べんりや日記

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伝統構法の特徴

2010-11-24 14:37:14 | 伝統構法について
 いわゆる「和風」の工法であり、大陸から伝来した建築技術を基にして、1000年もの歳月を経て、徐々に変化成長してきたもので、現在のような形に固定してきたのは、江戸時代300年の鎖国時代です。
 木のもつ特質を積極的に利用し、生地の美しさを魅せるために部材の接合部は極めて簡素な外観ですが、内部は複雑な加工が要求されます。柱が室内に露出し、建具のはまる鴨居、敷居、天井材を支える廻り縁がからみあって構成され、民家の天井に至っては屋根裏の骨組みが全て現われてくるので、構造材の大部分は化粧材となります。

伝統構法の特徴

適材適所

木の狂いを計算する
 大入れホゾ差し、小胴付の原理
 渡りアゴ

束石と込み栓

通し貫と土塗り壁

小屋組で地震に耐える

自然のサイクルに沿った建物造り

かやぶき屋根

又首(さす)構造・合掌づくり

せいがい造り

雁木

斗供(ときょう)

伝統構法を応用する


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