高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

報告13 無事帰ってきました。

2006年11月25日 06時58分50秒 | 海外事業展開グループ

_202 ミラノから11時間成田に向けて出発。空港で見つけた数独の本「ナンバープレート」とも言うらしい。1から9までの数字をパズルの中に組み込んでいくのだが、長時間のフライトなど時間つぶしには持って来いである。しばらくこれに嵌りそうだ。

日本に帰って最初に食べたかったのはラーメンでした。

また、来年ミラノに行きますので皆さん宜しくねー。

グラッチェ。チャオ。

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報告12  帰国

2006年11月24日 06時46分00秒 | 海外事業展開グループ

_160 _166 いよいよ、滞在最終日。11月19日。ホテルにお迎えの車が来るまで、少し時間があったので一人で待ちに出てみた。一人で歩くとまた違った町が見えてくる。町のあちらこちらで見つけた風景だ。

_190_194_201_159 今度来た時はこの電話機を買って買えろー。

マルペンサ空港までJALの送迎車で送ってもらい空港内をうろうろしていたら危うく飛行機に乗り遅れそうになってしまった。空港アナウンスで私たちを呼び出していたそうだが、まさか自分たちが呼び出されるはずがないと思い込んでいるので全然気が付きませんでした。日本人スタッフが探し当ててくれて事なきを得ました。チャンチャン。

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報告11 波多野さん

2006年11月24日 06時12分00秒 | 海外事業展開グループ

_150 午後からミラノ郊外で家具のデザイナーをしている臼杵出身の波多野さんとお会いした。前回2月に毛利氏が同郷でミラノで活躍している人が居ると情報を貰い、波多野さんの住んでいるアローナまで会いに行ってからの付き合いだそうだ。25,6歳の時に死ぬつもりでミラノまでやって来て、裸一貫から現在の成功を収めた立志伝中の人だ。家具のデザイナーとしては世界的な人なのだろう。アメリカ、ロシア、パリ、香港‥‥とまさしく世界をまたに駆けて。

小柄で優しい顔つきをされているが、空手の師範でデザインの仕事以上に空手の用事で世界と繋がっているそうだ。ごく、当たり前に何気なく話す内容がスケールが 私にとっては次元が違いすぎてただただ、感心するのみであった。今回の海外事業展開をするにあたって、展示会を開催する目標に動くうちにこういった人と知り合うことが、人生の出会い、新しい可能性を芽生えさせてくれるのだろう。

_151 イタリアの駐車事情をまのあたりにした。波多野さんが車で私たちのホテルまで送ってくれたのだが、ホテルの前には車を止める広さは波多野さんの車より1メートルくらいしか余分がなかった。その中にお尻から突っ込み、後ろの車にじわっと当て少し押す。前に切り替えして後少しと言うところで止まる。また切り替えしてアッと言う間に縦列駐車してしまった。ヨーロッパではみんなこんなにして駐車する様だ。_152

車に対する考え方の違いである。日本人は車を財産と考えているが、イタリアではあくまで動く道具の一つ、バンパーは当てるものと考えているようだ。

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報告10 ドベツサイ

2006年11月23日 05時33分00秒 | 海外事業展開グループ

_118 滞在五日目、11月18日。ガイドブック片手にメトロで目的地へ。だんだんと移動も慣れてきた。駅で村山さんと合流、メンバーの一人である大橋君の作品が置いてあるというドベツサイといういお店、日本語に訳すと「私だけが知っている」とか「隠れ家」というような意味だそうだ。外見はひなびた本当にこんな所にお店があるの?という感じだが、中に入っていくとびっくりするほど おしゃれなゆったりとしたお店が広がる。

_119 オーナーのミルコ氏と挨拶。由布院の亀の井別荘の中谷健太郎さんに雰囲気が似ている、品の良い物静かなお金持ちという感じだ。私の作品も見て頂いた。「とても手の込んだ高級なすばらしい作品ですね}と 当然社交辞令も入っているのだが、私の方から見て私の作品とこのお店の雰囲気は今一合わないような気がした。

