お愉しみはココからだ!!

映画・音楽・アート・おいしい料理・そして...  
好きなことを好きなだけ楽しみたい欲張り人間の雑記帖

淑女のためのセンスのいい話し方 上月マリア著

2019年03月18日 | 読書雑感
● 好感を持たれるあいづちの打ち方
相手が話しやすい環境をつくる
相手の言葉を真剣に聞いていることを態度で示す
共感していることを伝えるために相手の感情に相応しい表情で返答する
相手が話を進め安いように次の言葉を促す言葉をかける
終始穏やかに

● いい声
いい声と感じるには、「やさしさ」、「明るさ」、「広さ」、「深さ」を持つ。最高に美しい声と言葉は、口の中を大きく開けた状態のときに生まれる。口とのどの広がりを維持しながら声が頭の上から抜けていくイメージでのびのびと出す。

● 褒め方
相手の人を直接ほめるのではなく、身に着けているものを通して伝えるのも知的な社交の会話術。

● 自分をしっかりとつたえるには
「はっきりと」、「ゆったりと」、「ていねいに」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『人生を変えるクローゼットの作り方』(A LIFE IN STYLE, WITH A TWIST) ベティ・ホールブレイシュ著

2019年03月16日 | 読書雑感
横浜市の図書館で借りて読みました。予約待ちが何十人もいて、2ヶ月ほどかかってようやく到着した人気本です。

題名からは、人生が愉しめるようになるために、どのように服を揃えたら良いかのヒントがうんと詰まった本かな、と想像していたのですが、何と、NYの超高級老舗デパートであるバーグドルフ・グッドマンに勤める有名パーソナルショッパーの物語でした。本人が生きているうちに出版されているので、回顧録とは言えないと思うのだが、一緒の回顧録といってもよいものだと思います。

シカゴの裕福な家庭の生まれた一人の女性(ベッティ・ホールブライシュ)が、どのように育ち、そして当初は幸せな結婚生活が破綻し、精神を病み、そこから見事に回復してNYのデパートで有名セレブの顧客を持つパーソナルショッパーとして成功していく、というお話です。決して、「貴方のクロゼットにあるワードローブをこうすればいいですよ!!」といったことが書いてある指南書ではないのです。

読後の感想として、成功したアメリカ人ならでは自分を上手くPRすることに長けているなぁ、と感じます。決して悪い意味ではないのですが、他の面、例えば不仲になった旦那の側から見たら、どうなのだろうか?ということも読みながら感じることが多かったのは事実です。

精神を病んでから見事に立ち直り、パーソナルショッパーとして成功するまでの間の記述が少なく、色々とあったと思う努力や苦労がサラッと書かれているだけで、突然と成功物語に変わっていくのがこの本の中ごろで、ここが物語の転機です。彼女が言っている成功のヒントは、顧客に合う衣服や小物を自分の感性を十二分に使って選ぶこと。決して値段が高いものを売りつけるのではなく、特定のブランドに偏ることなく、単に新しいからという理由ではなく、真に顧客一人ひとりが際立つようなモノを自分を信じて選んでいくこと。この感性がどんなものなのか、どうして得られたのかを知りたいと思うのだが、企業秘密なのだろう、決して教えてくれることはない。(尤も、このような感性は本にチョコッと書いたぐらいで伝わるものではないとは思うのだが...)

