ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

災害とジプニー

2013-11-12 21:25:13 | 時事(海外)
フィリピンが大変なことになっている。

レイテ島なんかまるで壊滅状態で、東日本大震災を思わせる映像だった。
支援が遅れての二次災害も気になる。何ヵ月か前には、ボホール島で大
きな地震もあり、結構、大きな被害だったと思われる。なんだか今年は
災害続きのフィリピンだが、実はそんなフィリピンに再来週から行くこ
とになっている。

少し前から決まっていたもので今さら変更などできないが、なんだか国全
体が震災モードのタイミングで行くなんて、ちょっと気が進まないが、ま
ぁ、仕方ない。それよりも震災難民や様々な人がマニラなどの大都市に集
中し、より一層治安が悪くなったりしないのか、などということも気になる。

フィリピンに初めて行ったのは1988年で次に行ったのは92年だったから実
に21年ぶりになる。日本から一番近い東南アジアだが、島国なので何となく
行きにくいこともあり、すっかり足が遠のいていた。また、他のアジアの
国と比べると治安の悪さも気になるところではある。実際は、そう悪いこ
ともないのだが、何せイメージが悪い。ヤクザ、貧困、スラム、売春、出
稼ぎ、そしてバナナなどか。また、少し前ならジャパユキさんやイメルダ
婦人の靴に誘拐された三井物産の若王子支店長というものあるな。しかし
バナナを除けば、どれも良いイメージはない。日本人絡みでも、度々、日
本で犯罪を犯したり、喰いつめたりした者がフィリピンに逃げ、捕まったり
事件に巻き込まれたりしている。

ともかくそういうネガティブなイメージが先行する為か、セブやボラカイ
などのビーチツアー以外の旅行者は当時、大変少なかった。それはおそら
く今でも同じだろう。特に他の東南アジア諸国にはあれほどいる女性の個
人旅行者もフィリピンではほとんど見かけなかった。反面、おやじの類が
やたらと多かったな。

ただ、地方の田舎は良かった。フィリピン人はラテン気質でなかなかほっ
といてくれないのだが、親切だし今思えば、ほんとうに親日的だった。
この国で一番の悩んだのは、「人をどこまで信用したら良いのか?」とい
うこと。何もこれはこの国に限ったことではないけれど、フィリピンでは
特に人からの誘いを断ってばかりいた記憶が残っている。

あれから20年。この国はどう変わっただろう?

今では大人気のタイも80年代後半くらいまでは、男性が遊びに行くような
如何わしいイメージが圧倒していたように記憶している。その後、90年代
に入り東南アジアのイメージは劇的に変わって行ったが、フィリピンだけ
は未だ変わらない悪しきイメージのままだ。

フィリピン名物、ぎらぎらに飾り立てた乗合バスのジプニー。

気おくれして乗れないのではないかと、ちょっと心配している。

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