忘却への扉

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どたん場まで誤魔化し

2014-07-25 | 平和を
 《 情報開示に政府抵抗 》 【 秘密主義にいら立つ米 】 《 「オスプレイの時と同じ」 》 2014/7/18 地方紙記事より
 [米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設事業をめぐり、情報開示に抵抗する日本政府の隠蔽(いんぺい)体質を示す新たな文書が見つかった。2010年の米議会向けの米軍文書は、移設先の名護市辺野古の内陸部に施設建設計画があるにもかかわらず「(日本)国民に隠されている」と明記していた。
 日本政府の秘密主義は、米海兵隊の新型輸送機МV22オスプレイの沖縄配備をめぐっても過去に問題化した。地元説明を小出しに行い、既成事実を積み重ねながら、沖縄に土壇場で受け入れを迫る構図は相変わらずだ。
 日本政府側「オスプレイに適合する施設の受け入れに対する理解を(国内で)求めることには困難が伴うだろう」
 米政府側「(普天間と同様の)運用条件を満たすなら、どの案でも支持するが、この点をめぐり沖縄県民に誤解を与えてはならない」
 県内移設を具体化するため、1996年10月にワシントンで開かれた「日米合同委員会(SACO)の作業部会。米軍は沖縄へのオスプレイ配備を既に決め、地元の理解を得るため早期の情報開示を求めていたが、地元の理解が得られないと抵抗する日本側の様子が米側記録に残されている。
 そのため、同年末に公表された「SACО最終報告」からは、草案にあった「オスプレイ」の言葉が削除された。この後、10年以上にわたって日本政府は「オスプレイの具体的な配備計画は知らない」と国に民に説明し、真実をひた隠しにした。
 オスプレイは結局、米国防総省が2011年6月、12年後半に普天間飛行場に配備すると発表。日本政府は「国防総省の副報道官が一方的に発表した」(当時の北沢俊美防衛相)と米側の判断という体裁を繕い、最後まで国民に対する主体的な説明を避けた。
 「防衛省はオスプレイの時と同じことを繰り返している」と米政府筋。辺野古内陸部での施設建設を示す米側の未公表図案の存在が明らかになったが、防衛省は「承知していない」の一点張り。米政府筋によると、否定を続ける防衛省に対し、米政府内ではいら立ちが募っているという。 (共同=太田昌克)]

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