何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

まず、人を喜ばせてみよう

2010-10-07 21:16:51 | Book Reviews
「まず、人を喜ばせてみよう ツイてることは、そこから始まる! 清水克衛・著、ゴマブックス、2005年3月10日

p.4 「ビジネスっていうのはね、人から奪うことしか考えていない。でもね、あきんどは、まず人を喜ばすことだけを考えているんだよね」

p.9 人を喜ばせて、自分もうれしい・・・・・。そんな感覚を磨いて生きたら、人生、幸せになれない訳がありません。

p.33 おもしろくないところにもおもしろさをくっつけて、「ツイてる、ツイてる」って自分を励まして、誰かを元気にしていくうちに、形から入ったはずの明るさが、本物の生きる力に変わっていくんだ。
 自分の人生に責任を持っていきようって本気で思った人だけが、自分にワクワクできるんだよ・・・・・。

p.39 人を喜ばせる数がたまってたまって、あるとき、それがふわっと外側にあふれ出す、そのあふれでた輝きが、人をひきつけるオーラになる

p.40-1 「人を喜ばせる」、これを「下心」と勘違いする人がいるんですが、「良心」にのっとって人を喜ばす。そんな人は、自分にウソがないから、自信を持って正々堂々と生きています。
 思わずにじみ出てしまう正直さと良心・・・・・、それがたくさんの人をひきつけるんです。

p.45 本屋をはじめたときから、ただ目の前の人を明るく元気にすることだけをやってきた。それも、暗い人がいたら「飲みに行こうよ」って誘ったりだとか、「こういう本読んだら元気になりますよ」とか、すごく小さなことばかりなんですよ。

p.68 そうやってね、一見、常識で考えたら「おもしろくない」って言われることにも、自分から「おもしろさを発見できる感性」を磨くんですよ。
 「おもしろくないところにも、どうやっておもしろさをくっつけるか」これを磨いてしまうと、退屈することがいっさいなくなります。

p.83 「あきんど感覚」というのは、レールも何もないところに、自分でレールからしいていく――、そんな自分にワクワクするって感覚なんです。

p.95 男はね、「おれはたとえゼロになったって、一から生きていけるんだ」ってまず、腹の底から自覚することなんだよね。

p.139 「目標を持たなくてもいい。そのかわり、自分の人間力を限りなく高めていく。そうすると人生は思ったとおりになる」

p.151-2 自分に自信があるそういう芯のある人には、ステキな友達がいっぱいいます。悩みを言い合ったり、なぐさめ合ったりっていう友達じゃなくて、それぞれが自立した、大人の友達です。そして、運っているのは、とどのつまり、そういう友達が運んできれるものなんですよ。

p.164 本気でやりたいことが決まっているなら、誰に言われなくたって、またどんなにその道が厳しくたって、黙ってその道を選んでいるはずなんですから。

p.166 たとえば「あきんど感覚」のあった坂本龍馬は、自分が成功したいとか、幸せになりたいって思っていた訳じゃありません。ただ、天下泰平のためには、どういう方法が喜ばれるのかって、一歩ひいてじいっと考えていた。人からは「バカだ」とか「いつになったら火がつくんだ」とか言われながらも、世間に合わせて一緒に踊ったりしなかったんですね。

p.167 「ああ苦しい。もうダメだ・・・・・」と思った時、絶体絶命のピンチに陥った時、「なんとかもう一歩だけ顔晴ってみよう」って思ってみてください。そうすると、急にものすごい力が出てきます。

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