デパートで働く売り子たちはプロの売り手だが、コミッション制ゆえに値段の張るものを薦めがちだし、複数のブランドを組み合わせるなんでこともなかったことが、パーソナルショッパーとしての成功の下地としてあったようだ。ジーンズとタイトなトップに合うようなシンプルなレザーコートをIT企業のエグゼクティブに薦めたり、ヒップの大きな顧客のために数少ないサイズの品々と取り置きしたり、顧客との何気ない会話を通して得られた顧客一人ひとりのスタイルを完全に理解した上で、彼女たちにピッタリの服を選んでいく。大統領夫人、映画女優、TVタレント、超富裕階級の女性たちに止まらず、映画で使われる服や小物選びまで協力する。一種のスタイリストとも言うべき存在がベッティ・ホールブライシュ。

彼女の働く姿は映画『ニューイーク・バーグドルフ 魔法のデパート』で紹介されているのだそうだが、今度観てみよう。どのような感性なのかは一見にしかずだ。

原題にある 「IN STYLE」 には、「流行の」という意味の他に、「はなやかに、堂々と」という意味があると辞書にありました。著者の選ぶ服は、最新の流行のものではなく、流行に左右されずに顧客一人ひとりの生き様や個性といった一人の人間としての独自のスタイルを引き立てるに相応しい華やかさと堂々として佇まいがあるモノが選ばれていたのだろうと思うと、是非彼女がどんなものを実際に選んでいたのかをこの眼で見てみたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョコレート

2019年03月16日 | スウィーツを愉しむ
今回の札幌出張で見つけた新手のスイーツ店はチョコレート専門店のSATURDAYS
"BEAN to BAR"を標語にしているように、世界中のいろんな国から取り寄せたカカオ豆を自分たちで焙煎して純粋なチョコに仕上げている。

国の名前ごとに種類があり、いくつかを試してみました。

GHANA70 苦みをまずは感じるもののあまり強くはなく、しだいに甘さに味が移り変わっていく
TORINIDDADTOBAGO70 えぐい感じの苦みが最初に来る
UGANDA70 苦みが草っぽい苦みで、口の中に残る、甘さはあまり感じない
INDONESIA70 苦さを感じることなく甘さが残るが、しばらく経ってから苦さが口中に残ってくる
SRI LANKA64 紅茶っぽい味が感じられるのが不思議



不思議なことに、このチョコレートを食した後に、市販の安いチョコを食べると、味に雑身と言うか、嫌らしさというか、今までは感じなかった不味さを感じたのです。加えている油脂や色々な成分のせいなのでしょうね。それほど、純粋なチョコレートには、味の深さや本当の美味しさが潜んでいることがよ~く分かりました。それと、私には「絶対味覚」なるものは備わっておらず、食べ比べをしないと真の味の違いが分からない、ということもよ~く分かりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌出張の愉しみ フルーツケーキファクトリ

2019年03月16日 | スウィーツを愉しむ
私の札幌出張に欠かせないものと言えば、フルーツケーキファクトリ。
今回もしっかりと味わってきました。



今回のお愉しみは あまおうのタルト と 苺とマスカルポーネのレモンタルト の2種類でした。




今の時期ですので、色とりどりの各種フルーツは少なく、色々な種類のイチゴを使ったタルトやケーキが多く、その中でも店員さんのお奨めだったあまおうのタルトをチョイス。あまおうが名に負けずに甘いことったら... スーパーで買うイチゴの中には、酸っぱさが残るものも時々ありますが、このタルトにはそんな味は全くなく、あまおうの味がダイレクトに舌を攻撃してきます。

苺とマスカルポーネのレモンタルトは、本当は他のフルーツにしたかったのですが、良さそうなものがなかったので、苺かぶりになりますがチョイスしたもの。決め手はマスカルポーネとの相性を見てみたかったから。微かな酸味がある中、苺の味とマッチしており、これはこれであり!と思わせるスイーツでしたよ。

いつものことながら、スイーツに目がない私の舌を満足させてくれる2品でしたが、唯一残念なことは「セット」が無くなっていたこと。以前は、チョイスしたスイーツ2品とお好みのドリンクが格安料金で愉しめる「セット」があったのですが、今回はなくなっていました。店員の方曰く、「原材料費が高騰し、コスト吸収のために已む無くセットを廃止した」とか。残念です!!! 復活を望みます。3泊4日の出張にも拘わらず、たった一回の来店で終わってしまったのは、セットがなくなったショックだったのかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする