【タックの放浪記】  思えば遠くへきたもんだ・・・     by Tack SHIMIZU

心に刻まれたその一瞬、心に響いたその一言、心が震えたその想いを徒然と書き記したい。この記憶から消え去る前に…

白浜放浪2016終夏 『 オオモンハタ団地を見つけたぞ! 』

2016年09月04日 | 旅三昧!釣り三昧!
今月は週末のほとんどに出張が被るため京都での唯一の休日である今日はどうしても海に出たかったのだが、台風の接近により雑魚釣り釣行が難しくなった。しかしながらどうしてもどうしても諦めきれず、ダメ元で友人マスジと土曜日の夕方から2人で南下する事にしたのであった。

いつものスーパーで牛肉と豚肉の盛り合わせ、モヤシと玉ねぎとピーマンとプレモルを求め基地入りした。

既に夕方は涼しく秋の気配を感じる事が出来た。

2人で温泉に浸かり、コンロにすき焼き用の鉄鍋を引っ張り出してテーブルの上で肉を焼いた。美味!

翌朝5時起床、早朝の海は予想していたほど悪くはなさそうだが、やはり田辺湾を出ると風が強かった。



僕はこの日、風を少しでも逃れてジギングが出来るのではと考えていた南部沖の65メートル界隈に船を向けた。

沖にはモクモクとした灰色の雨雲が雨を降らせており、その横の雲が抜けた青空には虹がかかっていた。



雲の流れがとても速い。



やはり予想していた通り大ぶりのジグではアタリがない。

そんな中、マスジがお気に入りの小さいタングステンジグでグングンと魚を上げてくる。

形の良いイトヨリである。



僕も手持ちのジグで最も小さいワイプアウトショートにジグを取り替え、海底を丁寧に探ると3度ほど強いアタリがあった。しかし3回とも痛恨のフックアウトをしてしまった。

そんな中、マスジは変わらずイトヨリやオオモンハタを釣り上げている。



僕は気を落ち着かせて、船を海底の駆け上がりがある瀬に回しこみ、またワイプアウトを落とすと…

ガツン!

今度はちゃんと魚がフッキングした!なかなか重い!

上がってきたのは今日一番のオオモンハタであった。



やはりこの水深はオオモンハタの領域なのであった。

なんとオオモンハタの口から小さな小さなヒラメが出てきた。



ヒラメもあの界隈には生息するのか…

その後、チダイを釣り上げた。

これこそライトジギングである。

重いジグでのジギングに慣れているのでとても楽なのである。

海が荒れている時、根魚狙いに良いポイントを今回発見した。

10時半には海が悪変してきたので帰港した。



しかし短い時間であったが魚の反応を楽しめた釣行であった。今回はマスジが絶好調男となった。

家に帰り、握り寿司を拵えて炙って食べると家族に好評だった。

次は高校時代の仲間で九州に住むアキヒロとユウキとで月末に下関か北九州近郊から出港の予定だ。


釣りロマンを求めて〜