ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

神隠し

2016-06-02 21:39:15 | 時事(国内)
子供はどこへ…?

山へ置き去りにしたお父さんの行動が疑問視されている。

「しつけ」「虐待」

実はそのどちらでもないような気もしている。虐待なら、これまでも日常的に
やっているはずだから、周囲から、当然、漏れてくるはず。
では、しつけかと言えば、それはそれで乱暴すぎる行為で、ひと昔前ならともかく
今の時代では、ちょっと違和感があるかもしれない。けれど、躾は、その家庭独自
のものもあってもいいはずで、一概に線引きできるものでもないはずだ。

この家庭を詳しく知らない人が、あれこれ言うのはそもそも無理があると思う。

その中で、あえて言うなら、おそらくこのお父さん、突発的に怒りに任せて行った
行為なのでないかと思える。いかに相手が子供とはいえ、所詮、父親だって感情に
左右される弱いひとりの人間だ。むかつけば、理性を超えてしまうことだって当然、
考えられる。

例え、それを抑えて伝え教えるのが、躾とわかっていても出来ないときは出来ない
もの。特に今の大人は、年齢マイナス10歳という話もあるくらいだ。

もっとも、だからと言って、何でもしていいはずがないし、ここまでというライン
は絶対にあるはず。

山へ置き去りにした後、このお父さんの頭の中での結末は、一体、どういうものだった
のだろう?クマに襲われるとか、道に迷うといった想像力は、働かなかったのだろうか?

一度か二度、泣きながら車に走ってきた時に終わりにできれば、躾の範囲で終われたのに…。

それにしても、子供は一体、どこへ…?

願わくば、自力で山を下り、理解ある友人宅か家庭崩壊寸前で放任主義の友人宅で、
父親の行為を反省させるために、テレビの前でニュースを見ながら、「そろそろ出て
くか?」などと言っているなら、まだ救われる。

けれど、小2という年齢からしても、それはないか?

ちょっと、神隠し的な感じもしている。









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