ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

パジャマ姿

2009-11-17 20:06:29 | 時事(海外)
本日、仕事で大阪へ向かっている列車の車中のことである。

前の席に座った2人組の話し声が非常にうるさいのである。
話し声は日本語ではなく、どうやら中国人のようであった。
比較的若い女の子だったが、話に夢中になっているせいか
声は大きくなるばかりで、たまらず、離れたところに空い
ている席を見つけ移った次第である。

さすがに手鼻や床にタンを吐くことはなかったと思うが、
周囲を気にしないマナーの悪さはピカイチである。

そういえば、先日の新聞に、来年万博を行う上海では、
「パジャマ姿で出歩るくのは辞めよう…」などという政府から
の通達があったという記事が掲載されていた。北京オリンピック
の時もそうだったが、中国では何か国際的な催しがあると、決ま
ってマナー向上を呼びかけるキャンペーンを行うようである。

もう随分前だが、初めて中国を訪れた時、パジャマ姿で玄関の
前に立ち、道路側に向かって茶碗を持ち、ご飯を食べていたおじ
さんを見かけたことがあった。一体なぜ、いい大人が座って食べ
ないのか、どうして誰も注意しないのか、はたまた恥ずかしくない
のか不思議で仕方なかったが、その後、彼らの信じられない奇怪
なマナーを目撃するにつれ、中国人というものはそういうものだと
自分なりに理解した次第である。

そんな中国は来年にも国内総生産(GDP)が日本を追い抜くそうだ。
昨年の1人当たりのGDPが3000ドルだったというから、日本で言えば
昭和45年くらいの経済力だろうか。しかし、あと5年ほどで昨年の倍
の6000ドルはいくだろうと予測されているとのことである。

ということは、今後さらに大衆消費社会が続くということになる。

なんともうらやましい限りである。

そうした背景から見れば、日本には23時間程しか滞在しなかった
オバマ大統領も中国には3日間も滞在する、というのもなんだか
頷ける話である。

世の中、経済力のあるところに人も物も、そしてお金も集まる
ものなのだ。なんだかつい最近まで、日本という国がそうだった
ような気もしたのだが、確実に時代は移り変わっている、という
ことなのかもしれない…。






















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