店内を見てみると飾りかたやラッピング、ちょっとした作品にも彼のセンスが伺える。まさしく彼のセレクトショップなのだろう。_131

_126 これはケーキではないテーブルナプキンやタオルをまるでチョコレートケーキに見えるようにラッピングしているのだ。おしゃれだねー。

最後にムッチャンの趣味で(素敵な人がいると記念にツーショットで写真を撮るのが趣味) パチリ!ミルコさんも気恥ずかしそうに。

竹工房オンセ_148

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報告9 警報機が

2006年11月22日 05時07分00秒 | 海外事業展開グループ

_101 滞在四日目、朝の4時に妻に電話をした。日本では丁度昼休みだ、元気な声を聞いて一安心。今日も小雨が続く。本日ミラノは交通機関のストでバス、地下鉄、市電がすべて動かない。そのためタクシーでドーモまでやって来た。こちらに来て初めてフリーの時間ができた為、観光と買い物をした。妻と子供の顔を思い浮かべながらのショッピング。

いろいろ買い込んだがトラブル発生。デパートで私の買い物から警報機がなるのだ。入るときになったのでまだ良かったのだが、トイレに行くときもブザーが鳴る?うーん、困った。「これはヤバイ!デパートを出る時に鳴るとまるで万引き犯のような扱いで屈強なガードマンに抱えられる光景が目に浮かぶ。」言葉が通じれば簡単に説明できるのだが?そこで頭の中をフル回転させて村山さんに電話。その電話をデパートのガードマンに手_103 渡し説明してもらった。何が警報機を鳴らすのか判らなかったが、プラダで買った財布が鳴るようだ。本当にイタリアはいい加減なところがある。何とか、警報機が鳴らないようにしてもらいガードマンとにっこり笑って別れたが何かいやな気分だ。

デパートの次に近くのネクタイ屋さん、飾り付けがおしゃれだね。

_112 夕食にホテルの近くのピザ屋さんへ。地元の人しか来ない店なのだろう、私たちが開店一番乗りだがどんどんお客様が入ってくるあっという間に満席になってしまった。イタリア語のメニューしかなかったので良く判らないが生ハムとモッツァレラチーズの前菜とサラダ、ピザのMサイズを3枚、後は隣のテーブルに来ていた美味しそうな物を指差して注文。最初にビールを3杯‥‥ワインを2本。  これで60ユーロは安かった。ピザはMサイズなのに大きいとても一人一枚ずつは多すぎた。

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報告8  タクシー

2006年11月21日 04時56分00秒 | 海外事業展開グループ

_088 ミラノのタクシーは本当に飛ばす。タクシーだけでなく町中全員がF1レーサーのような感じで飛ばす。車間距離も1メートルくらいでビュンビュン飛ばす、まるでジェットコースターに乗っているような感じだ。よくこれで事故を起こさない物だと感心するが、左右から車が、人が出てきても猛スピードで突っ込んでいく。相手がどのくらいで避けるのか?間合いを図って、野性的な感で判るのだろう。助手席に乗っていて何度足を踏ん張ったことか?_100

あー、今日は長い一日だった。

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報告7 ハプニングとイタリア人気質

2006年11月20日 04時41分00秒 | 海外事業展開グループ

_099 今回はスムーズに事が運びすぎて面白くないなーと思っていたら、やはり、ハプニングがありました。ホテルに戻ってから私たちイタリア語のしゃべれない3人がタクシーでレストランへ。村山さんから書いてもらったレストランの住所を運転手に見せて出発。ところが着いた所が全然違う所だ。(2月に行った事があるレストランなので違いが判った。) 村山さんに電話して運転手に説明してもらい、もう一度走り出した。やっと、お店に到着すると村山さん夫婦 がタクシーに_098駆け寄ってきた。大人しい、おっとりとしたご主人も臨戦態勢で飛び出してきている。タクシーが止まるや否や 運転席へ向かって来る。メーターを見て「お金は払わないで下さい」と私たちに声が走る。

村山さんは凄い剣幕でまくし立てる。「えッ、いったい何が始まったの?」映画を見ているようだ。運転手も負けじと大声と手振り、身振りで応戦する。またそれ以上の大声と怖いほどの目線でやり返す村山さん。これはビデオカメラを回さなきゃと思いつつ。緊迫した5分間が過ぎた。その後は全員で握手して笑顔で別れる。   ??今のは何だったの?

