ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

怖くない…

2020-06-08 21:33:26 | つぶやき
6月に入って一週間が過ぎた。

マスク姿で出かけることを除けば、一見するとコロナ以前と何ら変わらない日常になりつつある。土曜日の週末、近くのららぽーとへ出かけた。およそ4か月ぶりだ。これまで週末のららぽーとの混雑は相当なものだったが、とても週末とは思えないほど空いていた。名古屋でも、人はまだまだ戻っていないんだなと感じた。

先日、暇だったので人間とウィルスの関係の本を延々と読んでみた。わかりやすく書かれたものだったと思うが、半分も理解できたかどうか?

人間は移動する生き物であり、移動することで進化の海を渡ってきた。ではウィルスはというと、そのそも生物ではない。いや、生物なのか。ウイルスは代謝をしないし栄養を摂ることもしない。ある条件でウイルスを集めると結晶をつくるのだという。そういう意味ではどこか鉱物に似ている。つまり生きてはいないのだ。しかしウイルスは増えることができる。新型コロナウイルスは、体の中に入ると、人の細胞にウイルスのDNAを送る。体はそれに反応し、コピーをどんどん作ってしまう。つまり、ウイルスを増やしているのは、私たちの体ということになる。

そしてウイルスを自分の細胞のように認識する。そう眺めると、ウイルスは人の体そのもののようにも映る。しかしそのウイルスが体に悪さをする。ウイルスは体にとって悪なのか、善なのか?。生物学者は善だという。それは進化を進めるから…。生物学的に見れば、新型コロナウィルスは人の生活スタイルを変えるほどの大きな波ではないし、恐れをなすほどのものでもないという。

マスコミの前に出てきて、感染に関連するコメントをするのは主に感染症の専門医や医者、公衆衛生学の先生だったりする。けれど生物学専門の先生からのコメントはほとんどない。

それぞれ専門分野の立場から見ると、随分、見方が違うんだなと思った。

「うつる、うつらない…」生物学の学者からすれば、もっと大局的に見てしまうのかもしれない。

ともかくウィルス自体は怖くない、そう思えたのは良かったかもしれない。
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