札幌には出張でちょくちょく行くのですが、すすきのから先への行ったことがない。今回は安いホテルを探していたこともあり、札幌駅から離れた中島公園駅にあるビジネスホテルを利用しました。
折角なので、23.6ヘクタールもある中島公園を散策すると、豊平館という名の素敵な洋館が建っているではないですか。明治時代に、天皇陛下が行幸されることになったために、宿泊施設として作られた建物です。外観が立派。とくにファサードが見ごたえあります。
室内の装飾も飾りすぎることなく、それでいて華美。
宿泊の間の天井には、凝った彫り物があります。各部屋にツバキ、ウメ、シャクヤクといった花の名前が付けられ、その花のレリーフが彫ってあり、お洒落なことこの上ない。
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部屋はベッドルームと応接の間で一つのセットになっている。シャワーもバスルームもなく、琺瑯の洗面器とお湯を入れる壷が木の専用棚に置いてあるのが、明治時代の宿泊施設らしい。
もう一つ、美しいと思ったものは、階段の手すりの装飾。かくも美しい木の装飾が一列に並ぶと、それだけで絵になる。
豊平館の他に、小堀遠州の作と言われる古びた茶室、八窓庵(はっそうあん)が置いてある日本庭園もあります。遠州は、江戸時代初期の大名で、古田織部に茶を学び、綺麗さびと言われる茶道を作り上げた他、築城や作庭にも能力を発揮した人物。八窓庵は、8つの窓を配した草庵風の構えで、遠州にしては最も狭い庵だとか。もともとは、滋賀県にあったものを、札幌在住の人が買い上げて、その人の邸内に移築されたが、札幌市に寄贈されたのを切っ掛けに中島公園に移されたもの。
<番外>
前日でしたが、味噌ラーメンを愉しみました。
折角なので、23.6ヘクタールもある中島公園を散策すると、豊平館という名の素敵な洋館が建っているではないですか。明治時代に、天皇陛下が行幸されることになったために、宿泊施設として作られた建物です。外観が立派。とくにファサードが見ごたえあります。
室内の装飾も飾りすぎることなく、それでいて華美。
宿泊の間の天井には、凝った彫り物があります。各部屋にツバキ、ウメ、シャクヤクといった花の名前が付けられ、その花のレリーフが彫ってあり、お洒落なことこの上ない。
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部屋はベッドルームと応接の間で一つのセットになっている。シャワーもバスルームもなく、琺瑯の洗面器とお湯を入れる壷が木の専用棚に置いてあるのが、明治時代の宿泊施設らしい。
もう一つ、美しいと思ったものは、階段の手すりの装飾。かくも美しい木の装飾が一列に並ぶと、それだけで絵になる。
豊平館の他に、小堀遠州の作と言われる古びた茶室、八窓庵(はっそうあん)が置いてある日本庭園もあります。遠州は、江戸時代初期の大名で、古田織部に茶を学び、綺麗さびと言われる茶道を作り上げた他、築城や作庭にも能力を発揮した人物。八窓庵は、8つの窓を配した草庵風の構えで、遠州にしては最も狭い庵だとか。もともとは、滋賀県にあったものを、札幌在住の人が買い上げて、その人の邸内に移築されたが、札幌市に寄贈されたのを切っ掛けに中島公園に移されたもの。
<番外>
前日でしたが、味噌ラーメンを愉しみました。
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