_097 レストランに入りゆっくり聞いてみる。「たちの悪い運転手に騙されて違うところに連れて行かれたり、高額な料金を請求されていないか?」心配して二人が運転手と遣り合ったのだが、「イタリアでは大声で最後まで言い続けた方が勝ちなのだ」凄い勢いだが悪気はなく当たり前の事の用である。何しろ、大声で勢い良く主張しなくてはならない。日本人のように謙譲の美などと言っているとお尻の毛まで抜かれてしまうそうだ。お互い言い合った後はサッパリしたもので笑顔で別れる。それがイタリア人気質だそうだ。私たちの作品展もこのイタリア人気質を考慮して、主張すべき点ははっきりと打ち出して、日本人のように目に見えない部分も察してくれるような訳はないので、これでもかと表現しなくてはならないなと考える。

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報告6 買出し

2006年11月19日 04時14分00秒 | 海外事業展開グループ

_093 少し遅い昼食を取った。イタリアといえばピザとパスタでしょう。飛び込みで入った割には美味しかった。

軽く食事を取った後、頼まれていた照明器具の買出し。ここは何事もなくスムーズに終了。続いて、バッグの金具屋さんに、ミラノ郊外にある金具やさんに地下鉄とバスを乗り継いでやって来た。ここは撮影禁止なので外の看板だけ、中に入ってみると残念ながら私の使える金具はなかった。東京の浅草橋の問屋街で見るものとほとんど大差なかった。結局、買ったものは今は_095もう製作していないという売れ残ったアタッシュケースの留め金をいくつか買っただけだった。残念。

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報告5 ガレリア・デル・オルソ

2006年11月18日 03時38分00秒 | 海外事業展開グループ

_053 午後から訪問したのは展示会候補地のガレリア・デル・オルソ。市の中心ドーモから近く立地としては申し分ない。私としてはここはトリエンナーレがダメな時の次点候補であった。しかし、足を運んで見なければ判らない、まず、オーナーのパオラさんと挨拶、品の良い落ち着いた感じの奥様である。ギャラリーの中を見ると、丁度広さといい、規模的にも雰囲気も展示期間も自由であり、金額的にもぴったりであった。地下のレンガ作りの古びた雰囲気を見ているとどんどん展示会のイメージが沸いて来る。_057

「オーナーが私たちの作品を大変気に入っている」ということが一番大きなことである。もともと裕福な育ちの人なのだろうギスギスした感じは一切ない。

契約の確認に入った。開催時期や期間、金額、備品、飾り付け、電源の確認、オープニングレセプション、顧客へのDM発送、マスコミ関係へのPR。決めることは沢山ある。彼女の娘さんが「ボーグ」というファッション誌に関係があるのでそこにも話をしてくれるそうだ。  私の気持ちの中ではほぼ「ここにしよう!」決め_076 ていた。油布さんがよく言っているが「身の丈にあった所で、方法で」まさしく、今の私たちにピッタリの所である。

ギャラリーを見た後彼女から古い物を見せましょうか?と言って来た。そこは1700年代に書かれた壁画や、階段の大理石など、400年も前の建物を大事に今の暮らしの中に当たり前のように使い、それを誇りに思っている彼女たちの石の文化に感心した。日本ではどんどん立て替えられてしまうのではないだろうか?

竹工房オンセ_091

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報告4 デザイナー、リッチ氏

2006年11月17日 03時06分00秒 | 海外事業展開グループ

11月16日、現地での三日目である、まだ時差ぼけなのだろう、夜の3時に目が覚めてから眠れない。今日最初に挨拶に回ったのは、2月にもお会いしたプロダクトデザイナーのリッチ氏である。ひょうきんな顔が印象的である。_049 私たちは彼が「ドモス」というイタリアの雑誌にコネがあるので、来年の展示会をするのあたり、小さな記事でも載せてもらえれば?とそんな気持ちで訪問したのだが。始めのうちは「私に作品を見せられても‥‥?」と迷惑そうな感じが伝わってきた。当たり障りのない一般的な批評をしてくれたが、途中の「ビジネスとして」と言うあたりから彼の話に力が入ってきた。「せっかくやるのであれば、もっとしっかり準備をして、彼が日本に来て、竹の持つ背景なり皆さんの所を訪問して全体のプロジュースをしなければだめだ}と言い出してきた。

