富士通が開発したこのシステムでは、個人を特定できるICタグからの情報に反応して、その人個人に向けた情報を、公共機関に設置してあるディスプレイ上に表示できるようになるのだそうです。
まさか名前や住所は表示されないだろうが、年齢などの情報から、「貴方に必要な情報はこれです」と一方的に機械が表示するわけで、これを親切と見るか大きなお世話と見るかは人によって異なると思いますが、私にはお節介以外の何物でもないですね。個人情報漏洩と悪用を心配する私には、うっかりと公共機関のディスプレイには近づくこともできなくなります。
何を探しているのかはその人その人で違うし、また同一人物であってもその時々で異なってくるのですから、知りたいことを丁寧・的確に教えてくれたり検索できることがお客の身からすると真の親切のはずです。それを聞く前から「お前に必要な情報は、これとこれ!」と押し付けられるのは、どうもね。
考案した人には申し訳ないが、『顧客ニーズ』を履き違えているんではないですか。企業が人間が顧客ニースを類推すると、得てして独り善がりやお節介になりかねない。本当に必要かという視点ではなく、どうすればビジネスのネタになるかという邪心が邪魔するんでしょうね、きっと。
これが導入された暁には、原宿あたりを歩いていると、「ここはあなたのような『おやじ』が来るような場所ではありませんよ。とっとと帰りましょう」などとディスプレイが教え諭してくれるようになってしまうのでしょうか。ああ、いやだいやだ。
まさか名前や住所は表示されないだろうが、年齢などの情報から、「貴方に必要な情報はこれです」と一方的に機械が表示するわけで、これを親切と見るか大きなお世話と見るかは人によって異なると思いますが、私にはお節介以外の何物でもないですね。個人情報漏洩と悪用を心配する私には、うっかりと公共機関のディスプレイには近づくこともできなくなります。
何を探しているのかはその人その人で違うし、また同一人物であってもその時々で異なってくるのですから、知りたいことを丁寧・的確に教えてくれたり検索できることがお客の身からすると真の親切のはずです。それを聞く前から「お前に必要な情報は、これとこれ!」と押し付けられるのは、どうもね。
考案した人には申し訳ないが、『顧客ニーズ』を履き違えているんではないですか。企業が人間が顧客ニースを類推すると、得てして独り善がりやお節介になりかねない。本当に必要かという視点ではなく、どうすればビジネスのネタになるかという邪心が邪魔するんでしょうね、きっと。
これが導入された暁には、原宿あたりを歩いていると、「ここはあなたのような『おやじ』が来るような場所ではありませんよ。とっとと帰りましょう」などとディスプレイが教え諭してくれるようになってしまうのでしょうか。ああ、いやだいやだ。