天竜浜名湖鉄道に「円田」駅があります。
「円田」の駅名は古くからの由緒ある地名からきているということですが、地域は今は小さな地区で、乗降客も少ない地方の駅と言った感じがします。
昨日、円田駅に近くを通り、地元の人たちが駅のホームに花を飾り、地元の駅を大事にしているとのことで尋ねてみました。
駅舎はなく、小さなホームが1本あるだけでしたが、そのホームと通路にはプランターが二十数個。花がいっぱいに飾られていました。
そこに上りの列車が1両で入線してきましたが、乗降客はありませんでした。20秒ほどの停車で二つ先の遠州森町方面へと発車していきました。
その後、ホームへ上がり出入り口方面を振り返ると、カーブする線路の傍らにキンセンカが光り輝いていました。
乗降客は少なくとも、地元の皆さんにとっては大事な駅。大切にも守られているのだと感じたホーム風景でした。
上の小画像は、円田駅の銘板とホームへの通路に花がいっぱいの風景です。