ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

移民

2009-11-15 16:32:03 | 時事(海外)
「社会に溶け込めない、溶け込もうとしない移民は、祖国に帰れば
ボーナスが貰える…」

北欧にあるデンマークの話しである。

やや右よりの政権与党の政策で、要は増えすぎたイラク、パキスタン
トルコなどのイスラム圏からの移民をなんとか帰国させたい、との
苦肉の策である。

条件は帰国して1年後、デンマークの居住権が失効した後、1人につき
180万円が支払われる、と言うものである。

こうなるともう、デンマークは外国人が国から出て行くことを望んで
いるという明確なメッセージを配信しているのと同じである。

かつて移民に寛容であった欧州は、このところ移民らが高齢化を
迎えたことにより、社会福祉費などの費用負担が財政を圧迫しており
現在ではEU圏以外の移民は冷遇される一方である。

下働きの労働力として必要だった時代には、積極的に受け入れたくせに
要らなくなったら追い出そうとする、どこかの国の派遣社員と同じである。

日本でも今年、不況で仕事を失った在日ブラジル人の多くが帰国した。
岐阜県では帰国者に帰国費用を負担してまで、帰国を奨励したそうである。
本音のところでは、「生活保護を申請されるよりはまだマシだ…」という
ことだろう。

日本は政治亡命者にはもちろんのこと、合法的に移民しようとする者、
はたまた、短期滞在ビザで訪れる者に対してまで、かなり審査基準を
厳しく設定している。すでに少子化で高齢化社会に達している日本は、
近い将来必ず若い労働力が不足してくるのだ。

今の30~40代が高齢化を迎えたとき、少しでも安定した税収を確保
するために、今から一定基準を満たした人々を合法移民として向かえ、
ちゃんと税金を納めて生活して貰うのだ。そして日本で生まれた人は
親が外国人であれ日本国籍取得を選べるようにすべきなのである。
黒人の日本人やインド人顔の日本人など、モンゴロイド顔以外の
日本人がもっといてもいいのではないか。

まぁ、実際のところ良いか悪いかは、それぞれ思うところがある
だろう。しかし、そうなることでもう少し日本が楽しくなるような
気がしてならないのである…。










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