ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

一事が万事

2009-11-29 16:20:37 | 時事(海外)
この小さな写真、ちょっと見にくいが、実はこれピザハットの
サラダバーなのである。

ビザハットのサラダバーは一回こっきりという制限があるため、
多く盛れば盛るほどお得だ。そして、写真のような見事な作品が
出来上がるわけである。

もちろん、こんなことをやるのは日本人ではない。中国人である。

あたかもビルを建てるかのようにパイナップルをレンガに見立て、
ドレッシングをセメントに見立て、大根を鉄筋コンクリートに見立て、
そしてとうもろこしや干しぶどうを隙間を埋めるために利用するという
巧な技が使われている。

まさにサラダバー職人である。

ところが中国ではピザハットのメニューからサラダバーが消えつつある
そうだ。多くの人は、たかだか32元のサラダバーでこんなことをされると
儲からないからだという見方をしている。

しかし、ピザハットはこの見方を否定し、「サラダバーは既にお客さんを
満足させられなくなっている」とのコメントを出しているという。

多くの人がこのようなサラダ建築を楽しんでいるのに、ちょっと納得感が
得られないコメントではあるが、実際4~5人で来店し、そのうちの一人だ
けがサラダバーを頼み、このようにてんこ盛りにして、皆で食されては
さすがに店のほうもやっていられないだろう。

「一事が万事である」ということからも、やはり自制の聞かない人民には、
強固な規制で対処するしかないのかもしれない。そしてそれが、一党独裁
である共産党の存続理由ならば、皆が納得するだろうか…?






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