一応、「もし、あなたにプロジュースしてもらったたらどのくらい掛かるか見積もって欲しい」と聞いてみた。その言葉を聞いたとたんに彼の瞳の奥に小さな火がつくのが見えた。後日、見積もりを連絡してもらうと言うことで事務所を出たのだが、早速その日の夕方お土産があるので取りに着て欲しいと電話があった。もう一度彼の事務所に訪問すると、明らかに朝の顔とは違う、満面の笑みを浮かべて「ビールでも飲みますか?」と。先ほどの見積もりの件で彼は瞳の奥に灯った火がどんどん大きくなっていったのだろう。

_045 まず、テーマは「みなさんを儲けさせる計画だ」と切り出してきた。次から次へと話は出てくるが、結局彼がプロジューサーとしてのコンサルタント料は「2万ユーロ、その他に日本に行くときの実費は別に」という話であった。私も以前、他のコーディネーター事業に関わった事があるが、法外なお金を取る割には成功した例をあまり聞いたことがない。彼が熱く熱く語るほどこちらの冷めて行くのが判る。「一応、日本に持ち帰りお返事をいたします。」ということで別れた。

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報告3 ミラノ トリエンナーレ

2006年11月16日 15時14分00秒 | 海外事業展開グループ

_020 昼食後大阪を出て、ミラノ在住のデザイナーの林ヒロコ氏を尋ねた。まず、出迎えてくれたのはパグ犬のウェンディ。

林さんとは彼女のデザインしているバッグに竹をあしらえないか?という事で交流があった。まだ、試作段階で出来上がらないが、新しい作品を生み出す事はそんなに簡単にはいかないと思う。お互い表敬訪問的な感じがあるのであまり突っ込んだ話は出来なかった。

その後、時間があったので後日行く予定の展示会候補のラジオーネとトリエンナーレを今日のうちに見て回ることにした。まず、訪れたのはドーモの近くにあるロンバル州が持っている施設のラジオーネ。ここは他の催しをしていて撮影禁止であった。中に入ってみると相当広い、500㎡はあろうか?広い会場であった。とても、私達には広すぎる。ウーン。

_028_5  _032最後に見学に来たところは、私の一押しのミラノ市の博物館で1年中いろんな催しをしている施設である。日本を出る前には、もし、ここが借りれることが出来たら良いなと考えていた場所だ。広さもパネルで区切るのである程度融通が利く、ミラノを代表する施設なので宣伝などはあまり考えなくても絶えず人が集まってくる場所である。

しかし、ここを借りるのには相当なコネがいる様だ。2階の展示会場は次の催し準備のため、入場禁止であったが無理をいって見せていただいた。若いキュレーターのお兄ちゃんが案内してくれた。_038

ただ、責任者の人が会議中で会うことが出来ず、ここを借りられるか?借りられないか?は一ヶ月後でないと返事が出来ないそうだ。ウーン、困った。もし、借りられるにしても会期や値段、装飾、アテンドなどなど決め無くてはならない事が沢山残ってしまう。もう一度、ミラノに来るというのは少し無理がある。後ろ髪を惹かれる思い出ホテルに戻ってきた。

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報告2 ジェトロミラノと日本料理「大阪」

2006年11月15日 00時17分00秒 | 海外事業展開グループ

11月15日。時差ぼけのせいか、夜中の2時くらいから目が覚めてしまいなかなか寝付けないまま朝を迎えた。細かい雨が降っている。9時半にミラノ在住の村山さんがホテルに迎えに来てくれた。

_003_4早速、電車でミラノの中心地にあるドーモまで移動、最初の訪問地ジェトロのミラノ事務所にやってきた。対応してくれたのは高木さん、大変気さくな方で、話すことはどこまで本当なのか?冗談なのか?判らない落語家のような雰囲気の人だ。イタリアのいい加減な国民性や、展示会に向けてのアドバイスなどをオモシロ可笑しく聞かせていただいた。

次の訪問先はミラ_015_3ノ市内では日本料理の老舗で通っている「大阪」にやってきた。大分県から来ている天才シェフ新江さんが料理長をしているお店だ。来年の私達の展示会でのケータリングサービスのお願いとPRなどの協力を求めて、彼からのいろいろ提案やアドバイスを頂いた。「日本の本物の工芸品を知らしめる役割を担って下さい」「後に続く人たちへの為に一つ一つ積み重ねて行く努力をして欲しい」など、彼が今までミラノで苦労してきたことなどを考慮して話してくれた。

