市川崑監督が亡くなった。
最近は「ユメ十夜」というオムニバスにも参加していたが、
金田一耕助ものを愛する僕としては、
長編の遺作となったのがあの「犬神家の一族」をリメイクだったことが
何やら総決算をしたような気がして、何とも意味深く思える。
90歳で撮りあげた作品だとは思えぬほど挑戦的だった。
ご冥福をお祈りします。
92歳市川崑監督死去、最後まで創作意欲(日刊スポーツ) - goo ニュース
監督作で好きだったのは・・・
★「犬神家の一族」(1976)
やっぱりこれかな。
最初から最後まで気が抜けない傑作ミステリー。高峰三枝子は貫禄でした。
リメイクも母親の哀しみがさらに色濃く出てよかった。
「獄門島」も「悪魔の手毬歌」も大好きな映画。
★「黒い十人の女」(1961)
「誰にでも優しいってことは、誰にも優しくないってことなのよ。」
山本富士子の台詞が耳に残る。
船越英二扮する女ったらしのテレビプロデューサーが、逆に女性達に復讐される傑作サスペンス。
岸恵子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子・・・豪華な女優陣。
★「太平洋ひとりぼっち」(1963)
ヨットでの太平洋横断を成し遂げた堀江謙一の冒険を映画化。
石原裕次郎の一人芝居をじっと観る映画だが、まったく飽きさせない。
★「細雪」(1983)
谷崎潤一郎原作の映画化は数あれど、僕にとってはリアルタイムで観たのはこれ。
四人の女性それぞれの心情が丁寧に描かれた。
この映画の古手川祐子が特に好き。
やっぱり「ビルマの竪琴」を観ていないのが悔やまれる。
同時代的に観ているのは「鹿鳴館」「映画女優」「竹取物語」「天河伝説殺人事件」・・・。
山口百恵の「古都」の淡い映像の雰囲気も覚えてる。また観たいなぁ。
最近は「ユメ十夜」というオムニバスにも参加していたが、
金田一耕助ものを愛する僕としては、
長編の遺作となったのがあの「犬神家の一族」をリメイクだったことが
何やら総決算をしたような気がして、何とも意味深く思える。
90歳で撮りあげた作品だとは思えぬほど挑戦的だった。
ご冥福をお祈りします。
92歳市川崑監督死去、最後まで創作意欲(日刊スポーツ) - goo ニュース
監督作で好きだったのは・・・
★「犬神家の一族」(1976)
やっぱりこれかな。
最初から最後まで気が抜けない傑作ミステリー。高峰三枝子は貫禄でした。
リメイクも母親の哀しみがさらに色濃く出てよかった。
「獄門島」も「悪魔の手毬歌」も大好きな映画。
★「黒い十人の女」(1961)
「誰にでも優しいってことは、誰にも優しくないってことなのよ。」
山本富士子の台詞が耳に残る。
船越英二扮する女ったらしのテレビプロデューサーが、逆に女性達に復讐される傑作サスペンス。
岸恵子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子・・・豪華な女優陣。
★「太平洋ひとりぼっち」(1963)
ヨットでの太平洋横断を成し遂げた堀江謙一の冒険を映画化。
石原裕次郎の一人芝居をじっと観る映画だが、まったく飽きさせない。
★「細雪」(1983)
谷崎潤一郎原作の映画化は数あれど、僕にとってはリアルタイムで観たのはこれ。
四人の女性それぞれの心情が丁寧に描かれた。
この映画の古手川祐子が特に好き。
やっぱり「ビルマの竪琴」を観ていないのが悔やまれる。
同時代的に観ているのは「鹿鳴館」「映画女優」「竹取物語」「天河伝説殺人事件」・・・。
山口百恵の「古都」の淡い映像の雰囲気も覚えてる。また観たいなぁ。