「抗癌剤 知らずに亡くなる年間30万人」 平岩正樹・著、祥伝社新書001、2005年3月5日
p.67 政府の総合規制改革会議議長を務めるオリックスの宮内義彦氏は、「製薬会社も株式会社でうまくいっているのだから、医療にも株式会社を導入させるべきだ」と宣う。儲からない分野に手を出さないのは、企業としては正しい選択であろう。だが、医療は、儲かるか儲からないかとは別の論理で動くべきだ。
p.144 「どんなに辛い治療でも、頑張ります」と患者は声を絞る。私は返事に窮した。抗癌剤治療に必要なのは、頑張りではない。リスクの理解である。
p.195 「副作用に苦しむ抗癌剤治療は、失敗した治療」
p.67 政府の総合規制改革会議議長を務めるオリックスの宮内義彦氏は、「製薬会社も株式会社でうまくいっているのだから、医療にも株式会社を導入させるべきだ」と宣う。儲からない分野に手を出さないのは、企業としては正しい選択であろう。だが、医療は、儲かるか儲からないかとは別の論理で動くべきだ。
p.144 「どんなに辛い治療でも、頑張ります」と患者は声を絞る。私は返事に窮した。抗癌剤治療に必要なのは、頑張りではない。リスクの理解である。
p.195 「副作用に苦しむ抗癌剤治療は、失敗した治療」