ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

マクロビ・カレー

2013-03-03 01:41:43 | つぶやき
帰国いたしました。

暑かった。日中39度という日もあった。まだ、タイは乾期の末くらいのはずなのに
…。昨年までの超円高に慣らされていたせいか、今年に入ってからの円安は懐と共
に胃まで痛む思いがする。

なにせ、四~五ヶ月前と比べ、1万円換金しておよそ2600円も違うのだ。10万円で
26000円、100万だと26万円の差だ。これは大きい。二人の同業者と話をしたのだが、
一人は選挙後の円安を見込んで300万円ほど、もう一人は100万円ほど、昨年、12月
前半にタイバーツを購入していたとのこと…。また、彼らはユーロやドルも購入し
ているとか…。

やっぱり出来る人は先を読んで手を打つものだと思ったが、「輸入業者は、多かれ
少なかれ、皆、やってるよ。これも仕事のうちだしね…」と言われた。

目からウロコだった。

輸入業者の多くが、為替を読んで通貨を購入してるなんて、まったく知らなかった。
ああいうものは、投資家や余裕のある企業や資産運用好きがやるものかと思っていた。
しかし、タイの通貨は1997年のアジア通貨危機の際、暴落し、一夜にして半値まで価値
を下げている。そのような通貨に300万円なんて…、私にはちょっと無理だ。まぁ、そう
いうリスクも全て折り込み済みで購入しているのかもしれないけれど…。

チェンマイで昼食を取ろうと、一軒の店に入った。外観は普通のオープンカフェの感じで、
席に着くまでそこが日本人の店だとはまったくわからなかった。従業員は皆、タイ人の若
い女の子だ。メニューを見るとサラダやカレーやパスタなどそれほど多くはない。いわゆ
る良くある日本食レストランとは違っていた。とりあえず野菜カレーを頼んだ。食べてち
ょっと意外だった。タイのカレーでも日本のカレーでもない。強いて言うなら、「マクロビ・
カレー」である。米も玄米と赤米から選べる。しかし、美味しく、何とも言えない味で、
ちょっと感動だった。今後、日本人がたくさん押しかけるような店にならないことを密か
に願っている。

向こうが暑かったせいか、より日本の寒さが身に浸みる。

帰国すると、妻も娘も風邪をひいていて、移されないかとちょっと警戒しながら接している。

明日から、また、仕事だ。

ちと休みたいな…。

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