかりで、お金も使うし、食べ過ぎてしまう。かといって、弁当を買って、ホテルの部屋で食べているのも何となく侘しい。そこで、考えたのが、「小さなホットプレート」これなら、朝、美味しいベーコンエッグも作れるし、ちょっとパンを温める事も出来る。夜も暖かい料理が作れる。

普段、出張には事前にスーツケースで、1週間分の着替えやスポーツウェアー・体重計・包丁にまな板・調味料・コップにお皿・などなどを送っている。その中にホットプレートが増えたのだ。あまり大きなホットプレートだと荷物になってしまい、他の物が入らなくなってしまう。なるべく小さな物で、送ったりすることが多いので、なるべくシンプルで安い物が良い。ICが付いた高級品はかえって壊れやすいので、こういった用途には向かない。

私もだんだんと、籃胎漆器の「井上さん」の域に達してきたかな?

http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20090107

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郵政民営化の余波!

2009年01月15日 07時59分29秒 | もんく

毎年、工房の年賀状を3000通ほど出すのだが、郵送の経費も馬鹿にならない。昨年までは、封書で出していたので80円掛ける3000通で24万円ほど掛かる。それに、工房通信の印刷代、封筒代、宛名印刷などを考えると、結構大きな金額になる。そんな中、広告郵便物の割引制度を使って、2000通以上だと15%割引になる制度を使っていた。36000円の割引は大きいのだ。

ところが、今年は私が12月29日から出張に出てしまうため、出張前にすべての印刷を終え、12月31日に集荷して貰うよう手配していた。(年賀状として、早くから出すと年賀状は割り引き対象外と言われたため) 

しかし、出張から帰ってみると妻から「今年は割引できなかったのよ!」と言われびっくりである。

「そんな筈は無い!出張前に地域の郵便局に電話して、広告郵便割引の確認を取ってから用意していたのに!」

納得できず、郵便局に電話すると、「昨年から郵政分社化で、広告郵便物は郵便番号を上五桁を分別して出さないと割引出来ない様になりました。」と言う。「それならそれで、出張前に確認の電話をした時、言ってくれないのか?」「ふざけるなー!」と言いたかったが、地元の郵便局なのでぐっと我慢した。

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帰ってきました。寒いー!

2009年01月14日 11時47分25秒 | 安心院

半月ぶりに家に帰って来ました。大分に帰ってきたら、九州地方は毎日雪が降っていた。別府まで妻に迎えに来てもらい、別府から家までは「雪が積もっているから運転して!」と言われた。家に着くまでの40分間、妻は半月間にあった出来事を話し続けている。冬休みで帰っていた子供たちも学校に戻り、その後は雪の降る山の中で一人暮らしである。その期間の寂しかった鬱憤を一気に放出する様に!

子供の事や、親戚のお祖母ちゃんが亡くなった事や、町内で起きた交通事故や、鼠が食器洗い機のホースをかじって、朝見てみると床がびしょびしょになっていた事、等等……

我が家に近づいて来ると、あたり一面真っ白である。10センチほど雪が積もり、温度計を見てみると、マイナス5度になっている。家の中では、湯たんぽの入った毛布に包まったシャラ(猫)が眠っていた。

114_003今朝は寒さの為に大変であった。最初は新聞配達に来たお爺さんが、私の家の前の坂道で雪にすべってぶつかっている。このお爺ちゃんのお陰で新聞が、午後の郵便配達から 午前中の配達に変わり、毎日新聞が読める様に為ったのだが気の毒な事である。

パソコンは寒さの為、動きがめちゃめちゃ遅い。プリンターは「室温が低いため、室温を上げて下さい」とメッセージが出て動かない!工房のメンバーには「本日、工房の周りは10センチほど雪が積もっています」とメールで連絡。最近は殆んどのメンバーが携帯を持つようになった為、急な連絡事項はメールで連絡網を作っている。そんな中、一人だけ元気の良いメンバーの井川さんが籠を担いで歩いてやって来た。この人の元気良さには、本当に感心させられる。

今は日本橋から戻ってきた荷物を佐川急便が配達してくれたのだが、やはり、家の前の坂がスリップしてしまい上れなく立ち往生している。 ちゃんちゃん。

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