イタリア人への見せ方やアプローチの方法、まず、手に持ってもらう為の仕掛けなどいろいろアドバイス頂いた。バっグの場合は「素敵なモデルに持ってもらい、しかも、そのモデルのレベルは世界的に見て美しいモデルでないとダメです。」何故か?この「世界的な美しさのレベル」を強調した。彼が厨房に下がっている間にみんなで「そんなレベルのモデルを雇うのはどう考えても無理だよなー」と言っている間に彼が美しい女性を連れてきた。「私が言っている世界的レベルというのはこういう人です。」と、お店のお客様を連れてきた。_018_4 彼女はミラノに留学中の学生でドイツ人と日本人とのハーフだそうでミチコさんという。「日本の事に興味と知識があって、日本語、ドイツ語、英語、イタリア語が話せて世界的レベルで美しい」まさしくドンピシャだ

早速、来年の展示会でのモデルと通訳を兼ねたアルバイトをお願いした。私も毛利氏もきっと鏡で見たらびっくりするくらい鼻の下が伸びていたに違いない。

新江さんには日本からカレールーやお好み焼きの粉、棒ラーメン、ふりかけなど「天才シェフにこんな物をー」というようなお土産を頼まれた。イタリアでは本当に日本の食材が手に入りにくいらしく、我々が当たり前で買ってるものが全然手に入らないジレンマがあるようだ。なんとなく判ります。

昼食に「大阪特性ランチ」15ユーロ、「五目蕎麦、とうふ、芋の煮付けに漬物、味噌汁、デザートのアイスクリーム」_016_1 一見日本では何の変哲もないメニューだが、蕎麦も麺を打つところから、豆腐も作るところから始める、味噌汁のダシも無いので炒り子を作るところから、何から何まで作り出していかなくてはならないそうだ。

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報告1 ミラノに出発

2006年11月14日 23時33分00秒 | 海外事業展開グループ

6時45分我家を出発、8時30分発の羽田行き、リムジンバスを乗り継いで成田空港へ到着。2月に続いての再訪問なので、海外電話を借りたり、チェックインなどすべて順調に進んでいる。JAL提携便のアリタリア航空でミラノに向けて出発。やはり、外国航空会社のサービスは大雑把な感じだ。日本の航空会社のように親切で丁寧には行かないようだ。今回も片道12時間のフライトが長い。ミラノの着いて、やはり今回も入国審査はほとんどなく送迎ゲートへ。JALの送迎車でミラノ市内のホテルまで送ってもらった。この送迎サービスは便利である。ホテルでJALからの現地コンダクターの説明を聞く、前回の時は機関銃のようにまくし立てるオバさんに、イタリアの第一印象をすっかり悪くしたのだが、今回は普通にこちらの反応を見ながらゆっくり話してくれた。これで良いのだ。ホテルの部屋も可もなく不可もなく、まずは順調なすべり出しである。逆にハプニングがないと寂しい!油布さんが懐かしく思われた。

竹工房オンセ_001_5

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行ってきまーす。

2006年11月14日 05時57分05秒 | 海外事業展開グループ

Kuraya05 今日から1週間ミラノの行ってきます。ブログでは帰国後報告を随時、載せていきますので楽しみにしていてね。

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母からの贈り物

2006年11月12日 09時20分00秒 | 家族

_001_311月11日が私の誕生日である。工房オンセの「オンセ」という名はスペイン語の「11」である。私にはこの「11」という数字が一生付いて回る、私のラッキーナンバーなのだろう。小学校6年間、中学校3年間にほとんど出席番号が11番であった。_006_3昔は男の子のあいうえお順に出席番号をつけていたので「高江」は丁度このあたりになったようである。

子供はいくつになっても母から見ると子供であり、息子なのだ。母から贈り物が届いた。モンブラン100周年記念の限定モデル、バックナンバー入りの万年筆であった。年金暮らしの_009_4母にとってこの万年筆は相当な負担であったと思われるが、「この、ペンが使えるように、似合うようになって欲しい」という気持ちの現れであろう。

モンブランのペンのお尻には5角形の星のマークが付いているのだが、この限定モデルには燦然と輝くダイヤモンドで作られた星が付いていた。「世界に輝く星になれ」という願いなのだろう。ありがたい母の願いを感じながら、早くこのペンが似合う男になりたいものだ。

竹工房オンセ

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