気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

奇祭珍祭の天神様とお稲りさん(その2)

2015-12-05 08:34:29 | ふるさと紹介
 ちょっと変わった地域のお祭りです。(その1)は11/18付にて、神社のお祈りと、そこで繰り広げられた主に大人の祝賀集会の様子をご紹介しました。
 
 今回は、その祭典に子供やご婦人方も楽しめる風習をご紹介します。その1でもご紹介したように、今でも続くこのような風習があるのかと、当初はびっくりした奇祭珍祭でしたが、地元に溶け込むと、ごく普通で来年が楽しみな祭典です。

 大人の祝賀集会が小1時間で終了すると、天神様とお稲りさんの両神社に奉納のされた赤飯、菓子類及び紅白のモチがその場で参加に配られます。

      
           (両神社に奉納された赤飯や菓子、投げもちなど)

 その方法が、皆さんがビニール袋等を持ちよリ、そこへ「ちょだい、チョーダイ」とかけ声えを掛けながら少しずつ赤飯を分けてもらうのです(1列に並んで分けてもらうのではありません)。袋には各家庭で作られた赤飯ですから、色や小豆の大きさなどまちまちの赤飯が何種類もそろいます。(おとなしくしているとなかなかもらえません)

   
           (少しずつご利益の赤飯が配られます)

   
 (そのあとは、上画像でご紹介の菓子類がたくさん配られます。これも皆さん、袋をもって「ちょだい、チョーダイ」と言いながら大人も子供も分けてもらいます)

 最後の楽しみは投げもちです。地域の人たちが主ですから、そんなに多くの方は集まりませんが、それでも50人以上の皆さんが集まっていました。たくさんのモチですから皆さん袋が重たくなる量の紅白のモチを持ち帰ったようでした。(↑の小画像と下2画像)

   
            (ご利益のある投げ餅を拾う参加の皆さん)
コメント
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