何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

抗癌剤

2010-10-22 23:30:14 | Book Reviews
「抗癌剤 知らずに亡くなる年間30万人 平岩正樹・著、祥伝社新書001、2005年3月5日

p.67 政府の総合規制改革会議議長を務めるオリックスの宮内義彦氏は、「製薬会社も株式会社でうまくいっているのだから、医療にも株式会社を導入させるべきだ」と宣う。儲からない分野に手を出さないのは、企業としては正しい選択であろう。だが、医療は、儲かるか儲からないかとは別の論理で動くべきだ。

p.144 「どんなに辛い治療でも、頑張ります」と患者は声を絞る。私は返事に窮した。抗癌剤治療に必要なのは、頑張りではない。リスクの理解である。

p.195 「副作用に苦しむ抗癌剤治療は、失敗した治療」


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