忘却への扉

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懐かしいキズに

2010-01-22 | 追憶
 車庫と倉庫の間にある通路を歩るきながら、何気なくさわった手の指と甲にちょっとざらざらした感触。ゴミが付いたかと撫でるが変わらず見ると、皮膚の1部分が白く細かく逆立って赤いキズまでできている。
 いつなったのかわからないが、一昨日夜は雪で手を洗い昨夜は雨で今日は久しぶりに午前中は布団の中で休む。ああ、薬を飲めば眠れたのにとは帰宅してから気づいたことで何回も水で手は洗った。
 霜焼けの手を見て何十年ぶりだろうかと懐かしくうれしくなるのは、まだ初期で痛くも痒くもないからだけではない。私が孫たちのような子供だった頃、冬には毎年30~40㎝の雪は何回も積もり1週間から10日は解けずにあった。
ー5~6度の年も覚えている。今日テレビで北海道の人たちがー10度は普通と話していたが、近年わが家で水道が出なくなったり外のエンビパイプが裂けたことはない。
 昔は私も雪を待っていた。仲間や兄弟で雪との遊びに汗をかく楽しさと笑い。手袋や長靴もあってないも同じ、霜焼けやあかぎれには誰もがなった。祖父母や母の手は冬には太く傷だらけ、ガマの油かクジラの油をたまにすり込むだけだった。暖かくなれば自然に治る。

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