ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

最後の日

2009-11-26 09:49:04 | つぶやき
ついに、この日がやって来てしまった。

何てことはない、ただ私にとって今日が30代最後の日なのである。
30代と言えば、若者世代と呼ばれる最後の世代である。明日から
は40代という、名実共におやじ世代の仲間入りである。

自分が40歳になるなんて、未だ信じられないでいる。感覚的には
28歳くらいのつもりなのだが、体は確実に歳を取っている。外見的
には「若いですね」と、よく言われるが、時々、部屋に置いてある
昔の写真の姿を見ると、いつの間にか、髪には白いものが増え、
皮膚はたるみ、下っ腹も出てきた現在の姿に、やはり年月を感じる。

それに、「若い」と言われて喜んでいられるのも、30代までである。
40や50で若く見られても、貫禄に欠けるだけで何の説得力もなく、
舐められるのがオチだ。1歩間違えれば「とっちゃん坊や」と呼ばれ
かねないのである。

少し前には肩が上らず、思わず40肩か?と思わせるようなことも
あった。駅の階段を駆け上がると膝がカクカクするし、知らない
うちに加齢臭も出ているのかもしれない。今後は常に消臭スプレー
持参で人前に出るよう心がけたいものである。

また、人は歳を取ると妙に説教臭くなったり、理屈っぽくなるもの
である。年下の人には上から目線で物を言うようになったり、行政
サービスなどに対して苦情を申し立てたりするようになるのだ。

案外、歳を取るということは、自己正当化を周囲に対して、主張した
くなるということなのかもしれない。

今のところ、私自身そういうオヤジ化現象は出ていないと自覚して
いるが、突然出てくるとも限らないのだ。油断は禁物である。
今後は今以上に自己を押さえ、控えめに暮らして行こうと思って
いる。

実際、歳を取ることがそんなに嫌ではないと思ってはいるが、それ
でも定期券を買う際に記入する用紙の年齢欄には、なぜか、35歳と
記入してしまうのは、やはりどこかで、「歳は取りたくない…」と
思っているのが本音なのかもしれない。







コメント