隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

街歩き 第123回 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その2)

2022年02月27日 | まち歩き

『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff465edc19ab987021daf78bff10bd80

 


2月23日 (水・祝日) に、東京都文京区湯島にあるにある『湯島聖堂』の御朱印を拝受しました。

 

 


尚、拝受した御朱印の数は、これで九十二印になりました。詳細は、こちらの「御朱印巡り」記事一覧をご参照下さい

 

 

宝永元年(1704)に建造された木造の「入徳門」を潜った右手にあるのが「水屋」です。コロナ禍以前か以後かは定かではありませんが、ロープが張られ使用出来ません。

 

 


水屋の反対側に、ただ一本の梅の木が。周りには、他の梅の木が全くありません。

 

 


梅の名所 「湯島天満宮(天神)」  から直線距離で、1km弱くらいでしょうか。梅まつり開催中の湯島天神と比べ、開花状況が遅いようです。手入れがそれほど、行き届いていないのかも知れませんね。

 

 


傍らに、「財團法人斯文會 (しぶんかい)總裁 伏見宮博恭王(ふしみのみやひろやすおう)殿下 御手植樹 梅 昭和十年(1935)四月四日」と刻まれた石碑が。

 

 


これまで上がった境内の石段より、幅広で長い階段です。

 


階段を上がったところにあるのが、間口20メートル、奥行4.7メートル、入母屋造りの「杏壇門(きょうだんもん)」。“杏壇” とは、中国山東省曲阜 (きょくふ) にある、孔子(こうし)の教授堂の跡地を瓦葺にして壇(高台)とし、周囲に杏を植えて、そこに門扉が設けられてことから。扁額の書は、徳川家達(とくがわいえさと)の筆によると言われています。

 


「杏壇門」をくぐると、いよいよ、間口20メートル、奥行14.2メートル、高さ14.6メートル、入母屋造りの「大成殿(たいせいでん)」です。“大成” とは、孔子廟正殿の名称。

 

 

扁額の書は、“御手植樹 梅” で紹介した、伏見宮博恭王殿下の筆。

 

 


大成殿の屋根の両端には、火除けの守り神「鬼犾頭(きぎんとう)」と、狛犬に似た姿で、顔は猫科の動物に似ている「鬼龍子(きりゅうし)」が載っています。

 

 


大成殿の中には、

 

 


「孔子像」

 

 


想像上の神魚の「鬼犾頭」。水の神として屋根の頂上にあって、火を防ぐと言われています。

 

 


想像上の霊獣「鬼龍子」等が、厳かに、展示されています。

 

 


見学後には、「大成殿」に近い「明神門」から徒歩2~3分の 「神田明神」  に向かっても良いでしょう。

 

 

 

この日は、JR総武・中央線 御茶ノ水駅の「聖橋(ひじりばし)口」を目指します。


橋の手前にある「聖橋門」からは、

 

 

境内を見渡すことが出来ます。

 


「聖橋」は、昭和2年 (1927) 架橋。関東大震災の復興事業の一つとして完成されました。コンクリート製で、欄干その他は岡山産の花崗岩を使用しています。橋名は東京市が公募しました。「湯島聖堂」と「ニコライ堂」の二つの “聖” を結ぶ橋として命名。

 


2016年春より行われた「聖橋長寿命化工事」で、新たな保護コンクリートで橋が覆われました。

 


聖橋の上から「神田川」を眺める。ホームには、東京駅行きの中央線快速電車が停車中、下には池袋駅行きの 丸の内線新型車両  が走っています。

 

 


橋の袂(たもと)から、「東京医科歯科大学病院」方向を。工事中に、車道の舗装を剥がした時に、明治~戦時中に走っていた路面電車の線路が現れ、話題となりましたが、現在では綺麗に舗装されています。

 

 


改修工事中のJR「御茶ノ水駅駅舎」。

 

 


「旧聖橋口駅舎跡」は、基礎工事中でした。

 

 


2014年に撮影した「旧聖橋口駅舎」。

 

 


バリアフリー整備及び聖橋口駅前広場を整備中です。

 

 

 


「仮聖橋口」

 

 


新宿方面にある「お茶の水橋口」

 

 


改修工事中の「お茶の水橋」。こちらでも、車道の舗装を剥がした時に、埋もれていた都電の線路が現れました。

 

 


「お茶の水橋」から、工事中の「御茶ノ水駅」を。

 

 


こうして、この日の御朱印巡りは、終わりました。

 

尚、湯島聖堂を維持管理している公益財団法人「斯文会」の住所は、東京都文京区湯島1-4-25 湯島聖堂内。電話番号 は、03-3251-4606です。


「隊長のブログ」では、湯島地区に関する記事を、これで41回アップしたことになります。 詳細は、こちらをご参照下さい  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/87584188e1ce0a47fad76e5a475d696a


また、「湯島聖堂」を含むお茶の水 (御茶ノ水) 周辺の建物・お店の地図は、こちらでご覧頂けます  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/03f4bb16b6d51caf3fcbbd7481f9cd17

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~110回  省略

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

第119回 2021/7/10 『「常盤橋」修復完了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6adb9442428dd533628ca510160eab86

第120回 2021/8/7  『「徳川慶喜終焉の地」と「切支丹屋敷跡」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/270da90976126bb75dfb77f4c45532ee

第121回 2021/9/24 『御朱印巡り「真性寺」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/090b705825d656825f0aa4bcebab9f86

第122回 2021/12/5 『三鷹跨線人道橋』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/007f69a70d672e37ae79663764f83c78

第123回 2022/2/25 『御朱印巡り 「湯島聖堂」』 (その1)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff465edc19ab987021daf78bff10bd80


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