忘却への扉

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在日とは

2006-05-18 | 平和を
 【在日】日韓朝の狭間に生きる 在日取材班 愛媛新聞社発行をやっと読み終えた。重さと身近さを感じている。[少女は問う――「朝鮮人が嫌いですか」 ともに暮らす地域の歩み・いま・これからを見つめる] と帯に書かれていた。
 近くて遠いのか遠くて近いのか、自分自身がどこにいるのか分からない。そんな気持ちは本を読んでも迷ってしまう。
 祖国が二つになっている在日コリアン。二世、三世、四世が多くなり、祖国や母国語を知らない世代や日本国籍を取得する人たちが増えてくる。
 在日コリアンであることを隠して生きなければ、暮らしにくい日本でもあるようだ。在日の人たちに対する差別意識がある。
 国籍法の改正で、夫婦のどちらかが日本人なら生まれてくる子は日本国籍とは果たして在日の人々の強い要望からだとも思えない。
 朝鮮半島を占領した日本は、その地の人々から祖国を奪い日本人として生きよと強制した。それを戦争に破れると、在日の日本人国籍をも取り上げ権利も奪った。再び日本国籍をと押し付ける?祖国への深い想いはどうなるのだろうか。

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