ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

最北端の旅

2013-03-23 21:52:17 | 旅行(海外)
急遽、4月頭から中国へ行くことになった。

なかなかチケットが取れず、希望日のフライトはキャンセル待ちが20人ほどと言われた
が、とりあえず予約を入れたら、中1日で取れた。こんな時はマイレージシステム様々
である。

今年は、ほんとうに花粉症が酷く、この日本脱出で少しは楽になれると思いきや、あちら
には、黄砂とPM2,5が待っている。どちらがマシかという問題ではないが、とにかく、こ
の「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり」の現在進行形から、一時的にでも解放されるならそれだ
けでもうれしい。

そろそろ4月である。あと2カ月で今年も半分が終わってしまう。年始に今年の目標として
年に2度はどこかへ行きたいと決めたのだが、そろそろ1回目の行き先を考えないと年に
2度は難しくなってしまう。

では、どこへ…。

予算も日数の制限もあるので、どこでもいいというわけではない。当初は、与那国島と思
っていたが、なんとなく行く気が失せてしまった。

前回、2歳の娘が機内で泣き叫んだことを考えると、出来るだけ移動時間は短く、早朝や
深夜便は避けたい。また、乗り継ぎなどもないほいうがいいが、それでは大きな都市にし
か行けないので、ここはせめて一度までは可としたい。
その範囲で…となると、やっぱりアジアかミクロネシアということになるのだが、グアム
やサイパンはもう嫌だ。では、東南アジアはというと、直行便でもフライトが6時間を超え、
しかも帰国便は現地を深夜発となることが多い。経由便だと日中のフライトだが、乗り継
ぎ時間を含めると10時間近くにもなり、まる1日移動に費やすことになる。行き先としては
魅力だが、もう少し移動時間は減らしたい。

となると、近場の韓国か台湾ということになるが、いまひとつ気が乗らない。そうすると
あとは、中国のどこかかフィリピンしかない。

中国なら最北の街、黒竜江省の漠河なんてのもいい。ここはアジアで唯一、オーロラが見
える場所だ。名古屋からハルピンには直行便もあるし、一度、乗り換えるだけでとりあえ
ず行ける。しかも6月はオーロラ出現の最も可能性の高い月だそうでタイミングも悪くない。
しかし、たった数日の滞在で見られる可能性はそれほど高くないと思われ、もし、見られ
なかった場合、ひなびた寒村での滞在に「騙された!」と、妻はブチ切れるだろう。

そんなリスクを考えると、フィリピンの方が無難かもしれない。一応、南の島だし、所要
時間もマニラまで3時間半と近い。そこから乗り継いでセブやボラカイといったリゾート以
外のどこか静かな島に行くのもいい。

候補はひとつある。

バタネスという島だ。ここはフィリピン最北端にある島で、台湾との間にあるバシー海峡に
位置している。台湾最南端の蘭嶼(ランユー)島まで100キロしかなく、人々の気質もフィリピ
ン人よりも台湾先住民に近いそうで、それ故か、とにかく治安がいいのだとか。
今のところ、ガイドブックにも載らない知名度の低い島で、特に見どころもないそうだが、
島は自然が溢れ、絶景ポイントが満載らしい。

うるさい客引きなども皆無というのもいい。なんかのんびり出来そうである。

あとは、台風さえ来ないでくれればいいのだけれど…。

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