隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

映画 Film255 『ウエスト・サイド物語』

2023年03月06日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第255作品目は、『ウエスト・サイド物語』をお送りします。

 

 


『ウエスト・サイド物語』(原題:West Side Story) は、本国では1961年10月18日に公開された、アメリカ合衆国製作のミュージカル映画です。 (日本公開:同年12月23日)


尚、「隊長のブログ」では、ミュージカル映画を、これで18作品を紹介したことになります。詳細は、こちらの一覧をご参照下さい  。


原作は、シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を元にした、1957年にブロードウェイで上演された、同名のミュージカル。


製作総指揮は、2023年2月24日に101歳で亡くなられた、ウォルター・ミリッシュ(Walter Mortimer Mirisch)。


脚本:アーネスト・レーマン(Ernest Paul Lehman)。


監督は、ロバート・ワイズ(Robert Wise)、とジェローム・ロビンズ(Jerome Robbins)。


音楽:レナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein)。


主演は、トニー役をリチャード・ベイマー(Richard Beymer)、マリア役がナタリー・ウッド(Natalie Wood)。


共演者:ジョージ・チャキリス(ベルナルド役)、リタ・モレノ(アニータ役)、ラス・タンブリン(リフ役)、ホセ・デ・ヴェガ(チノ役)、サイモン・オークランド(シュランク警部補役)、ウィリアム・ブラムリー(クラプキ巡査)、ほか多数。


アニータ役のリタ・モレノは、91歳になった今でも健在で、日本では2022年2月に公開された、スピルバーグ監督のリメーク版  では、製作総指揮を務めるだけでなく、ヴァレンティナ役として出演しています。


配給:ユナイテッド・アーティスツ。上映時間:152分。

 

 

あらすじ:ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきました。


ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれます。そこへジェット団のメンバーも現われ、2つのグループは競うように踊り始めました。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われます。


しかし、それは許されない恋の始まりでした。。。

 

 

感想:ミュージカル映画の古典的なこの名作を、これまでに何度観たことでしょうか。名画座、学園祭、VHS、DVD、テレビ放送、etc。何回観ても、決して色褪せない、感動があります。


トニーの初登場シーンは、ドクの営むドラッグストアです。トニーが運んでいたのが、今では滅多に見かけない、瓶入りコークの24本入り木製箱。


ダンス・パーティの衣裳は、、リメーク版では、様々な色合いですが、本作品では、赤、紫などの原色が目立っていて、逆に新鮮な感じがします。


一番好きなダンス・ナンバーは、“Cool” です。“Cool” の曲名通り、感情を抑えた振付から、激しい振付へのアップダウンが、何とも言えません。

 

 

最後になりますが、この映画が公開されてから61年が経ちました。ウォルター・ミリッシュ以外にも、多くのスタッフ・出演者が鬼籍に入られています;


アーネスト・レーマン、ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ、レナード・バーンスタイン、ナタリー・ウッド、サイモン・オークランド、ウィリアム・ブラムリー、など(敬称略)。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 


==「映画」バックナンバー =
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
Film1~240  省略

Film241 2022/1/26 『クライ・マッチョ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/757274df8156bdb9256e9800898eb5bf

Film242 2022/2/17 『ウエスト・サイド・ストーリー』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ba5d415d0a79d47bb2cc6e5651f9d92

Film243 2022/3/9  『JSA』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1df8ea4ff792addc6af7c2ea3811435d

Film244 2022/3/17 『山桜』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/705a4195432147acf188dce64b3817ba

Film245 2022/3/20 『ボヘミアン・ラプソディ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/34dab4728c0d4aab627a3920a1f76aac

Film246 2022/4/6  『ミスター・ベースボール』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2874b50d8ad5de1f85e616b54f0e0265

Film247 2022/4/11 『ムトゥ 踊るマハラジャ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6343f32c2b89e30fd9b4836e62e461eb

Film248 2022/4/22 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa52c0d999cb8ff95f475cfc6bb9e215

Film249 2022/4/28 『マチネの終わりに』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8ad137688f0aa756991714a5e5af634f

Film250 2022/6/12 『トップガン マーヴェリック』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cfe888828c089f8a2a398d8c3d996f1e

Film251 2022/7/18 『エルビス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8253525b9bf7527bc081bb94708ff005

Film252 2022/9/20 『必死剣 鳥刺し』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9e2a85ff0a9e61ab15e39f8b554e8ae4

Film253 2023/1/7  『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/86d9b2ce72d25e29c817d658bfc84f88

Film254 2023/2/14 『おとうと』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2f797a386684d5d744a368d7e52f66c

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「ミュージカル映画」 記事一覧

2023年03月06日 | 映画

ミュージカル映画(英語:Musical film)とは、映画のジャンルの一つで、音楽・歌や踊りを中心にストーリーが展開するものをいいます。

 

 


舞台のミュージカルからの影響も大きく、主演俳優の歌唱力や踊りの魅力とともに、作詞・作曲者や振付者が大きな役割を果たす点など、一般の劇映画とは異なる要素も多いのが特筆されます。

 

ミュージシャンの伝奇物語も、「隊長のブルグ」では、ミュージカル映画の範疇に含めています。


ミュージカル映画のサブジャンルは、ミュージカルコメディで、通常の音楽・ダンス・筋書きに加えて、強いユーモアの要素を持つのが特徴です。


「隊長のブログ」では、ミュージカル映画を、これまでに18作品を紹介しています。詳細は、下記一覧をご参照下さい。

 

 

==「ミュージカル映画」記事一覧==

(日本公開年:タイトル:主演)

1961年 『ウエスト・サイド物語』 リチャード・ベイマー、ナタリー・ウッド

1978年 『サタディ・ナイト・フィーバー』 ジョン・トラボルタ  

1978年 『グリース』 ジョン・トラボルタ、オリビア・ニュートン=ジョン  

1984年 『上海バンスキング』 松坂 慶子、風間 杜夫  

1998年 『ムトゥ 踊るマハラジャラ』 ラジニカーント  

2001年 『ムーラン・ルージュ』 ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマン  

2007年 『ドリームガールズ』 ビヨンセ、エディ・マーフィ  

2007年 『ヘアスプレー』 ジョン・トラボルタ、ニッキー・ブロンスキー 

2010年 『バーレスク』クリスティーナ・アギレラ  

2012年 『ロック・オブ・エイジズ』 ジュリアン・ハフ、ディエゴ・ボネータ  

2014年 『ジャージー・ボーイズ』 ジョン・ロイド・ヤング  

2015年 『ANNIE/アニー』 ジェイミー・フォックス、クヮヴェンジャネ・ウォレス  

2017年 『ラ・ラ・ランド』 ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン  

2018年 『ボヘミアン・ラプソディ』 ラミ・マレック   

2019年 『ロケットマン』 タロン・エガ―トン  

2022年 『ウエスト・サイド・ストーリー』 アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー

2022年 『エルビス』 オースティン・バトラー  

2022年 『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』 ナオミ・アッキー  

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